盃の下ゆく菊や朽木盆クチキボン
秋の五島美術館の茶会の案内がきた
その五島美術館のマークは
虫食いの模様
朽木紋様だ
国宝「紫式部日記絵巻」に描かれた
几帳に朽木紋様があるらしい。
朽木文様は
腐食したり
虫に食われたり
した古木をかたどった
有職文様。
平安時代に流行り
人気だった
その
朽木文様を
デザイン化したと。
60年に完成した館の内装にも
使われていた。
寝殿造りをイメージした平屋のロビーの
光天井にほのかに浮かび上がる。
五島美術館の茶の美友の会
今回は日程が会わず
行けない
今日は一年に一度
膝の手術を受けた病院に行く日
右膝は五年前
左膝は四年前
手術して人工関節になった
左は調子がよいが
右は今も時々痛くなる
先生が右膝をぐらぐら動かす
はい。大丈夫。
しっかりしてる。
また一年後ね
はい。
お願いいたします。
二つ三つ十とつもらぬむくげ哉 千代女
今日は土曜日
最近は朝早く起きるので
夜更かしは殆どできない
朝は5時半頃起きて
眠るのは
夜9時とか10時とかには横になっている
一眠りすると一度目が覚める
まだ11時半のときもあるが
丑三つ時にも目が覚める
「丑三つ時」とは、
午前2時~午前2時30分
昔は一日を十二支で分けていたので
ひとつの干支はそれぞれ二時間
その二時間を「一つ時」
「二つ時」「三つ時」「四つ時」の
四つに分けていたから
「丑三つ時」は
丑の刻を四つに分けた三番のこと
つまり午前2時から2時30分までと
なるようだ
木曜稽古のアイテラ氏が
持ってきてくれた
木槿と高砂芙蓉
水屋の花溜めに
静かに咲いていた
藤原定家
しのぶ山
裾野のすすき
いかばかり
秋のさかりを
思ひわぶらむ
今日は金曜日
病院の予約をしてあったが
台風の影響で大雨が降るとか
朝は雨強し
とてもとても
出掛けていく気には
なれない
キャンセルして
家でのんびり
食べて寝る1日だった
藤原定家
秋の夜は
雲地をわくる
かりがねの
あとかたもなく
物ぞかなしき
短歌をつくることを
令和四年の師走に
短歌の先生がなくなって
一首も詠んでいない
平成六年(1992)三月から
令和四年(2022)まで
30年間添削をしていただいた
村雨庵短歌二首
「弱法師ヨロボシ」を
謡うわが声
折りたたむ
螺鈿の卓の
足軋むごと
R3.7.13
雨戸閉め
明かりもつけぬ
床の間の
軸の金蘭
ひそかに煌めく
2021.5.11
写真はうちの庭
源 実朝
きのふこそ
夏は暮れしか
朝戸出アサトデの
衣手さむし
秋の初風
朝戸出アサトデ→朝、戸を開けて外に出ること。
朝、外出すること。
⇔夜戸出 (よとで) 。
知らない言葉だった
[問] たばこ盆を置くのは
どういう意味ですか
この問いの答
「莨」タバコとは
香りの良い草の意味で
濃茶での緊張感を和らげ
雰囲気を変え
「お気楽にどうぞ」
という写真
今日は日曜日
はとこのトシコちゃんが
崎陽軒のシュウマイ弁当を持って
お昼前にピンポン
すごい勢いで
茶の間に突入
相変わらず元気だ
羽織で作ったという
和風花柄の素敵なブラウスに
手作りのバック
今年は傘寿と
ずっと隣に住んでいたが
土地を処分して何年前に引越した
たまに会う親戚
お弁当を三人でむしゃむしゃ
完食
そのあとは
葡萄と梨食べて
珈琲にクッキー
後の事は忘れて
食べる
式子内親王
草枕
はかなく宿る
れ露の上を
たえだえみがく
宵の稲妻
式子内親王
ショクシナイシンノウ又は
シキシナイシンノウ
久安5年(1149年)~ 建仁元年1月25日(1201年3月1日))
日本の皇族。
賀茂斎院。
新三十六歌仙、
女房三十六歌仙の一人。
後白河天皇の第3皇女
母は藤原成子(藤原季成の女)で、
守覚法親王・亮子内親王(殷富門院)・高倉宮以仁王は同母兄弟。
.高倉天皇は異母弟にあたる。
萱斎院、大炊御門斎院とも呼ばれた。法号承如法。
写真は
なだ万のお弁当
古いお友達がお二人
お弁当とスイカ
それにバナナ
加えてクッキーのお持たせ
何気ないお喋りを楽しむ
お弁当も美味しく
あらかじめ用意した無花果イチジク
お持たせのスイカ
インスタントの珈琲
午後には
生菓子にお薄で
ほっとする
やはりお茶は良いね
匂欄の擬宝珠に一つ蜻蛉哉 夏目漱石
今日は土曜日
茶事の予定だったが
取りやめになった
何の用事もない日は
何するのと聞くと
家事が終わったら
片付け
そして何でもいいから捨てるの
と
アドバイスあり
でもって
コンビニに
アイスクリームを買いに出たが
あまりの暑さに
ボー
テレビと昼寝
これ
蓼の穂を真壺に蔵す法師かな 蕪村
真壺は呂宋壺の事
蓼の穂は塩漬けにして食用にするようだ
法師は僧侶の事
真壺にお茶でなく蓼の穂が入ってる
今日は金曜日
何もない日だが
お客様が見える予定
ひとりはお弟子様のサカチカさん
もう一方は生命保険屋さん
パジャマではいられない
写真は水曜日
お弟子様のチコさんのお土産
金沢うら田の
愛香菓と言うお菓子
包装もお味もお洒落
与謝野晶子
流れ星
うつくしかりき
君とわれ
くつは虫啼く
原にかかりぬ
今日は日曜日
「どうする家康」
「日曜劇場『VIVANT』」
毎週
楽しみにしてる
このところ
片付けを結構したつもりでも
ステロ捨てろと人の言う
古びても
美ハしき唐子の遊ぶ柄
捨つるも惜しき
羽織その裏
村雨庵
本名は頓とわからず草の花 夏目漱石
福永武彦の「草の花」という本が確かあった
今日は五時に起きて
昨日出たゴミの類い
段ボールなど
ゴミ収集場所に出す
段ボールが3箱
ビニールの袋のごみが7袋
紙ゴミが5袋ほど
家の中スッキリしたか
と思えば
たいして変わりない
片付けたのは
天袋の中だから
送り火やわかれた人に別れあり 也有
今日は五山の送り火
この時期に京都へ行ったことはない
混んでるんだろうね
今日はいつもの掃除の手伝いの方が見えて
天袋の荷物をみな下ろしてもらった
お習字の半紙と条副の束
通販で買った食器の
箱も開けてないものが六箱
捨てたのにまだ残っていた
LPレコードが10枚位あった
古いバックのいろいろ
エナメルのハンドバッグ
クロコダイルのショルダーバック
重くて大きなボストンバッグなど
忘れてた物ばかり
天袋は空っぽになってスッキリした
手伝いの人も見えてワイワイ
お稽古はお休みなのに
ピンポンベルがなり
数さんが見えた
今日のお稽古はないんですかと
焦り
お一人お休みの連絡を忘れた
お許しを
与謝野晶子
流れ星
うつくしかりき
君とわれ
くつは虫啼く
原にかかりぬ
写真の掛軸
筆者は冷泉為村
年毎トシゴトに
生オイそふ竹の
代々ヨヨを経て
かわらぬ色を
たれと彼は見む
冷泉為村は
レイゼイタメムラ
江戸時代中期の公卿・歌人。
権大納言・冷泉為久の子。
官位は正二位・権大納言。
上冷泉家15代当主。
上冷泉家中興の祖とされている。
歌人としてのみならず
茶の湯も嗜み、
自作の茶杓や竹花入などが現存している。
(ウィキペディアヨリ)
弘法大師
わすれても
汲みやしつらん
旅人の
高野の奥の
玉川の水
写真は木曜稽古のお菓子
銘は「玉川」
「六玉川ムタマガワ」からとっている銘だ
ではその「六玉川ムタマガワ」を説明しようとしたが
端的に言えなかった
六玉川とは
歌枕に使用される
六か所の玉川
野路の玉川 (滋賀県)
源俊頼
明日もこむ野路の玉川萩こえて
いろなる波に月やどりけり
野田の玉川 (宮城県)
能因法師
夕されば潮風越してみちのくの
野田の玉川千鳥鳴くなり
調布の玉川 (東京都)
東歌
多摩川に曝す手作りさらさらに
何そこの児のここだ愛しき
井手の玉川 (京都府)
藤原俊成
駒とめてなほ水かはんやまぶきの
花の露そふ井手の玉川
三島の玉川 (大阪府)
相模
見渡せば波のしがらみかけてけり
卯の花咲ける玉川の里
高野の玉川 (和歌山)
弘法大師
わすれても汲みやしつらん旅人の
高野の奥の玉川の水
六玉川は
有名ないにしえの歌人たちの
玉川をよんだ和歌
六つの歌枕
武蔵の玉川、
井手の玉川、
高野の玉川、
摂津の玉川、
野田の玉川、
野路の玉川を
六玉川といふ
六月の
山のゆふべに
雨晴れぬ
木の間にかなし
日のながれたる
一年の半分
早くも六月
アジサイが咲き
蛍が飛ぶ
イメージ
お菓子の水無月を食べて
晦日には茅の輪をくぐる
夏越の祓いは
「水無月の
夏越祓ナゴシノハラエを
する人は
千歳チトセの命
のぶというなり」
台風と梅雨前線の影響で
外は強い雨風の音がする
自然は脅威だ
写真は秋さんが送ってくれた写真
飼っている猫
チミだ
可愛いね
橘曙覧 タチバナ アケミ
ほとゝぎす
一鳴なきて
くゞりつる
枝見るたびに
なつかしの陰
橘曙覧
【たちばなあけみ】
江戸末期の歌人。
姓は井手。
号は志濃夫廼舎(しのぶのや)など。
生家は福井石場町の紙商。
初め日蓮宗の僧明導に仏教学・詩歌を学ぶ。
以後国学を志し,
飛騨高山の田中大秀に入門,
本居宣長の学統を承継。
勤王の歌人。
35歳のとき家業を離れ,
赤貧に甘んじた。
今日は月曜日
平日なので病院に行く
ついでに
郵便局で振込
ついでに
みどりの窓口で新幹線の切符を買う
今日の用事は済んだね