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村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

一楽 二萩 三唐津

2019-03-25 23:22:34 | お勉強
写真は昨日の茶事の打ち上げの
いつものイタリアン
いつものおつまみ五名分だ

今日は研究会
今日から和もの
唐津から始まる
唐津は日本一 窯が多く
二百くらいの窯跡がある
土も窯毎に色々だと
以前にS先生に習った


唐津の
奥高麗
無地唐津
黒唐津
絵唐津
斑唐津
彫唐津
朝鮮唐津を勉強
はでな物はないが
一楽 二萩 三唐津
又は
一井戸 二萩 三唐津
とか
やきもの好きは
大体 唐津が好きだ


九州のやきものと言えば
佐賀県の伊万里、鍋島、唐津
長崎県の現川
福岡県の上野、 高取
熊本県の小代、 高田
鹿児島県の薩摩

来月も唐津の第二段
焼き物を知ることは 楽しい
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紅炉一点雪

2019-02-12 22:57:24 | お勉強
紅炉一点雪
コウロ イッテンのユキ


垂示スイジニ云イワク。
無啗啄タンタクノ處トコロナキ。
祖師ソシノ心印シンインハ。
状カタチ似鐵牛之テツギュウノ機キニニタリ。
透荊棘ケイキョクノ林ハヤシヲトオル。
衲僧家ノウソウケハ。
如紅爐上コウロジョウ一點雪イッテンノユキのゴトシ。

「火炎上の雪はすぐ消える。
何の跡形もない。問題にならぬ」
『禅林句集』

筆者は前大徳 須賀玄道

強烈な寒波が降りてきている
異常気象だとか
異常とか聞くと不安になる
何事も普通が 楽
普通でありたい
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四門シモンとは

2019-01-22 23:24:15 | お勉強
石山寺の狩野孝信筆の紫式部の画が有名だ
その軸の上のほうに
色紙が三枚あり
その右の色紙には
有門ウモン・空門クウモン・
亦有亦空門ヤクウヤククウモン・非有非空門ヒウヒクウモン
と書いてあるとのこと

有門・空門・亦有亦空門・非有非空門
とは四門シモンのこと

四門シモンとは
1 東西南北の四方の門。
すべての門。
2 内裏で、
東西南北の四方にあった
建春門・宜秋門・建礼門・朔平門の総称。
3 仏語。
㋐密教の曼荼羅の四方に配された門。
東の発心門、南の修行門、西の菩提門、北の涅槃門。
㋑天台宗で説く、
真理に悟入するための四つの門。
有門・空門・亦有亦空門・非有非空門。
(大辞泉ヨリ)

真理に悟入するための四つの門
四門

全く 知らなかった
新しいこと
覚えられるだろうか
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ミミヅク や

2018-11-26 23:16:11 | お勉強
木免ミミヅクや
おもひ切たる
昼の面オモ     

芥境カキョウ
(生没年不詳)


ミミズク
(木菟、木兎、鵩、鶹、鵂、角鴟、鴟鵂、耳木菟、耳木兎)は、
フクロウ科のうち
羽角(うかく、いわゆる「耳」)がある種の総称。
古名はツク。ズクとも。
フクロウには含めることと含めないこととがある。
(ウィキペディアより)

ふくろうと違いがよくわからないが
耳があればミミヅクということか

今日は今年最後の○○研究会
高麗茶碗の勉強はイラボ
千種伊羅保
黄伊羅保
釘彫伊羅保
片身変り

高麗の伊羅保は数が少なく
見かけるのは
ほとんどが出雲か京都だろう
伊羅保の土は鉄分が多く黒い
朝顔形
黄伊羅保は土が白く
時代も下がる
遠州好み

昔わが師匠のある茶事
濃茶茶碗は鵬雲斎箱の出雲焼
長岡空権の伊羅保だった
その茶碗は
茶色くざらざらして
硬い感じ
伊羅保の良さが理解できなかった
最近は
秋の濃茶茶碗に相応しい事
濃茶の緑がより鮮やかに映える事
わかる気がする


長岡空権
松江市郊外の楽山窯(出雲焼) 
十一代長岡住右衛門のこと(号 空権)
十代長岡住右衛門(号 空処)
九代長岡住右衛門(号 空味)

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花でもてなす

2018-10-29 23:56:12 | お勉強
蕎麦はまだ花でもてなす山路かな 芭蕉

今日はお茶碗研究会
いつもより早めに 行く
今日は先生に
沖縄からお勉強にいらしたお二人と私
お昼をご馳走になった
うなぎのお弁当だそうで予め
私は鰻はダメなので
焼き鳥弁当に変更して頂く
想像以上に美味
満足

今日のお勉強は高麗茶碗
ととや
そば
かたで
かきのへた
など

急に
フジさんが私に質問した
そば茶碗とととや茶碗の違いがわからない
そこで私の考えは
そば茶碗はいわゆる
そばなり
という形であること
古いものには平茶碗風のものもあるが
蕎麦茶碗はそばなり
ととや茶碗は本手ととや
平ととや
利休ととや
などあるが
鉄分のあるキメの細かい土で
高台は大きめで竹の節
しいたけ高台
目あとの数が多い
全体に薄づくり
ととやは大きさも形も
ひとつではないから
見分けるのが難しいものもある
何だかわからなければ
ととや
と言えばいいのでは


会員のシモちゃんから
とても美味しいので
私の足が元気になるようにと
猪子もちを頂いた
嬉しいね
夕食のあとパクパク
ひとつといわず
水も飲まず
二個続けて食べた
美味

写真は
幼なじみの白くんに貰った
庭の柿
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祖父親孫オオヂオヤ マゴ

2018-09-24 23:10:33 | お勉強
祖父親孫オオヂオヤ マゴの栄えや柿蜜柑 芭蕉

たわわになっている柿や
青い蜜柑もこれから熟すだろうと見ると
親や祖先の植えた木々の実が
子孫の栄えになる
ということか

今日はお茶碗研究会
八月は夏休み
七月は膝の手術で休んだので
二ヶ月振りのお茶碗研究会
西荻窪まで電車で
あとはタクシー
術後出かける距離としては
一番遠いので
自分でもたどり着くか
心配していたが
祭日のせいか家族づれが多く
皆のんびり歩くから
私がゆっくりでも迷惑をかけないと
そう思うと気が楽だった
でも疲れた
遠いと足は疲れて痛いが
出かける事が即リハビリ
また出かけよう

今日は堅手茶碗のお勉強
堅手は挑戦半島の李朝時代のやきもの
S先生からは
カタデは白磁のことだと習った
先生は常日頃
やきものは買っただけ解る
と仰っていたので
勉強した若い時にあちこちで
堅手の茶碗を探した
しばらくして
骨董市で買うことが出来たのだが
お茶碗としては重くて
茶味はない
実際茶碗として使えないが
堅手のことは一応
わかったような気がした
あくまでも
気がしただけだが

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三島江ミシマエの

2018-06-26 01:11:43 | お勉強
今日は
月に一度の
やきもののお勉強
今回から朝鮮の焼き物
韓国の歴史と地理のこと
韓ドラの時代劇で自然と
勉強しているので私目は
大まかはわかると思っているが
さてどうだろう

高麗は仏教
李朝は儒教ということ
やきものは
高麗は青磁、高麗象篏青磁
李朝はまずは三島
詳しくは粉引 無地刷毛目
刷毛目三島 絵三島
掻き落し三島 彫三島
三作三島 花三島
他にも色々ある

三島と言えば
新古今和歌集に

三島江ミシマエの
入江の真薦マコモ
雨降れば
いとど
しをれて
刈る人もなし
大納言経信


三島江は歌枕で
「淀の玉江」として、
淀川の自然を代表する歌枕だそうな

三島江の入江に生えている
まこもは
五月雨の雨に濡れ果てて
とても萎シオれてしまえば
刈る人はいない

作者の大納言経信とは
源経信ミナモトノツネノブ
[1016~1097]
平安後期の公卿・歌人。
源俊頼の父。
桂大納言・帥(そち)大納言とよばれる。
博識多芸で、詩歌・管弦に長じ、
藤原公任と並んで
三舟の才と称された。
家集「大納言経信集」、
歌論書「難後拾遺」、
日記「帥記」。
(デジタル大辞泉の解説)
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花橘

2018-05-28 23:57:28 | お勉強
五月まつ
花橘の香をかげば
昔の人の袖の香ぞする
読人知らず

稽古に使っている濃茶の銘は「花橘」
私目の家の紋
家紋は「丸に橘」

橘とは

①ミカン科の常緑小高木。
日本原産唯一の柑橘類とされ、
四国・九州・沖縄などに自生。
初夏に芳香のある白色の五弁花を開く。
果実は小さく、
黄熟しても酸味が強く
食用には向かない。
紫宸殿の「右近の橘」は
本種といわれる。
ヤマトタチバナ。
[季] 秋。
〔「橘の花」は [季]夏〕

②古来、食用とされたミカン類の総称。
非時香菓トキジクノカグノコノミ
ときじくのかくのこのみ。

③家紋の一。
橘の花・実・葉をかたどったもの。
(三省堂 大辞林 ヨリ)



今日は○○研究会
ひとつきぶりに先生や
親しい皆様とお目にかかる
先月ご一緒したしぃさんも見えた
元気になると外出できる
外出すれば誰かとあって
お勉強もできるし
楽しい会話も弾む
お煎餅も頂いた
しぃさん有難う
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心静楽長年

2018-05-01 04:20:44 | お勉強
今日は月に一度のお茶碗研究会
今日は始めて参加する方を連れて行く
駅の近くの珈琲店で待ち合わせ
ホットドッグとアメリカンを頼んだ
代金を払い
カウンターを横移動して
ドックを作るのを待っている
その作っている人は店の人と
盛んにお喋りをしている
でも手元は動いていない
立ったままじっとその前にいたが
段々腹が立ってきた
言うまいと思ったが
まだですかと聞くと
レジの人が
今やってますと
困った表情で言う

催促したからと言って
どうと言うことはない
心静かに長年を楽しむ
次からは深呼吸三回しよう


中国陶磁の天目、青磁、白磁
染付が終わり
今日は赤絵から
宋赤絵 古赤絵 呉須赤絵 南京赤絵

無地だった焼物に文様ができ
やがて美しく色が付く
「陶を知る者は政を知る」と習った
その時代背景により形も文様も変化する
面白い世界だ
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艸クサの道

2018-04-25 02:10:00 | お勉強
春雨や蓬をのばす艸の道 芭蕉

雨の降る音が聞こえる
雨が降ると木戸のいろは紅葉は
枝葉を長く伸ばして
また一回り大きくなる


今日は月に一度の茶の稽古
花は
柏葉あじさいと最後の椿
愛らしいその椿は
「天津乙女」だと聞いた

温暖化のせいか
風炉の花がどんどん咲き始めているが
四月でも炉の時は努力して
最後まで椿を入れるよう努力する
そしてくっきりと炉と風炉とに区別する
炉塞ぎと初風炉
その切り替えを曖昧にしない
衣替えのように潔くするのだと
習った

わが家の椿は
咲き終えてしまったが
今日の花をそのまま頂戴してきたので
お弟子様たちにも
椿の話をしよう
そして来年は遅咲きの椿を買おう
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春のかぜ

2018-04-15 23:12:57 | お勉強
野ばかまの法師が旅や春のかぜ  蕪村

夜中には風雨厳しく
まるで嵐のようだった
道理で昨日は具合悪かったはず
低気圧が来ていたのだ
だからか
今日はとても体調が良い
そして今日は
気楽で楽しい日
サカチカさんのおうちに行って
みんなでちょっとお勉強したあと
お手製の和食を食べる
サカチカ○○道場
今日は 空豆御飯に
筍とワカメと鶏団子
蕗のうま煮と酢の物はきゅうりと姫皮
それに香の物とインスタントの味噌汁
ウーン 満足
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柳は烟ケムリの如し

2018-03-29 23:36:57 | お勉強
桃花似錦柳如烟

桃花は錦に似て
柳は烟ケムリの如し

花はキブシと白い椿
持って来た友人もその椿の
名前は知らないとのこと
帰りに花を貰ってきたので
開いたら
名前を調べよう

今日は月に一度の茶の稽古
緊張する濃密な時間でもあり
先生のその一言で雲が晴れたり
感動したりする
月に一度しか会えない友人逹と
休む人は少ないから
この時にほとんど会える
とても楽しみだ

結局
人と会うのが
好きなのだ
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今日は染付

2018-03-26 23:17:47 | お勉強
月に一度のやきもの研究会
今日は染付の勉強

雲堂手は宣徳から明末
祥瑞は崇禎年間1628-44
古染付は天啓時代1621-7
南京染付は嘉靖期1522-66
それと呉須
その時期の言い方が色々だが
お許しを

祥瑞の中でも角福印
やや古格なものを元祥瑞というらしい

染付はやさしいようで難しい
染付はもともと中国のやきもの
いわゆる唐物だが
普段よく見るものは
唐物よりほとんど日本の写しだ

成化ではコバルトが手に入らず
色が薄い
まとめると
こんな感じだろう
あとは各自で
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雪に明るき彼岸

2018-03-21 23:15:57 | お勉強
連翹は雪に明るき彼岸かな 水巴

彼岸の中日だが
なんと雪が降った

今日は文の会
待ち合わせの中華屋で
麻婆豆腐
青椒肉絲
餃子
春巻き
ランチセットには
スープとご飯と
杏仁豆腐がついた
量も味も満足

外はボタン雪
家では釜をかけ
部屋を温めたが
まだ寒い
インスタントの珈琲
飲んでみると
美味しい
釜の湯のせいか


今日で文の会伊勢物語完読
平成28年2月から読み始めたので
二年か

月に一度で本を読むのは
わずかな時間のみで
その他はお茶や美術館の話しだが
少しずつ進めばいつか
一冊読み終えることが出来る
来月は読破の記念に
食事に行くことに
三人の空いてる日を決め
すぐ電話してみる
幸い
お昼がとれた
場所は
神楽坂の一文字
楽しみだ
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青磁の勉強

2018-02-26 23:54:31 | お勉強
隅々に残る寒さやうめの花 蕪村

朝は寒かった
今日はやきもの研究会

今月は青磁
古越州
珠光青磁
越州窯
耀州窯
人形手
郊壇官窯
汝官窯
南宋官窯
砧青磁
天竜寺青磁
七官青磁
今日は唐物
中国の青磁だけ勉強


帰りは昨日もご一緒だった松籟庵様と
荻窪ルミネのスペイン料理へ
ランチを頼んだところ
写真の長皿に色々盛り付けてある
後からスイーツと珈琲が来るのだが
足りないかも
今のうちに何か頼もうとすると
もう一皿小さめだが
サフランで染めたパエリアが運ばれてきた
これがあれば大丈夫
お腹も満足
でもまだ夕御飯の時間ではないから
また夜は夜で食べるはず
だから今日は四食
痩せるわけない



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