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村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

茶事の次の日 四回目だ楽々会

2015-06-01 00:01:52 | 村雨庵 茶事茶会
茶事の次の日
今日はそのまま楽々茶会

亭主役の森金さんと
水屋のサカチカさん
私目の三名
花をあらためて切り
竹花入を花釘に掛ける
今日は双飾り
軸と花入を一緒に飾る

待合の掛物 久隅守景クスミモリカゲ
江戸時代前期の狩野派の絵師。
狩野探幽の弟子で、最も優秀な後継者といわれた

本席は大心義統ダイシンギトウ 写真がそうだ



1657 – 1730
286年前
6月7日に亡くなった
大徳寺二百七十三世。
号に小心子・巨妙子・蓮華童子等。
表千家六代覚々斎参禅の師
大徳寺高桐院を務め、
大徳寺住持となる。
泉南禅楽寺・江戸東海寺勝幢庵等にも住した。
薬事・墨画を能くした。
享保15年(1730)寂、74才。

茶会が終わると今日の水屋三名
お茶とお菓子でリラックス
しばしゆったりし
さあ やるかと
釜をあげ火をとり
使った道具を清め
仕舞えるものは箱に入れる
干すものは並べて
敷物を片付ける
二月堂やら座卓
屏風など元にもどすと
あっという間にいつもの様子に戻る
五月晦日の二日間は
茶の夢の時間だったね

明日は京都
寝坊はできない


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村雨庵アイテラ氏・青楓の正午茶事

2015-05-30 23:52:02 | 村雨庵 茶事茶会





今日はアイテラ氏の茶事だ
風炉に入ってからずっと盆点の点前をして
今日の為に備えた
点前ももちろん
ほかの茶事のしたくは常のごとく
結構な量をこなさなければ
当日支障ができる
道具の出し入れ
懐石料理
露地と茶室の掃除
一番苦労するのがいつも
花のことだ
水曜日の植木屋の青木さんに予め頼んであったが
皆無 花がないとのこと
仕方ない
家には盛りの過ぎたシモツケのみ
木曜日にF先生の研究会であったが帰り際に
玄関先に花が咲いている
茶事をするので花を下さいとお願いし
アジサイとホタルブクロを頂戴した
お陰様で
今日の花は
そのホタルブクロと
庭の隅に咲いていた美央柳
薄紫と黄色
花は綺麗だが
入れ方はどうももう一つ

お客様は
紫兎先生次客は縞様
三客様はネコ様
四客ゆりももさんと
詰めは想望庵様

干菓子盆はサハリ
干し琥珀の青楓
味噌せんべい



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凛氏と挑戦・数寄者の茶事

2015-04-19 22:21:48 | 村雨庵 茶事茶会
さすが四月
視界は若緑に燃え
日差しは心地よく
明るく光る
時折 小雨が降る


凛氏は昨年
細川護煕氏の茶碗を手に入れた
濃茶でも薄茶でも良さそうだ
それと
玉置保夫の織部竹の蓋置も持っている
その二つを使い 
今月は凛氏の茶事
数寄者の茶事として
本日開催した

待合床 益田鈍翁
汲出 加藤十右衛門
本席床 松永耳庵
花入 江守奈比古
花 海老根 花筏
釜 透木釜 川辺憲三
炭斗 旭松斎
香合 半開扇 吉向造
棚 台目棚
水指 高取 八山造
茶入 黒中棗 仙叟直書 一井斎箱
茶碗 無地刷毛目
茶杓 小森松庵作 「空々寂々」
蓋置 織部竹 玉置保夫造
建水 浄益
菓子 行く春 菓子部製
菓子器 ギヤマン 重森三れい




薄茶器 信楽瓢 三井泰山造
茶杓 福田行雄作 歌名「誰も」
茶碗 瀬戸唐津 細川護煕造
   粉引 魯山人
   黒 村瀬治兵衛
   南京赤絵
菓子 キッパン、三の字煎餅、すり琥珀胡蝶
菓子器 琉球
煙草盆 螺鈿 
火入  古曽部




数寄者の茶などと
いつもながら
大きく出たが
何のことは無い
この程度が精いっぱい
まあ 
男性の亭主で
一度やって見たかった
鶴仙人こと凛氏は
とても落ち着いて
大変結構な亭主振り
その関西人の物言いの柔らかさ
とても
良かった

今日の精一杯
凜氏と挑戦した
数寄者の茶事
支度が大変だったが
それでも楽しかった

お茶事は
良いものだ






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村雨庵茶会・会記 於五島美術館

2015-03-29 23:04:12 | 村雨庵 茶事茶会

今日は茶会
朝はすっきりと青空
天気予報とおりに
午後にはひと雨あった

茶会は楽しい
特に茶室で友達に会うと
なおのこと嬉しい
その茶の妙味
感心

お越し頂いたお客様
お手伝い頂いたお水やさん達
感謝




濃茶席 松寿庵
 
冨士見亭寄付
床 富士山 浮田一画

本席
床 布袋画賛 藤堂家伝来
賛 大徳寺百九十世 天室宗竺 
画 狩野尚信
花 時のもの
花入 円能斎鉄中作 竹一重切 銘 青龍
香合 蝶 阿蘭陀 時代 町田秋波箱
袱紗  金モール
釜 野馬釜 時代
炉縁 神代杉七宝金蒔絵 川本光春造
水指 備前南蛮写 銘 清瑞 
大徳寺四百十八世 宙宝宗宇箱
  茶入 瀬戸肩衝 銘 知足 鵬雲斎大宗匠箱
仕覆 和久田金襴
茶杓 村田一斎作 共筒 小堀宗中箱
茶碗 飴楽茶碗 福田箔染子造
替 信楽 銘 仙窟 淡々斎箱 満岡忠成極
無地唐津 不東庵造
刷毛目 小堀宗慶箱
薄器 青貝七宝金輪寺 時代
蓋置 青竹
建水 砂張
水次 薬鑵 モール
茶 万の昔          奥西緑芳園詰
菓子 花のかげ 吉祥寺亀屋万年堂製
菓子器 縁高 真塗




薄茶席 古経楼
    
寄付床 桜の図 狩野勝川院筆
脇 画帖 跡見玉枝筆

本席床 中院通茂筆三十六人家集色紙 堀江知彦箱
桜ちる木の下風は寒からで
空にしられぬ雪ぞふりける 紀貫之
脇 茶家酔古集
花入 古銅饕餮文耳付花入 時代 小堀宗本箱
敷板 琉球漆器
香合 染付丸紋 大明成化年製
風炉先 名物裂扇面張混ぜ
釜 浜松地紋真形釜 加藤忠三朗造
炉縁  宗旦好 花筏蒔絵 輪島塗
棚   紹鴎棚 茶平一斎造
文箱  菊水蒔絵 時代
水指  砂張平水指 時代
棗   高台寺蒔絵 時代
茶杓  鵬雲斎大宗匠作 銘 松濤
茶碗  三島唐津 彫三島
替  扇面蒔絵 鵬雲斎大宗匠箱 久世久宝造
          高取 時代
数茶碗 色絵 岡田暁山造
蓋置  一閑人 出雲焼 長岡空権造
建水 塗
水次 曲
茶 花橘 奥西緑芳園詰
菓子 春の苑 吉祥寺亀屋万年堂製
   水 桜
菓子器 石橋家伝来 黒塗
桃花紋様漆鉢 讃岐彫 太田自適斎造
莨盆 行李蓋 一閑塗
火入 交趾 須田菁華造
莨入 蒟醤
煙管 淡々斎好 南鐐
   

第二講堂 点心席      有職製



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難波津に咲くや此の花

2015-02-16 22:59:27 | 村雨庵 茶事茶会
茶事の待合
障子を閉め明るさを調整した
お客様は
日中の明るい外から入る
少し暗めの部屋で
目が慣れない時もあろうが
煙草盆があるので気を付けて進もう
置いてある場所が悪いと
思わず蹴飛ばしてしまう場合もある

掛物は茶事の先導役
如月の茶事は
冷泉為村筆
和歌二首
難波津に咲くやこの花冬ごもり
今は春べと咲くや此の花

あさか山かげさへ見ゆる山の井に
浅くは人を思うものかは
宝暦8年11月12日授為村

古今集仮名序
宝暦8年とは1758年
いまから257年前

冷泉為村は冷泉家15代
江戸中期の公卿 歌人

寄付きには新井勝利の梅の図
公達のやさしい面立ちに
癒される







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村雨庵如月茶会

2015-02-16 00:15:34 | 村雨庵 茶事茶会
村雨庵如月
今日も茶事
昨日と同じ取り合わせ
本席の掛物は
近衛稙家の一行
南無天満大自在天神

近衛 稙家 コノエタネイエ
文亀2年(1502年)12月- 永禄9年7月10日(1566年7月26日))は、
戦国時代の公家・関白。
藤原北家摂家近衛家第15代当主。

父は近衛尚通。母は徳大寺実淳の娘維子。
妻は久我通言の養女慶子(細川高基の娘)。
妹の慶寿院は室町幕府第12代将軍足利義晴室として
第13代将軍義輝・第15代将軍義昭兄弟を生んだ。
子に関白太政大臣近衛前久、
娘(足利義輝室)などがいる。
また、斎藤正義も稙家の子(庶子)といわれる。
《ウィキペディアより》

稙家は
近衛信尹の祖父でもある
細い軸だが
すらすらと書いた文字から
内包する力が溢れている
落款は藤原朝臣梅とある



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如月南無天神の正午茶事

2015-02-14 22:30:57 | 村雨庵 茶事茶会
鶯の逢ふて帰るや冬の梅
           蕪村

茶事当日 
今朝は寒い
水屋が3名それに亭主と半東
お客様は紫兎先生はじめ
いつものお仲間
六名様

今回は2月
干菓子は
味噌煎餅とすり琥珀 

二の字煎餅
今回は
二の字と雷を書いた
すり琥珀は 牛

天神様に因んでの
取り合わせ

干菓子はもう一つ
取り寄せた
菓子屋はかぎや政秋製
「ときわ木」
中々美味しい


主菓子は
練切の宝珠

明日も茶事だ









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低気圧 明日は茶事

2015-02-13 23:41:27 | 村雨庵 茶事茶会
朝起きたときから
調子がわるい
低気圧がやってくる
絶対雨が降るぞ
でも
雨なんて降らないとの
天気予報
いやいや
この体の重さ
低気圧のせいだ
きっと雨が降る
少しでも降る

降りませんよ
ほら雨雲レーダーにないですよ

サカチカさんに言われた
暫くして
妹がデパートから帰ってきた
雪チラチラ降ったよ
こっちも降ったのかしらね

外に出なかったので
振ったかどうかはわからない
テレビを見ると
大和市で竜巻があったらしい

具合が悪い訳だ


明日は茶事
サカチカさんの大炉の茶事だ
今日は料理の下ごしらえ
水屋さんが来れないので
亭主のサカチカさんと私が
頑張ろう
魚屋さんが頼んであった魚を持ってきた
すみ烏賊と焼物に鰆
それと鯛
色々下拵えをして
夜七時頃 今日は終了
夕食は中華屋でネギそば
私は大して働かなかったが
すぐお腹がすく
疲れることは疲れる
低気圧のせいでなく
年のせいで
あるか


明日は茶事
天気なら元気







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村雨庵月次茶会

2015-01-18 21:53:09 | 村雨庵 茶事茶会
写真は茶事と茶会の干菓子
二つ目の干菓子として使った

京都 二條若狭屋の
迎春菓子『絵馬初詣』

菓子部製だけでは
面白くない
他のお菓子も食べてみたい

暮れに京都へ電話をして取り寄せた

瓦煎餅みたいな物かと思ったが
実物は思ったよりも
大きくボリュームがある

御正客様の干支を伺うと
羊歳
今日昨日と亭主の森金さんも羊歳
そういえば昨日の御正客様も羊歳

偶然が 面白い

今日も楽しかった
何となく今年は
いや今年も
面白い楽しい年に しよう



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羊歳の新春茶事

2015-01-17 22:52:46 | 村雨庵 茶事茶会
茶席でのお話しが愉しそうである
水屋で何度となく興味津々
ダンボ耳になったが
今日は半東がいない
亭主と水屋が3名
足りない分は
私目が走り回るしかない
疲れた 
が動けることは
元気になりつつある証拠だ

正客は古くからの友人
茶は表千家
年齢は八歳お姉さま
茶のこと
茶道具の事は
実によくご存じ
今日もいくつか勉強になった事がある
得した感じ
何流でも茶の湯は同じ
多少手続きが違うだけで
もてなすことには
変わりはないと思う

亭主は
森金さんだ
お客様達のおはなしが
お茶以外のお話しをなさらない
それがとても心地よく
素晴らしいと
感激していた

写真は
一の字最中とスリ琥珀の梅
州浜の松葉
村雨庵菓子部製だ



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明日は茶事 今日はしたく

2015-01-16 23:06:19 | 村雨庵 茶事茶会
光琳の屏風に咲くや福寿草   漱石


明日は村雨庵1月の茶事
今までも出来る限り
毎月茶事をしていたが
具合悪く出来ないこともあった
今年は毎月催したいと
願う

風もなく天気も良いはず
ゆるゆると新春の
一日をお過ごし頂くに
ちょうど良いだろう

準備の時間に
朝11時から夜9時までかかった
その間お茶と食事の時間が三回
私にしては
よく動いた

終わって疲れたら
甘いものを欲するもの
手近にあったのが
福岡梅園の
河豚最中
あんこを自分で好きなだけ乗せる
皮もパリパリで美味しい
たくさん食べた



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村雨庵2月の茶会

2015-01-12 23:20:27 | 村雨庵 茶事茶会
水仙や寒き都のこゝかしこ 蕪村

2月15日の日曜日11時からの茶会の件で
問い合わせがこあったが
連絡先が書かれていないので 
お答えできないでいる

2月は大炉での茶会
お客様はまだ 
お一人か お二人余裕あり
会費5、000円
品川から電車と徒歩で
30から40分以内で当方に着く

と偉そうに書くものの
実際は誠に情けない様子だと思し召されて
よくお考えののち行動されたし

とお答えしておこう


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乙未 初釜

2015-01-12 00:47:32 | 村雨庵 茶事茶会
初炭のあと
今日は簡単な懐石
そのあとは
毎年同じように
縁高に花びら餅

食べている間に
濡れ釜は見事に沸く
炭の威力にいつもながら感心する


島台にて濃茶 
後炭 薄茶

和気藹々の
お点前が終わると
私からお弟子様へのささやかな年賀
やましたの扇子
懐紙の束
リュウサン紙と紙茶巾
だいたい毎年
消耗品を年賀として配る

そのあとに
くじ引き
品物は稽古などで使ったり使わなかったりの私の茶道具

今回は香合 蓋置を福引きに出すことにした
それと風炉の籠花入も

籠花入は保管の場所をとる
かさばって困るのだ
粽籠 蝉籠 鉈籠 繭籠 魚籠 傘の籠など
その度に違う花入を使って勉強になり変化もあるが
もう道具は少なくてよしとしよう
使わない茶道具はお弟子様にそれとなく無理やり差し上げるか
堂々と
初釜の福引きにするか

今日は参加者9名さま
お休みが4名
最近はお弟子様が
少なくなった
寂しいが仕方ない
生々流転だ

生生流転
すべての物は絶えず生まれては変化し、
移り変わっていくこと。
「生生」は物が次々と生まれ育つこと。
「流転」は物事が止まることなく移り変わっていく意。
《goo辞書より》

今回はたいした物はないが
27品出した
ひとり三品
くじの順番にものを取っていく
頼むから置き忘れた振りして置いていかないでと
お願いするが
あっさりとパスするお弟子様あり
今年も
引き取り手のない品発生
でも拾う神あり
残りは
茶室を造ったアイテラ氏がお持ち帰り下さるとのこと
良かった良かった


ほら 
今日の川崎大師の
おみくじ煎餅の占いの通り
大吉

今年の運勢は
良さそう


写真は板文庫
半紙が少ない
次飾るときは多くしないと



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村雨庵歳暮の茶事 二日目

2014-12-15 23:28:27 | 村雨庵 茶事茶会
今日も茶事
午年生まれのA先生をお招きして
正午茶事
先生は私の師匠の宗栄先生と同じおとし
いつも、なくなられた宗栄先生をA先生に重ねて思っている
私が若いころ一度お越し頂いた事はあるが
その後お誘いするのも憚られていた 
まえまえから午年に因んで
是非ともお出まし頂きたくと
強く願っていたものの
私の体調のせいで遅れた
でも漸く
年末にお出ましいただいた

茶事を終えると
大変疲れてはいるものの
充実感とただただ安堵感に満たされた
だから茶は やめられない


お客様は四名
ご正客は午年のA先生
お詰には来年年女 羊年のストライプ様
中のお二人は戌年生まれ
歳暮ならでは
干支の話も盛り上がる

寄付きは柴田義董筆 宝舟
本席床は歌色紙
書かれている歌は
和漢朗詠集の 歳暮より
行く年の惜しくもあるかなます鏡みるべき影さへ暮れぬと思えば
紀貫之の歌
近衛信尋筆

近衞 信尋(このえ のぶひろ、慶長4年5月2日(1599年6月24日) - 慶安2年10月11日(1649年11月15日))は、
江戸時代前期の公家・藤氏長者。
官位は従一位関白。
幼称は二宮。
法号は応山。



慶長4年(1599年)5月2日、後陽成天皇の第四皇子。
八條宮智仁親王の甥。
母は近衛前久の娘・前子。
母方の伯父・近衛信尹の養子となる。

和歌に極めて優れ、
叔父であり桂離宮を造営した八條宮智仁親王と非常に親しく、
桂離宮における交流は有名である。

正保2年(1645年)3月11日、出家し応山(おうざん)と号する。
慶安2年(1649年)10月11日薨去、享年51。
近衛家の菩提寺・京都大徳寺に葬られた。

近衛前久や信尹の文化人としての資質を受け継ぎ、
諸芸道に精通した。
書道は養父信尹の三藐院流を継承し、卓越した能書家だった。
茶道は古田重然に学び、
連歌も巧みだった。
実兄にあたる後水尾天皇を中心とする
宮廷文化・文芸活動を智仁親王、良恕法親王、一条昭良らとともに中心的人物として担った。また、松花堂昭乗などの文人と宮廷の橋渡しも行っていた。
≪ウィキペディアより≫




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今日は茶事 ・・・その宝船

2014-12-14 22:21:04 | 村雨庵 茶事茶会
「年の瀬や 水の流れと 人の身は」
 「あしたまたるる その宝船」

今日は茶事
また赤穂浪士の討入の日でもある
今回は取合せに入れるつもりはないが
たまたま
待合の軸が宝船になった

筆者は柴田義董

柴田 義董
(しばた ぎとう、安永9年(1780年) - 文政2年4月2日(1819年4月25日)は
江戸時代後期の四条派の絵師。
義董は名で、字は威仲、号は琴緒、琴海、琴江など。
通称喜太郎、戯れに喜多楼。

幼少から呉春に画法を学び、
富小路四条北に居を構えている。
若くして四条派の画法を究め、
人物・花鳥・走獣など幅広い画域を誇ったが、特に人物画を得意とした。
洛中でも「花鳥は景文、山水は豊彦、人物は義董」と評された。
同じ岡山出身の岡本豊彦が、
呉春の作品全てを模して自作の参考にしたと伝えられるのに対し、
義董は記憶力が抜群で粉本を用いず、
古画の写しなども少しも蓄えなかったと記されており(『古画備考』田中千春話)、
早熟の天才型だったと思われる。
≪ウィキペディアより≫


財宝がたくさん積んである
皆様のご縁こそが宝だという心持で私は掛けた

干菓子は
味噌せんべいと
モミの木

味噌煎餅を月に見立て星を散らした
雪が降りそうな・・・






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