村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

影法師も氷るか

2012-01-14 23:33:28 | 懐石・料理
土曜日
今日の生徒は二名
寒い一日だ
羽釜で炊くご飯は暮れに新潟から
泉様が送ってくださったコシヒカリ
炊きたてのご飯の香り
幸せになる 日本の香りだ

今日は一月の懐石の献立の他に
賄い用ではあるが
烏賊のゲソで明太子和えを作った
足は一本ずつはずして2㎝位に切る
塩を少々振り酒をかけて
一度捨てて、軽く拭き辛子明太子をほぐして和える
それに淡口醤油と味醂を少し入れ味を見ると
だいたい良いはずだ

今日は寒い
冬の日や馬上に氷る影法師 芭蕉
さすが芭蕉 影も凍るか・・・

冬の寒さの中に入ると
何かを待つ心が自然と芽生える
それは厳しい自然に立ち向かう生活があってのこと
きっと来る春を待つ心が湧いてくる
誰でも厳しい冬は辛い
でも辛くなければ春を待たないかも
だから冬である事の意味は大きい
待とう 春を待とう

いまは東大寺の大仏を
携帯の待ち受けにしてる




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