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村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

五月雨の頃

2021-06-25 23:59:41 | 短歌・俳句の事

水無瀬河をちのかよひぢ水みちて
船わたりする五月雨の頃
西行

今日は金曜日
半年に一度の泌尿器科と
月に一度のいつものクリニック
どちらも異常なし
しばしの安心だ

先週淡交が届いた
届くとサカチカさんは必ずその日に

クロスワードクイズを完成させる
友人の集英さんも必ずクイズを完成させ
葉書を出すそうだ
私も試してみたが
知識と集中力の不足か
途中でくじけてしまい
完成させたことはなく
葉書を出したこともない
でも何となく私も負けじと
葉書を出したい気分になり
淡交歌壇に短歌を三首送った
なんとその短歌が先月掲載された
それを見た友人が早々と
ラインで知らせてくれた
本に載る事って
結構うれしい
次もとられる事を願って
また出そうかな

写真は
料紙作りを教えて頂き
作った冊子の
継紙の頁
できは酷いが色は綺麗だ

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蛍とぶなり

2021-06-18 22:09:53 | 短歌・俳句の事

蛍の和歌一首
漁り火のかげかと見へて
難波江の芦間がくれに
蛍とぶなり

涌蓮 ようれん 
享保四~安永三
(1719-1774)
伊勢の人。
浄土真宗高田派の僧侶として
江戸澄泉寺に住したが、
のち京に出奔し、
嵯峨に庵を結んだ。
和歌は冷泉為村に学び、
小沢蘆庵や伴蒿蹊と親しかった。
「生涯一物もたくはへず。
明暮念仏する
いとまには歌をよめりしに、
歌書一巻をだに持た」なかったという

ゆうれん
だと思っていたのに
ようれん

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川の瀬に

2021-06-15 22:33:10 | 短歌・俳句の事

川の瀬に 
夏越しの祓へ 
するけふや 
沢辺の神も 
こころよすらむ
 藤原公実

藤原公実フジワラノキンザネ
1053~1107
平安末期の公卿,歌人。
大納言藤原実季と藤原睦子(経平の娘)の子。
伯母茂子が白河天皇の母,
妹苡子が鳥羽天皇の母,
さらに妻藤原光子(隆方の娘)が堀河・鳥羽両天皇の乳母など,
天皇家との深い結び付きにより栄進,
権大納言・正二位に至る。
鳥羽天皇の即位に伴い,
外戚として摂政を望んだが果たせなかった。
若いころから歌才に優れ,
白河院・堀河院両歌壇の指導的な役割を果たし,
「堀河院艶書合」や「堀河百首」の作者となる。
美男であったようで,
笛や琴の嗜みもないのに
笛を腰に差し琴爪を伸ばしていても
妙な気取りにはみえなかったという。
子の実行は三条家,
通季は西園寺家,
実能は徳大寺家のそれぞれ始祖となった。
(コトバンクヨリ)

今日はお習字
冷房を入れずとも
なんとかしのげる気候だ
生徒は園さんとレハさん
遅れてU子さんと私も
お習字教室初めてから
ほぼ一年たった
真似は確かに上手になったが
自分の文字になると
とたんに夢が覚めたかのよう
自分の字は宜しくない
お手本をみなくてもカッコいいと思えるように
なると良いのだけれだ


写真は
アマゾンで買った野草10種を平鉢に植えた
思ったよりずっと小さい
小さい苗で可愛らしい

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五十鈴川

2021-06-08 23:08:26 | 短歌・俳句の事

今日は朝日カルチャーへ
午前中に出掛けて
お昼頃戻ると
家では森金先生の
久しぶりの書道教室
私も参加し漢字楷書と行書
それに隷書を書いて
提出
上手く書けないがまあ
しょうがない

掛けものは画賛
滝に通う神楽の音や五十鈴川

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雨滴声

2021-06-04 22:27:15 | 短歌・俳句の事

 村雨庵「雨滴声」短歌三首

渋滞する
車それぞれワイパーの
スピードを増す
激しき雨に

鋭角な
軌跡を残し
銀色の雨脚走り
歩道を打ちぬ

降る雨に
人かき分けて行く時の
傘にしがみつく
内なる孤独

今日は一日中雨
まだ此方は梅雨に入っていないのに

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垣根のままに咲ける卯の花

2021-06-03 17:07:00 | 短歌・俳句の事

 よみ人しらず
時わかず
月か雪かと見るまでに
垣根のままに
咲ける卯の花
『後撰集』

植木屋さんが来て
いい加減に私が切った庭の木を
整えてくれた
やはりプロはプロだ
以前は木戸のそばに卯の花が植えてあり
白い花を咲かせていたが
その卯の花は活発に成長し
枝が縦横に伸びてしまったが
わが家のような狭い庭には
相応しいとは言えない
今はもうないが

村雨庵の水曜稽古は
朝9時から
帰郷していた森金さんが戻って
お土産はカステラと一香口
お稽古の前に届けてくれた
その後すぐ外出
また午後に再度来るという
しばらくして森金さんから電話があり
「間違ってサカチカさんのパンプスを
履いてきてしまった」とのこと
草履を間違えられた話はよく聞くが
パンプスを間違えたとは
森金さんとサカチカさん
靴のサイズも同じで
ホントに仲が良いのですね
と専ら社中の噂だ


今のスマホは容量不足で動きが悪い
来週ドコモショップに
予約を取れたので
それまでの
ガマン
ガマンだ

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みじか夜 

2021-05-31 23:12:14 | 短歌・俳句の事

釣船に 
はかなくあかす 
旅人の 
うき寝すずしき 
なつのみじか夜 
     定家

このところ気分転換に
庭の木を切っている
椿を切り
木蓮を切り
紅葉も切った
また
シモツケも切った
目につく毎に
チョキチョキ切ってる
植木屋さんが来てくれないので
止むをえず自分で切ってる
素人が切るのであるから
切った後の樹形はひどいものだ
風通しは良いが
すっからかん
恥ずかしい
ええいっ木蓮も
丈が高いので
切ってしまおう
自分ではとても切れない
近所の幼なじみが
電動の鋸を持っているので
切っちゃって
いつでも良いからと頼んだ
すると植木屋さんから
水曜に行きますねと
連絡があった

自分で少し切りました
まだ切るところ沢山あります
宜しくお願いしますと返信

ほんとに来てくれるかな

あまり木が茂ると
下に花がつかないらしい
だからか今
庭に花がない
植木屋さんに頼んであるけど
持ってきてくれるかなあ

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五月なりけり

2021-05-29 22:38:23 | 短歌・俳句の事

郭公
まつ心のみ
つくさせて
聲をば惜しむ
五月なりけり
  西行

西行サイギョウ
1118~ 1190
平安末から鎌倉初期
日本の武士、僧侶、歌人。
俗名は佐藤 義清サトウノリキヨ
憲清、則清、範清とも記される。
西行は号
僧名は円位
後に大本房、大宝房、大法房とも称す。


今日ビデオが壊れた
それを見ない日はない
最近のテレビは大して面白くないので
みたいものをビデオにとって
後でみるのが常た
映画や趣味ドキ
BSの歴史物
韓ドラと華ドラ
放送大学の好きなもの
方丈記とか和歌のこと
まだ見てないのが
たくさんあるけど
仕方ない
何でも壊れてしまうものだから
無くても良しと
あきらめよう

写真は
巾着型の小物入
愛用したからか
底の布地が
擦り切れてる

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水鶏クイナの短冊

2021-05-26 23:51:41 | 短歌・俳句の事

今日は村雨庵の水曜稽古
掛けものは一行
孤篷庵の小堀卓厳の
雲表清露

寄付は写真の短冊
水鶏クイナ
まがねふく
吉備の牛窓
月澄みて
前し田渡る
水鶏鳴くなり 定勝


今日は五月の最終の稽古
入門したてのI氏が稽古に来た
風炉になって初めての稽古
まだ割り稽古の段階なのに
緊急事態宣言中もあり

続けて稽古に来れず

久しぶりに来ると

元に戻ってしまい
わからないことばかり
道具の名前
扱い方
袱紗さばき

誰でも

稽古したあとの一日二日は
何となく覚えているが
三日目には半分忘れて
五日経つとすっかり忘れてしまう
それが普通だ
忘れてしまったら
また覚えれば良い
まずは無理せず
コツコツ少しずつ積み重ねよう
人により何事も違う
人は人 自分は自分だ

茶道の習得は大変だけれど

我がものとなれば大きな力となるからね

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煮鰹を

2021-05-25 22:49:42 | 短歌・俳句の事

煮鰹ニガツオを
ほして新樹の
烟哉ケムリカナ 嵐雪

服部 嵐雪
ハットリランセツ
松尾芭蕉の高弟。
1654 ~1707
江戸時代前期の俳諧師。
幼名は久馬之助または久米之助、
通称は孫之丞、彦兵衛など。
別号は嵐亭治助、雪中庵、不白軒、
寒蓼斎、寒蓼庵、玄峯堂、黄落庵など。
雪門の祖。

今日はうちでお習字
でも森金先生が帰郷中
いちおう支度はした
机は三つ出して書く気は満々
ところが急に気分が変わった
あれ来てくれるという
植木屋さんが来てない
先週は雨だったから今週行きますねと
言ってたのに
もう火曜日なのに来ないのかなぁ
今週後半は雨がふるようなのに
電話で催促するのもね
なんだし
ようしそれなら自分で切ろう
そう思ったらすぐやる
椿の木が七本と黒文字と馬酔木に木蓮
それぞれ枝葉が伸びて
風通しが悪いのなんの
通るにじゃまでもある
じゃまな枝は切るのみ
集中してきった
高枝挟みで切れるところを
切った切った切りましたよ
やっと少しすっきりした感じ
今日はこの位にしておこう
少し働いたから
お習字のバックを整理
紙やお手本をセットしたり
いつまでも書くところまでたどり着かない
それでも
やっと硬筆のみ
提出用と添削用は仕上がった
あと漢字と仮名
ゴロゴロビデオばかりでも疲れるから
お習字も少しはしよう

今日の俳句は煮鰹か
煮鰹もカツオの叩きも食べてな明日は満月 皆既月食

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初夏の

2021-05-11 22:47:11 | 短歌・俳句の事

初夏の 
都大路の 
夕あかり 
ふたたび君と 
ゆくよしもがな
 芥川龍之介


かぜとなりたや
はつなつの かぜとなりたや
かのひとの まえにはだかり
かのひとの うしろよりふく
はつなつの
はつなつの
かぜになりたや
川上澄夫

今日は朝日カルチャー
十時半からなので
それに合わせて起きる
このところ毎日豆ご飯を炊く
鞘付きのグリンピース
四つぶが鞘に入ってる空豆
ブランドの枝豆などその日によっての青豆を入れては1合ずつ炊く
初夏には豆ご飯を食べたくなるらしい

豆ご飯に
頂戴したばかりの新茶を
濃いめにいれて
初夏の青みを味わった

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「現代の短歌」

2021-05-08 23:59:56 | 短歌・俳句の事

写真は
「現代の短歌」
百人の秀歌集
篠弘先生の本である

ラルースの言葉を愛す“私はあらゆる風に乗りて種まく“
篠弘

ただいま短歌勉強中
いにしえの和歌
現代の短歌
味わうは楽しみだけれど
自分で詠むのは
ほとんど苦しみ

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こずゑ 青葉になりぬ

2021-05-02 21:45:41 | 短歌・俳句の事

おしなべて
こずゑ青葉になりぬれば
松の緑もわかれざりけり
 白河院御製
『金葉和歌集』

庭の木々が茂って
狭い庭が
より狭くなった
休み明けに
庭師のアオキさんが来てくれると言ってたが
ほんとに来てくれるかしらね
心配

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うらうらに

2021-04-23 23:54:12 | 短歌・俳句の事

うらうらに照れる春日にひばり上がり心悲しも
ひとりし思へば
大伴 家持
『万葉集』


今日は明るい陽が射して
気持ちのよい一日だった
タクシーでいつものクリニックへ
このところは毎日薬を飲んでいるので、
薬はひと月でなくなる。
コロナ禍では
かかりつけのクリニックの必要性もあり、
月に一度はクリニックへいっている。

写真は
新聞広告を見て買った本
まだ中身はみていない

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くたびれ心の桜草

2021-04-06 21:23:50 | 短歌・俳句の事

若き身のくたびれ心
それに似る
うす紅いろの桜草かな
与謝野晶子


今日は用事がない
寝坊してゆっくり起きた
というより
元気に起きれない
のろのろして又寝たりして
10時半過ぎ
この所よく雨が降ってる
お天気病なので
低気圧がやってくると具合が悪い
夜はぐずぐず眠れない
夜中の2時にだいたい目覚めて
4時頃までじりじりしてる
明日はお茶のお稽古日
朝は7時に起きないと
頑張ろう

写真は
辛子さんからの郵便に付いていた切手
大きな切手だ
調べると
2012古事記
古事記編纂1300年記念 神々の道しるべの
日本略史之内 
素戔嗚尊出雲の簸川上に八頭蛇を退治したまふ

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