村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

宗栄先生の黒楽茶碗

2011-08-17 23:19:17 | 茶の事
昨日も今日も用事が無い

月曜日の知人宅で
葛饅頭でお薄をのもうと
お抹茶のお茶碗を出して頂いたら
今は亡きわが茶の師匠、
宗栄先生作の黒楽茶碗。
その方は宗栄先生のお友達ゆえ
以前にもらったそうだ


どれを見ても同じような黒楽でも
手にとれば先生のだと
すぐわかる
先生は長い事、楽焼を習っていたので
いつも先生作の茶碗を使っていた
稽古していた昔が 懐かしい

楽焼茶碗は天正12年頃、
利休の美意識にそう今焼きの茶碗として、
長次郎に作らせた茶碗である
赤楽茶碗の銘「無一物」と黒楽茶碗、「大黒」が有名だ
白楽茶碗として本阿弥光悦作の銘「不二山」は国宝
また脇窯として四代一入の庶子一元の玉水焼、
一入の門人で大阪出身の大樋長左衛門の大樋焼がある

楽茶碗は箱が重要で
共箱もしくは近い代の楽家の箱でないと・・・と習った






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