村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

蛍とぶなり

2021-06-18 22:09:53 | 短歌・俳句の事

蛍の和歌一首
漁り火のかげかと見へて
難波江の芦間がくれに
蛍とぶなり

涌蓮 ようれん 
享保四~安永三
(1719-1774)
伊勢の人。
浄土真宗高田派の僧侶として
江戸澄泉寺に住したが、
のち京に出奔し、
嵯峨に庵を結んだ。
和歌は冷泉為村に学び、
小沢蘆庵や伴蒿蹊と親しかった。
「生涯一物もたくはへず。
明暮念仏する
いとまには歌をよめりしに、
歌書一巻をだに持た」なかったという

ゆうれん
だと思っていたのに
ようれん

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