村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

茶事の支度 

2009-04-02 23:45:25 | 茶事 茶会 
今日は木曜日だが茶事が近いので木曜稽古は休む  
休みだが
4月5日花見の茶事の亭主をするやっとも姫のみ稽古する 
そして点前の稽古とともに茶事の道具の足りないものを出しては二人で相談するのだ
本席の掛物は決まっていた
一度試しにかけて見た
これで良し
待合の掛物は予定では桜の画のつもり
今日いざ掛けてみたら なんとまた画賛だった
これは掛けるわけはいかず
さて なにするか あれこれ考えたが・・
本席は変えず
昨日の稽古に掛けたが
茶事に参加の人はいなかったし
かがり火にすることにした

作者は六代目歌市川鰕十郎
東京生 歌舞伎俳優。
市川団蔵の門で大正・昭和と通じての敵役であったそうな
昭和4年(1929)歿、61才

確か
やっとも姫の勤め先の
上野韻松亭にも
この絵とおなじようなかがり火の用意がされていたはず
上野は花見の真っただ中 
夜桜見物で夜が更けるまで宴会衆の賑やかしいことであろう
わが村雨庵ではささやかに花見の宴の用意とてせまい茶室は道具でいっぱいだ
あと明日と明後日とで懐石に使う道具などを揃えて・・と
今日はそこまでにせう

コメント (1)
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