村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

春めいて

2016-03-08 22:53:43 | 紫廼茶話会
なんとなく春めいて目高のあそびも 山頭火

山頭火は種田山頭火
たねだ さんとうか
1882 - 1940
戦前日本の俳人
自由律俳句のもっとも著名な俳人の一人

自由律俳句とは、
五七五の定型に縛られず
また季題にとらわれず
感情の自由な内在律・自然律を表現することに重きが置かれる
文語や「や」「かな」「けり」などの切れ字を用いず口語で作られることが多いのも特徴である
とウィキペディアにあったが
内在律・自然律って何だろう
よく分からない


今日は
紫兎先生の茶の稽古
お菓子は鶴屋吉信の上用饅頭
お雛様を象っているのだろう
可愛い可愛いと言いつつ
三口で食べた


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春雷や

2016-03-08 00:19:12 | 茶の事
春雷やぽたりぽたりと落椿 たかし

たかしは松本たかし
1906- 1956、
東京都出身の俳人。
本名は松本孝。
能楽師の家に生まれ能を志したが、
病のために断念、
高浜虚子に師事し
俳句に専心した。
俳誌「笛」を創刊・主宰。芸術性の高い高雅な句を作り、
「ホトトギス」では川端茅舎、
中村草田男らと並び称された。

夜中から朝方
ものすごい雨の音で何度か目が覚めた

今日は月に一度の茶の稽古
雨コートに雨の草履
荷物も極力少なくして
午後からの稽古だが早め早めに出かける

電車の中で
友人の凜様が無事に退院したとのメールがあり
そのあとに電話すると元気な声
まずは良かったと
ほっとした

私は以前
入院や手術やらでお茶のお稽古を休んでいた
その間社中の人たちや友人達はドンドン先へ進んで
私だけ遅れてしまうのではないかと
ついつい焦って
体力以上に動いたり
頑張らなきゃと無理をした

その結果
また病気になり
また入院
ということを経験した
それを
「病は癒イゆるに怠オコタる」
と言うようだ
意味は
病気が治りかかるとつい油断して、
養生を怠ったり、むちゃをしたりして
再発を招くことが多いということ。
病気は治り際が肝心だということ。

そうだ
治り際が肝心
しっかり養生すること
焦らない事



写真の花は
ダンコウバイに藪椿
ただの藪椿だが
美しい





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