村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

清明上河図巻

2012-01-22 23:23:51 | 美術館・博物館
神品 清明上河図巻セイメイジョウカズカンを観た
東京国立博物館で開催中である
日中国交正常化40周年 東京国立博物館140周年 
特別展「北京故宮博物院200選」に
あさって1月24日までの出品

1月10日に飛びちゃんと東博へ行ったが休館
18日に飛びちゃんはフレックスで東博へ行く
帰りに茶の稽古に来る予定が3時間まちとのこと夜の9時までかかったので当然お稽古はパス
現物の神の品の迫力はすごいと今日も一緒に行くはずだったが
結局ひとりで行った
東博に着いたのは3時20分
平成館へ入るとラウンジの入口に人が並んでいる
どうもここが清明上河図巻を観る最後列のようだ
これは空いている方では
「他の展示品をご覧になりお並び下さい」と
係の人が言っていたが構わず後についた
先々週か日曜美術館で清明上河図巻を特集していた
これから混むだろう やはりどうしても一度見たい
中国でもめったに展示されず、されても5時間位は待たねばならないらしい
そういえばあちこちで中国語が聞こえる
他は後日くればよい



声の枯れた係の人の言うがまま
あっちに行ったりこっちに来たり
だんだん近づく
詰めて詰めてと少しずつ前へ進む
待つ事2時間ちょっと
いざいざ本物のケースの前に辿りついた
27センチの5メータ
わりと小さいし暗い 
ジッと見ないと何だかわからないと身を乗り出すと注意をされた
どんどん前につづいて下さいと また声を掛けられた
そのとき気が付いた
前の人たちの図巻をみるその早さは
んん何?なんでそんなに早いのだろう
間を開けずに進んで下さいと係の人の掛け声に
仕方なく駆け足みたいに進むが
あっと言う間で 見たような見ないような
飛びちゃんの「凄く良かったですよ、やはり本物の迫力は凄いですね」
暗い照明、その上老眼でもあり良く見えない
とほほ・・・はこういう時に言う事だろう
でも確かに観た事は観たのだ
北宋の風に少し吹かれた気がしたから


上野から帰りの電車
幸い座れたが途中から隣に変な人が座った
大柄の男性でぶつぶつ独り言ばかり
小さな声で自分で相手のセリフまで言って頷く
かつ自分で小さな声でかりかりと怒っている
障らぬ神に祟りなしだ 知らん顔 知らぬふり
でも気をつけて何かあったらすぐ席を立とうと
あと駅は四つくらいだ 
と気が付くと うつらうつらしていた
その人が降りるらしい
そのトタン気がついた
それまで私めはどうもその人に寄り掛かって寝ていた様子
その人が席を立つとき体勢が元に戻った
恥ずかし
不安より睡魔の方が勝つ 
安ずるより産むがやすし
意味が違うか 
とほほ・・・


今日は
和菓子教室の日
こなしで鶯をつくった
銘は初音
春も近い



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コメント
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