今日の予定がキャンセルになった
突然に空くと 何してよいやら 悩む
明日は村雨会の水曜稽古
4回めの水曜日 七事式をしよう
踏み台に乗り棚の上をあれこれ漁った
明日の掛物
曲終人不見 にする
対句がある
曲終人不見 江上数峰青
曲終えて人見えず、江上数峰青し
唐代の詩人・銭起の詩
歌曲終り人は散じて、唯山々の青きを見る
と『禅語字彙』にあるらしいが
笛の音がやんだ
ドラマが終わったのだ
が しかし もう
誰ひとり見る人とてない
今 聞こえるのは自然の音
風の音 川の流れる音
ふと川の上に視線を向けると
層々たる山の峰が青々と迫ってくる
と今日は解釈しておこう
「曲終人不見」の一行をご覧になったら
その対句の「江上数峰青」を脳の引出しから出されよ
この一行から それぞれの音を聞き
川から吹いてくる風に吹かれ
遥かな山の緑を見ることができる
はずだ
さて
そとは雨が音を立てて降りおる
明日はわが木戸の前のモミジは
又また枝を伸ばして
木戸出るわが頭をぴしゃりとするでのあろう
お弟子の諸君もお気をつけよ
毎年いつも今頃
モミジはぴしゃりの挨拶をするのだから
突然に空くと 何してよいやら 悩む
明日は村雨会の水曜稽古
4回めの水曜日 七事式をしよう
踏み台に乗り棚の上をあれこれ漁った
明日の掛物
曲終人不見 にする
対句がある
曲終人不見 江上数峰青
曲終えて人見えず、江上数峰青し
唐代の詩人・銭起の詩
歌曲終り人は散じて、唯山々の青きを見る
と『禅語字彙』にあるらしいが
笛の音がやんだ
ドラマが終わったのだ
が しかし もう
誰ひとり見る人とてない
今 聞こえるのは自然の音
風の音 川の流れる音
ふと川の上に視線を向けると
層々たる山の峰が青々と迫ってくる
と今日は解釈しておこう
「曲終人不見」の一行をご覧になったら
その対句の「江上数峰青」を脳の引出しから出されよ
この一行から それぞれの音を聞き
川から吹いてくる風に吹かれ
遥かな山の緑を見ることができる
はずだ
さて
そとは雨が音を立てて降りおる
明日はわが木戸の前のモミジは
又また枝を伸ばして
木戸出るわが頭をぴしゃりとするでのあろう
お弟子の諸君もお気をつけよ
毎年いつも今頃
モミジはぴしゃりの挨拶をするのだから