大伴旅人
酒を讃むる歌十三首
験シルシなき物を思はずは一坏ヒトツキの濁れる酒を飲むべくあるらし
酒の名を聖ヒジリと負ほせし古イニシエの大き聖の言コトの宣ヨロしさ
古イニシエの七の賢サカしき人たちも欲ホりせし物は酒にしあるらし
賢サカしみと物言ふよりは酒飲みて酔エひ泣きするしまさりたるらし
言はむすべ為むすべ知らず極りて貴(たふと)き物は酒にしあるらし
中々に人とあらずは酒壺になりてしかも酒に染みなむ
あな醜ミニク賢サカしらをすと酒飲まぬ人をよく見ば猿にかも似む
価アタヒ宝といふとも一坏ヒトツキの濁れる酒に豈アニまさめやも
夜光る玉といふとも酒飲みて心を遣ヤるに豈アニしかめやも
世間ヨノナカの遊びの道に楽しきは酔ひ泣きするにあるべかるらし
この世にし楽しくあらば来む世には虫に鳥にも我はなりなむ
生まるれば遂にも死ぬるものにあればこの世なる間は楽しくをあらな
黙然モダ居りて賢サカしらするは酒飲みて酔ひ泣きするになほ及シかずけり
今日はさかちかさんが手伝いに来てくれた
道具を皆 箱から出して
お膳やお椀なども洗えるものは皆 洗った
上手くないが灰型も出来たし
茶も漉したし
あとは
当日にするものばかり
また掃除をして畳を拭き
花を取り 花を生ける
炭を熾し釜を掛ける
水を撒く
そしてあとは
お客様をお待ちするだけだ
待合の掛けものは
大伴旅人の画だ
嬉しそうに赤い顔でお酒を飲んでいる
もう何も気にすることは無いのだろう
くったくもなく笑っている
作者は菅楯彦
旅人の万葉集の酒を讃むる歌十三首が有名だ
赤いから還暦にいいでしょうと 言われ
おもわず買ってしまった
新潟から日曜にご参加の
すみ様からお酒が届いた
〆張り鶴 だ
有難い
明日開けて皆で飲もう
茶の湯・茶道ランキング
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験シルシなき物を思はずは一坏ヒトツキの濁れる酒を飲むべくあるらし
酒の名を聖ヒジリと負ほせし古イニシエの大き聖の言コトの宣ヨロしさ
古イニシエの七の賢サカしき人たちも欲ホりせし物は酒にしあるらし
賢サカしみと物言ふよりは酒飲みて酔エひ泣きするしまさりたるらし
言はむすべ為むすべ知らず極りて貴(たふと)き物は酒にしあるらし
中々に人とあらずは酒壺になりてしかも酒に染みなむ
あな醜ミニク賢サカしらをすと酒飲まぬ人をよく見ば猿にかも似む
価アタヒ宝といふとも一坏ヒトツキの濁れる酒に豈アニまさめやも
夜光る玉といふとも酒飲みて心を遣ヤるに豈アニしかめやも
世間ヨノナカの遊びの道に楽しきは酔ひ泣きするにあるべかるらし
この世にし楽しくあらば来む世には虫に鳥にも我はなりなむ
生まるれば遂にも死ぬるものにあればこの世なる間は楽しくをあらな
黙然モダ居りて賢サカしらするは酒飲みて酔ひ泣きするになほ及シかずけり
今日はさかちかさんが手伝いに来てくれた
道具を皆 箱から出して
お膳やお椀なども洗えるものは皆 洗った
上手くないが灰型も出来たし
茶も漉したし
あとは
当日にするものばかり
また掃除をして畳を拭き
花を取り 花を生ける
炭を熾し釜を掛ける
水を撒く
そしてあとは
お客様をお待ちするだけだ
待合の掛けものは
大伴旅人の画だ
嬉しそうに赤い顔でお酒を飲んでいる
もう何も気にすることは無いのだろう
くったくもなく笑っている
作者は菅楯彦
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赤いから還暦にいいでしょうと 言われ
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