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村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

名水とは

2014-07-19 01:28:27 | 茶の事
名水の茶
名水点の名水とは たとえば
宇治橋三の間の水・・・太閤秀吉がたびたび汲ませた
佐女牛井サメガイの水・・・紹鴎、利休が愛用
柳の水・・・珠光や今日の茶人が好んで用いた

大阪では・・・天王寺の水、亀の水。
江戸では・・・お茶の水、井伊の水。
富士山頂の金明水、銀明水。
利休が汲んだと伝える・・・椿の井戸。
北野の・・・三斎井戸。
いずれも折紙つきの名水である。
そうした有名な水を用いてする茶の湯をいうのである。
《佐々木三味著・お茶事》より

かつて名水点の茶事をしたことがある
南アルプスの天然水だったかな・・・


今日の用事はキャンセルしたので
何もないが
鍼治療だけ行った
鍼は痛くないというが
私めは場所によっては痛い
痛いのに何故行くかと言うと
その後膝や腰の状態が驚くほど良くなっている
結果がすぐわかるので
痛いけれど仕方ない我慢する
鍼のあと筋肉を押したり延ばしたり
先生は色々治療するが
先生の力とわたしめの筋力とのせめぎ合い
始めはう―とか いたいー
と言っているのが
濁点がつき始め要所、要所では
ギタイ、ギターイーデス とか
ガガガー、ググググー と唸る
漫画の効果音のようだ
そこで先生が
「レディ」とおっしゃるので
しかたなく
わたしめは「ガガガガー」
もういちど先生は「レリイ」
わたしめ「ゴゴゴウー」
少しは痛さも
忘れるか



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かたはらに

2014-07-18 00:57:03 | 茶の事
かたはらに 
君に良く似し歌麿の絵がねむりゐる
京の闇かな    吉井勇

歩くのが大変つらい
腰痛だ
いつも突然来る
困った
今日は月に一度の茶の稽古があったのだが
行けない
午前中に鍼と整形外科で痛み止めの注射をし、
薬をもらってきた 
それさえ やっとだ
夜は森金さんが茶事の最終稽古に来る事になっていたが
メールが来て今日でなくとも良いと
先へ伸ばした
明日は料理の予定だったが
それもキャンセル

わが腰痛のせいで
あちこちに迷惑をおかけした
申し訳ない
注射をしたから
明日は治るだろうと先生はおっしゃった

大丈夫 
安静 
気持ちも安静


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花月のはなし 

2014-07-14 23:51:35 | 茶の事
昨日書ききれなかったので
続き
花月之式の話し

花月之式は
「互換機鋒看子細」ゴカンノキホウシサイニミヨ
と 無学宗衍ムガクソウエン和尚の偈頌にある
互いに動きに注目し、
その時々に応じて動けるように、
子細に よく良くまわりもみなさい

全員が集中、緊張してこそ、
花月之式がなりたつという事か

花月之式には
炭付、濃茶付、壷荘付、香付、軸飾付、茶箱付花月
茶通箱付花月、など付物花月

他に貴人の加わる、貴人清次花月、貴人清次濃茶付花月、

結び帛紗花月、投込み花月、無言花月、四畳半花月、逆勝手花月などがある
それら
全ての基本が
平花月之式である

と以上は昨日の分


今日は研究会
外は暑いが冷房のない茶室の中は
もっと暑い

集中してものを見る
先生のご説明通りに子細に見る
他にも次々と道具が出され
集中して 見る
集中したせいか 暑さを忘れた
名品は心を洗う
気がつけば今までの暑さを忘れ、
心より涼しくなっている
その事実にみなが驚いた


後十五番歌合・一三 七番 嘉言

夏の夜を
待たれ待たれて時鳥
ただ一声も鳴き渡るかな

通釈】夏の夜をずっと待たれ待たれして、
時鳥はたった一声だけでも鳴いて渡ることよ。
 

先生の露地の葡萄
まだ 若々しく可愛らしい



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宗旦むくげ

2014-06-25 00:45:33 | 茶の事
茶歴が深くなればなるほど
点前の種類も増える
考えてしまうと
細かい手続きの場面に
迷いがおきる

迷えば 私は
まず本にさがす
案外答えが書いてある
または
よくよく理屈を考えて解決するか
それでも解らねば
さらっと
信頼する先輩や
尊敬する先生にお訊ねする

さて
奥伝の菓子のこと
数を縁高に盛る時
真ん中に上用饅頭、なければ金団、
菓子は手法の違う菓子を用意する
水菓子以外の他の菓子は特に決まった場所はない
上用饅頭も必ず用意するものとは言えない
と不明は解決

今日の稽古場の花は
宗旦ムクゲ


わが家のムクゲはまだまだ咲かない



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梅雨にお似合い

2014-06-22 22:23:58 | 茶の事
雨が降っている
和菓子教室は行かない事にして
眠った 
起きたのは午後二時で
驚いた


写真は
enosima beer
ギターにヤシの実のラベルが
いい


積んである下の本を取ろうとしたら
山積みの本が崩れてしまった
日本古典全集の梁塵秘抄

舞へ舞へ蝸牛カタツブリ 
舞はぬものならば 
馬ムマの子や牛の子に蹴クゑエさせてん 
踏み破ワらせてん 
実マコトに美しく舞マうたらば 
華の園まで遊ばせん 
〔梁塵秘抄巻二〕


かたつむり 蝸牛 でんでんむし
平安時代にはもういたのか 
梅雨にかたつむり
お似合いである 



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大雨注意報

2014-06-06 22:57:39 | 茶の事
かたつぶり 角ふりわけよ 須磨明石  
 芭蕉

一日中雨だ
途中からとても強い雨になった

茶事の支度に
サカチカさんとサワワさん
午後から来た
道具を箱から出して水屋の棚に並べる
空になった箱だけでも嵩張る

明日はまた茶事の支度だ



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景信茶屋

2014-06-03 22:32:08 | 茶の事
庭の木々がドンドン茂り 
風通しも悪い
チャドクガも発生した
ひどい状態だ
日曜日に茶事があるが
これでは庭には出られないかと心配していたが
ようやく植木屋のあおきさんが来てくれた

まず
ご両親はお元気かとたずねると
答えは
元気元気 と重ねた程 お元気なのだろう
あおきさんのご両親は高尾山から三番目の山の景信山
その景信山に山の茶屋を土日だけ開いている
景信茶屋あおき だ
何度かテレビに出るからと電話をもらったが
最近またテレビに出たそうで 
あとフジテレビに出れば
コンプリート完成だという
殆どのテレビ局に出たということらしい
父上は84歳だったか母上は80歳とのこと
仕事があるという事が
生きがいになり元気の素となるのだろう

鋏で切る音や
落ちた葉を吸いこむ掃除機のような音がつづき
四時頃には終わった 
濡れ縁からみると
木々がすっきり
これで風も通るだろう
気分もすっきり した



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斗 ます

2014-05-25 21:27:16 | 茶の事
炭斗の「斗」は
音よみで ト
訓読みでは ます
ひしゃく、ます
また一升の10倍
また柄杓形の星座の名「斗牛/星斗・泰斗・北斗」
とある

炭斗は炭を入れる升ということだろう
風炉と炉の炭の大きさが違うゆえに
炭斗も異なる
大きな茶会では待合に炭道具がかざられて
格の高さをあらわす
茶事では
初座で炭手前が始まり広げられる炭道具に興味は深まる
羽、カン、箸、香合、釜の蓋
そう順番に畳に置いていく
次は カン掛け、釜敷、釜上げて
掃いて直して 
(風炉は)炭ついで
掃いて 月切り
掃いて 香焚く

炭斗から炭を掴み炭をつぐ

種火からついだ炭へと火が移り
赤々と燃える
やがて
釜の湯が煮え
濃茶が練られる

炭の熾りゆく様や衰える様
時間の経過とともに味わえる

炭手前は楽しい



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花橘

2014-05-05 00:24:48 | 茶の事
五月待つ
花橘の
香をかげば
昔の人の
袖の香ぞする 古今和歌集


茶会のあと
夜7時半頃片づけを終え最後に残った8名で 
目黒銀座を歩いて駅まで行く
それぞれ大きな荷物を持ち歩く
勿論みな着物である 
すれ違いざまに年配の女性が振り返りながら大きな声でおっしゃる
「素敵ですね、踊りか何かですか」お誉めのお言葉
「有難う御座います!」
「そうです。華やぎ流です」なんて答えておいた 
おほほ 皆笑いながら駅へ向かう
笑うと疲れが取れるようだ

写真は
珈琲でも飲もうと何度か来た事のある
駅前の洒落たイタリアンの店
また次の茶事、茶会に向けて頑張ろう
まずは
お水で乾杯した

茶会の茶銘は
花橘



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茶会の花

2014-05-03 00:33:44 | 茶の事
明日の茶会
花をどうしよう

茶花を用意することも
花入に花を入れる事も
あんがい苦労する
花はあるようで、咲く期間が短く
すでに終わっているものも多い
受付を頼んだ草苑さんが
茶花をたくさんつくっている
持ってきてとお願いしてあるが
水屋の皆さんも
花があればお持ちください とメールした

わが庭に今咲いているのは
おだまき、二人静、エビネ
いちおう三種を用意した

花入は時代胡銅の尊式
花は里庵様にいつも頼むのだが
今回は到着が遅くなると言う 
くれぐれも少し早めに来て欲しいと
お願いした
わかりましたと返信あり
ひとまず安心


写真は庭の二人静



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五月だけれど 畳替え

2014-05-01 22:40:55 | 茶の事
5月に入った

5月3日に茶会をする
場所は目黒区役所
主催は晴の会 四名 想望庵、松籟庵、松風庵とわたしめ
道具を出し会い小寄せの茶会をする
連休中なのでお客様が少なく
それではとお誘いのお手紙を出すと
たくさんいらして下さる事になった
それで4回の茶会を5回に増やした
四畳半なので一席10名弱
お客様は48名水屋は11名
茶席は一席 同じ席で濃茶、薄茶とする
点心は福槌 お菓子は虎屋
それが売りだ
明日は自分の担当の道具を用意せねば



今日のあさ8時半
畳屋さんから電話があった
雨のようなので2日に来ますとの約束だったが
今日晴れたのでこれから取りに来ますとのこと
あと40分で着くからと言う
昨日まで稽古していた釣り釜を外し
炉を塞ぐ 
透木釜も仕舞うべく もう一つの炉を塞ぐ
風炉先や毛氈 その他もろもろ
水屋に運ぶ 何度もそれを繰り返す
一時水屋に置くしかない
予定では
明日畳屋が来るので
今日中に風炉の用意をして置かないとと稽古に間に合わないと
その気になっていたのだが・・・
予定道理にはいかない
畳屋さんも良い歳だ
畳を運んで狭い玄関を通り抜けるのも大変そう
久しぶりに重たい畳を持ったと 疲れた様子
「いやね この前腰を痛めてね
今回の仕事の為に せっせと病院に通ったよ」
「今はどうですか」
「すっかり治ったから 大丈夫さ」
大丈夫かな・・・

茶室の縁は
麻で紺
と習った気がするが

世の中化繊が多いけど
うちはちゃんと木綿でしますよと
自慢げに黒に見える紺の縁を見せてくれた
麻はありますかとは 聞けなかった
そして うちの畳面はそれを作った人もわかる国産ですよと
これまた広げて見せるラベルもそれらしい
正直材料は見ても良くわからないが
以前も二度ほど頼んである
畳屋さんが腕は確かで
良心的な職人さんだとわかっている
阿漕な事はしない事は知っているから
大丈夫・・・ですよ

木戸の青もみじが頭を垂れている
昨日の雨でまたまた枝を伸ばした
畳を運んで木戸を通るたびに 
さぞ邪魔だったろう





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好み表具

2014-04-29 00:14:50 | 茶の事
新幹線のグリーン車にのり
三島まで出かけた
平安の写経をいくつかに切って
表具をする その裂地を決める為
今日はF先生と、紫先生と
表具屋さんへいくのだ

本紙の写経切を台紙に貼る いわゆる台貼表装にする
まずその台紙の紙を決めた
一文字は金襴
中廻しは緞子
上下はしけ

表具屋さんは次々と巻物になっている生地を持ち出して
合わせる
それがたくさんあるので すっかり迷ってしまう
あーだ こーだと 約束やら色々聞いて
また 今回の予算ではとても使えない竹屋町や金襴の高価な生地も
何本も広げて見せてくれた
そんな事を三時間以上も繰り返し
すっかり疲れてしまった
でもやっと決まり
満足
とても良い感じだ

またついでに先生に見て頂き
近衛信尋の和漢朗詠の色紙を
一文字は同じで中廻しを変えて四幅
お願いした
こちらは私の好みの表具
何ヶ月か先の事だが
どんな具合に出来あがるか
いまからとても楽しみだ


表具屋さんはとても素敵な設えだったが
写真を撮るのをすっかりわすれた
写真は京都の梨青の店内




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酔難除

2014-04-16 00:28:07 | 茶の事
夜10時半頃
乗り換えて帰りの電車に乗り込む 
あいている席が一つか二つ
まずは男性と男性の間の席に座った
右の男性はスマホでゲームに夢中
左隣の男性はひどく酔っていて、
一秒たりともじっとする事が出来ず
ふらりふらりと身体を揺らす
座席から落ちそうになる程、足を前に出し
身体を沈めて座高が私の肩くらいになった
その身体を起こしたかと思うと、頭を抱えて携帯を握りしめている
余りにも動くので心配で見ていると
酒臭い息をまわりにふりまき、溜息を盛んに吐く
その度に携帯を持ちかえる
落とさないかと、ふと見ると
その携帯に小さなお守りがついている 
文字が書いてあるので
ついついそれをじっと見た
「酔難除」
と書いてあった
ははん さもあらん
ご家族はご心配でしょうね
でその後も 
すぐ私めに寄り掛かるし、
そっくり返り窓に頭を打ち付け大きな音をたてる
気になりゆっくり座っていらない
降りる駅はまだ先だが
立ちあがり移動する事にした
酔難も 避けるが良しだ

昼は茶の稽古
夜は料理の稽古

写真は向付のあぶり魳カマス
猪口一杯のお酒とともに
絶品だった



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漆器はジャパン

2014-04-14 01:10:29 | 茶の事
磁器はchinaという
漆器はjapanという
なぜジャパンか
漆器は中国が発祥地で
技術は漆木と共に大陸から日本へ伝わったと考えられていた。
中国で発掘された漆椀は、
放射性炭素年代測定で約6200年前と確認されたが
北海道から出土した漆の装飾品は約9000年前、
福井県で出土した漆の枝は、世界最古の約 12600年前のものであると確認され、
DNA分析で日本の漆は日本固有種であることが判明した。
現在では漆器の起源は日本であるという考えが一般的である。
ウィキペディアにはこのような事が書いてあった
なるほど だから漆器はジャパン 
なるほど

漆器は現在のものより
古いものの方が漆の力が強く
剥げたり傷になりにくいという事、
江戸後期のものでもかなりつよいが
室町時代の根来のお椀は剥げないと 聞いた
最近の棗などは絹で拭くとすぐにすり傷がつく
安かったので仕方ないが
盆なども軽く拭いたつもりが細かい筋の傷になり驚いた
国産の漆が少なく殆ど中国の輸入だとあるから元の漆が昔と違うのだろうか

そういえば
わが家で日常、花入の台にしている明治頃の「輪島の朱塗四足の膳」は
いかなるものを乗せ乱暴に扱っても
傷ひとつ出来ない
安心して何でも乗せているが
これからは
大切にしよう


写真は
近所の玄関先の花
タイミング良く
綺麗に咲いていた

歩き歩き物おもふ春のゆくへかな  芭蕉




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しろやまぶき

2014-04-07 23:31:42 | 茶の事
月に一度の茶の稽古
四月は透木釜にての初炭手前
透木には好みがあり
利休好は 朴の木 ホウノキ
宗旦は 桐
竺叟好の 桜
円能斎好の 梅

炉用と風炉用がある

透木風炉を持っていない
欲しいのだが それを仕舞う場所がない

写真は山吹に玉浦椿

山吹の
花咲く里に成ぬれば
ここにもゐでと
おもほゆるかな    西行




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