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村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

ひとりゐクリスマス

2023-12-25 21:21:47 | 短歌・俳句の事

胡桃など割つてひとりゐクリスマス 山口青邨


今日は月曜日
クリスマス
親戚からメリークリスマスのライン
友人から山下達郎の
「雨は夜更け過ぎに」の
歌付ムービーが
ラインで来た

今日はのんびり
テレビを見て昼寝の日
なんだか
その方が疲れた感じ
むしろ忙しく
出掛けた方が
楽かもね

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歩ホにとられ行ユク冬至哉トウジカナ

2023-12-22 22:05:39 | 短歌・俳句の事

陰陽師オンミョウジ
歩ホにとられ行ユク
冬至哉トウジカナ 太祇

陰陽師には
禹歩ウホという呪法があるらしい
足で大地を踏みしめ
呪文を唱え
千鳥足の様に前進して歩く呪法だ
基本は北斗七星の柄杓方を象カタドって
ジグザグに歩くものであるが、
九宮八卦の九星配置を象って歩くやり方や、
片足を引きずりながら
歩いて地面に図形を描く
といったものもある


今日は冬至
あさから寒い
予約してある美容院で、パーマをかけ
予約なしのいつもの医院へ
薬をもらいに行く
なんと言うことない
穏やかな日常
ありがたいことだ

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み山もそよに さやぐ霜夜を

2023-12-20 23:53:57 | 短歌・俳句の事

 藤原清輔
君来ずは 
一人や寝なむ 
笹の葉の 
み山もそよに 
さやぐ霜夜を

藤原 清輔
(ふじわら の きよすけ)は、
平安時代末期の公家・歌人。
藤原北家末茂流、
左京大夫・藤原顕輔の次男。
官位は正四位下・太皇太后宮大進。
初名は隆長。
六条を号す。
六条藤家3代。


看々臘月尽
みよみよ ろうげつ つく

今日は水曜稽古
掛けものはこれ
いつも年末はこの掛軸
点前を終えて帰り際
よいお年をと
年末の挨拶
早いね
一年

写真は頂戴した
おはぎと
栗蒸し羊羹
美味い

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うさのみまさる世を

2023-12-18 20:53:53 | 短歌・俳句の事

 紫式部
ふればかく
うさのみまさる
世を知らで
荒れたる庭に
積もる初雪

江戸時代の和歌や俳句
ちょっと見ただけでは
読めない
崩し字の読み方にも通ってるが
だからといって
その通りに崩してないから
特に江戸時代のは読みにくい

なかなか読めなかったが
集中して読み始めると
違ってるところがあると思うが
何とか読めた

夏をよしといふ人あり
冬の夜 小座敷にて
こもり語り遊わべうぞ
まさるべけれ といふもあり

くらべんと
さぞないそげむ
まわり炭

違ってるところあるかも知れないが
とりあえず読んだ

夏が良いねという人がいる
また
冬の夜の小座敷に
こもって語り合い
遊ぶ事こそ
何よりのまさる楽しみよ
と言う人あり

まわり炭は 
くらべるから
さぞかし急いで
炭をついだのだろう

てな事

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小男鹿の

2023-11-24 21:18:57 | 短歌・俳句の事

さをしかの
しの字に寝たる
小春哉
 一茶

今日はとても暖かい
でも明日から寒いとか
激しい気温差は
辛い

ご存知
植物のヒオウギの種が黒い
真っ黒だ
その種を「むばたま」という

黒い故に
「黒」
「夜」
「夕」
「宵」
「昨夜」
「髪」
「夢」
「月」
「妹」にかかる枕詞とされる



【射干玉】ムバタマ
植物、檜扇(ひおうぎ)の種子。
丸くて黒い。
うばたま。
ぬばたま。


写真は
「むばたま」のお菓子
亀屋良長の烏羽玉ウバタマ
お弟子様の京都土産

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散るもみぢ葉や 積もるらむ 

2023-11-21 22:26:31 | 短歌・俳句の事

 鴨長明
やまおろしに 
散るもみぢ葉や 
積もるらむ 
谷の筧カケイの 
音よわるなり

鴨長明 カモノチョウメイ
仁平三頃~建保四年(1153頃~1216)
鎌倉前期の歌人。
通称菊大夫。
法名蓮胤レンイン。
名を「ながあきら」とも読む。
京都下鴨神社の禰宜長継の子。
和歌を源俊恵に学びその派の頭領となり、
管弦の道にも通じる。
後鳥羽院に召されて和歌所寄人となったが、
のち出家して
日野山の方丈の庵に隠遁著述の生活を送った。
主著に「方丈記」
「発心集」
「無名抄」、
家集に「鴨長明集」がある。

今日は旧暦10月9日
月齢7.7
新月から8日目。
八日月
そとに出ると
月があまりにも美しいので
思わず写真を撮った

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金色の小さき鳥

2023-11-20 23:30:58 | 短歌・俳句の事

 与謝野晶子
金色の
ちひさき鳥のかたちして
銀杏ちるなり
夕日の岡に

いちょうの実の銀杏は
肺を温め。
咳を止め。
タンをきり。
毒を消す作用があり。
強壮強精の効果もある。
頻尿。
夜尿症咳に効く。

ネットの漢方薬効能。


今日は20日の月曜日
崎陽軒のプレゼントキャンペーン
20点たまってトートバッグが二個貰える

思っていたが
早呑込みの勘違い
すでに引換期間は17日で過ぎていた

まぁ、いいか
いつもの、台詞

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時雨 過ぐなり

2023-11-17 21:37:18 | 短歌・俳句の事

 源頼政
山めぐる
雲のしたにや
なりぬらん
裾野の原に
しぐれ過ぐなり

源 頼政
ミナモトノヨリマサ
平安時代末期の武将・公卿・歌人。
源仲政の長男。
清和源氏としては
初めて従三位に叙せられた。
父と同じく「馬場」を号とし
馬場頼政ババノヨリマサともいう。


「旬」の文字は
日をひとめぐりさせた様を示す
会意文字で、10日を意味している
「筍タケノコ」は
10日も経つと立派な竹になる
という意味を持つ語だそうだ。

古代中国では、
月の一日、十一日、二十一日と
十日おきに
旬儀という儀式が行われて
皇帝が政務を聞き、
そのとき役人には
季節に合った食物などを
下賜したという。
この歴史をふまえて、
季節にあった美味しい食物の時期を
旬というようになったものである。

旬の食物
1月 金目鯛、百合根
2月 公魚ワカサギ、蕗の薹フキノトオ
3月 赤貝、蕨ワラビ
4月 飛魚トビウオ、莢豌豆サヤエンドウ
5月 鰹カツオ、枇杷ビワ
6月 鮎アユ、生姜ショウガ
7月 泥鰌ドジョウ、茗荷ミョウガ
8月 穴子、ピーマン
9月 沙魚ハゼ、葉唐辛子
10月 鰯イワシ、蓮根レンコン
11月 鯉コイ、白菜
12月 河豚フグ、蟹カニ

嫌いなものも入ってる

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音にさへ

2023-11-12 20:54:35 | 短歌・俳句の事

 源定信ミナモトノサダノブ
音にさへ
たもとをぬらす
しぐれかな
真木の板屋の
夜はの寝覚めに

源定信
ミナモトノサダノブ
三条天皇の子である敦明親王アツアキラシンノウの孫。
父は院中将・源信宗。
勅撰和歌集には4首入集。


日曜日は早起きして
NHKのテレビドラマ朝6時に
2001年の
金曜時代劇 
『お登勢』
を見るのが最近の楽しみだ
それとお弟子様が見てるという
地デジ7チャンネル
韓国ドラマ
「ポッサム〜愛と運命を盗んだ男〜」
それに日曜日
昼は
『日曜日美術館』
今日は
トーハクのやまと絵展
夜は
『どうする家康』

テレビは楽しい

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荻の葉の そよぐ音こそ

2023-10-16 22:44:37 | 短歌・俳句の事

 紀 貫之
荻の葉の 
そよぐ音こそ 
秋風の 
人に知らるゝ 
始なりけれ

紀 貫之
キノツラユキ
平安時代前期から中期にかけての貴族・歌人。
下野守・紀本道の孫。
紀望行の子。
官位は従五位上・木工権頭、贈従二位。
『古今和歌集』の選者の一人。
三十六歌仙の一人。


今日は月曜
特に用はない
近くのコンビニまで出掛けた
それだけ
ためてあるビデオを見るのが
楽しみ

写真は10/10ふくもとの食事会
ハモと松茸の土瓶蒸し

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よみ人しらず 白雲に

2023-10-15 21:44:29 | 短歌・俳句の事

 よみ人しらず
白雲に
はねうちかはし
飛ぶかりの
かずさへ見ゆる
秋の夜の月

 よみ人しらず
さ夜なかと
夜はふけぬらし 
かりが音の
聞ゆる空に
月わたる見ゆ

 藤原忠房
きりぎりす
いたくな鳴きそ 
秋の夜の
ながき思ひは
我ぞまされる

藤原忠房
フジワラノタダフサ
?-929 
平安時代前期-中期の官吏,雅楽家。
京家藤原興嗣の子。
従四位上,右京大夫となる。
「胡蝶(こちょう)」を作曲。
また神楽,催馬楽の増補選定にたずさわった。
中古三十六歌仙のひとり
で,
歌は「古今和歌集」などにはいっている。
延長6年12月1日死去。
(コトバンクより)

写真は10/10のふくもとの…

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秋風の歌を作らばや

2023-10-13 21:28:53 | 短歌・俳句の事

葡萄噛んで秋風の歌を作らばや 龍之介

そういえば
もうずっと短歌を詠んでない
平成七年から
毎月12首欠かさず詠んでいたのに昨年末に先生がなくなってからは
詠めなくなった

お習字の会に入って
乗ってる時は毎月11種類も出していたのに
今は皆無
なにもしてない

外にも中断しているもの
いくつもある
また気力が充実し始めたら
やってもいいかな
今は無理しないでおこう

 
今日は金曜日
車を呼んで
妹と病院に行く
外は青空
湿気も少なく
爽やか
クリニックは人でいっぱい
私の座る椅子はなかった
予約の30分前には着いていたが
呼ばれたのは20分過ぎた
待つのも体力が必要だ
帰りには
次の予約をいれるのだが
ひと月あとの同じ時間になった

診察を終えたなん組かの人たち
清算しつも同じように
次の予約日を確認されてる
その人たちも
ひと月あとの同じ時間帯
これもご縁か
来月もご一緒だ

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月きよみ

2023-10-06 20:41:40 | 短歌・俳句の事

新勅撰集 貫之
唐衣 
うつこゑきけば 
月きよみ 
まだねぬ人を 
そらにしるかな

今日は
庭の枝を切る
今年は大きな台風が来なかったので
白木蓮の枝は天に向かって
伸びほうだい
見上げると
15本位の枝が立ち上がってる
ずっと気になってた
でも一歩玄関の外に出ると庭の蚊が凄まじい
季節が動かないと
とても庭には出られない

今日は何となく蚊はすくなそう
古志ちゃんからもらった
高枝切りを持ち上げて
枝の根元切ってゆく
朝の6時半になると急に
蚊が増えブンブン寄ってくる
これでは中止せねば
切った分をビニール袋に入れて
速攻
ゴミに出す
あと残りの半分は
いつか切らねば

10月の異名は神無月
日本国中の神々が出雲大社に集まり、
出雲以外の国々には神が不在となるため、
「神無月」
(逆に出雲では「神在(かみあり)月」という)
よく知れた説あり

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秋の夕暮

2023-10-01 23:06:44 | 短歌・俳句の事

 寂蓮
さびしさは
その色としも
なかりけり
まき立つ山の
秋の夕暮

寂蓮 ジャクレン
保延5(1139)? ~建仁2(1202)
寂蓮は、平安時代末から鎌倉時代初期にかけての歌人、僧侶。
俗名は藤原定長。
僧俊海の子として生まれ、
1150年(久安6年)頃叔父である藤原俊成の養子となり、
長じて従五位上・中務少輔に至る。
30歳代で出家。
1201年(建仁元年)和歌所寄人となり、
『新古今和歌集』の撰者となるが、
完成を待たず
翌1202年(建仁2年)没した。
『千載和歌集』以下の勅撰和歌集に、117首入集。
家集に『寂蓮法師集』がある。

今月の東茶会に寂蓮筆の
右衛門切れがかかってた

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誠がほなる月見哉

2023-09-29 23:47:18 | 短歌・俳句の事

寺にねて誠がほなる月見哉 芭蕉

今日は金曜日
いつまでも暑い
まだクーラーを入れないと
暑い


写真は
日比野白圭の「雁の図」

日比野白圭とは
1825~1914
日本画家。
名古屋の人。
名は斎、通称は金吾。
別号に竹翁・鳳声居など。
中林竹洞や森高雅など様々な門に入り、
画を学んだ。
門人に森村宜稲などがいる。
大正3年(1914)歿、90才

とんと雁など見ることはなくなった
だいたい空を見上げる事がない
今日は十五夜

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