村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

仙遊之式は香が楽しい

2011-08-21 23:25:28 | 茶の事
志野袋はだいたい片見変わりだが
袋物の時に
志野袋の生地は「金襴と緞子を使う」と習った
むかし茶道具店で買った自分の好みの志野袋を見ると、
写真のように金襴と漢東を使ってあるが・・・

今日の勉強会は仙遊之式
回り花、本炭所望のあとに
正客と次客が香を焚く
正客は重香合の中の香包みから香を焚き、
次客は右の袖から志野袋を取り出し
その中の香包みから香を焚く
楽しい手続きだ

聞香炉を作るのに自分用の
灰押さえと火箸、小さい羽それに銀葉鋏を持参した



点前の前に時間を見計らい、香炉に香炭団を入れる、
灰押さえで押し、羽で回りを清め、もう一度灰を押す
聞き筋を入れて、火穴を開ける

香盆には重香合、銀葉挟み、香箸、
それに炭団の入った香炉をのせて準備は完了だ

自家製の香道具セットに銀葉挟みを含めたが、
お茶では支度の段階には出番が無い
ちょっと傍らに置いて、そのまま仕舞うのを忘れてしまったようで
家に帰って道具を見たら銀葉挟みだけが無い

人から見て大した物で無くとも
自分用の茶の楊枝入れや扇子、古袱紗など
日頃使っているものを失くすと悲しいし、
とてもガッカリするものだ
次回行けばあるかも知れないが、
必要無い銀葉挟みは持って行かずとも、
又はちゃんとお香の先生方のように
ケースを作っておけばまだ忘れなかったかもしれない 

反省した




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