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村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

森の落葉樹

2016-10-30 23:53:46 | 茶の事
炉開やあつらへ通り夜の雨 一茶

明日で十月も終わる
風炉を炉に替える
蓋置や炭道具に柄杓
風炉釜をしまい
炉縁や炉釜を出す
一人ではとても大変なのだ
手伝いに行きましょうかと
との言葉に直ぐさま
お願いしますと返事をした 
今日はその道具替え
11時に森金さんとサカチカさん
が到着
お昼休みはあったものの
五時まで働き続け
ようやく今日の作業は終わり
良かったこれで
何とかなる

軽くちょっと飲みますか
いつものイタリアンのお店で
私はビールお二人は白ワインを
デキャンタで注文
まず乾杯
おつまみを色々取り
少し良い気分になった


貧に処す炉開や森の落葉樹
山頭火


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段取真剣後始末

2016-08-03 02:28:32 | 茶の事
月に一度の茶の稽古
始めに先生は花を活けられ
ことばの斉唱
黙祷
利休百首
その後季節の茶趣や
行事のお話しをされる

毎週二日間の私の教室は
風炉をふたつ
灰を整え
茶室の掃除をし
種火をつけて
軸を掛け
花をいれる
種火を風炉に入れ
釜を掛ける
最後に畳を拭き
香を焚く
ここまで
時間は1時間半

お弟子が来れば
畳を拭き
手を清めてから
床の軸
花入をご覧
挨拶をして
水屋へ

炭手前の支度
茶入に濃茶
薄茶器に薄茶
棚に水指と薄器を荘リ
薬缶と片口に水を入れ
茶巾を添える
建水
茶碗を仕込んむ
菓子の用意

挨拶をして
炭手前を始める

次からのお弟子は菓子や
茶器に茶を用意して
点前を稽古する
その日の最後は
お弟子が片付ける
釜を清め
その湯で使った陶器類を湯通し
茶巾を洗って干す
茶筅をブラシで掃除
茶筅直しに入れる
水瓶 茶巾盥 茶碗洗いの
桶を清めて空にする
簀の子を外し
流しを清め
簀の子を立てて乾かす
風炉の火を取り
茶器の茶を茶溜にもどす
菓子はきちんとしておく
花は花溜に入れ水を落としておくと
稽古の始末は終わり

誰でも点前する時間を
まずは重要に思うが
その他の水屋仕事
支度や片付けを
迷いなくすることが
より重要


段取り
真剣
後始末




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梅雨雲

2016-07-23 00:02:31 | 茶の事
梅雨雲こめて雪舟の庭くらし 
秋櫻子

関東の梅雨は未だあけていない



月に一度のお茶の稽古
写真はその時の花
夏の花の瑞々しさに歓声を上げる

2カ月お休みしていた
辛子様とたの様のお二人
今月から復帰
良かった
嬉しい



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さやさやし

2016-06-26 00:29:24 | 茶の事
菅畳けさ 
さやさやし
風に吹かれ
跳び跳び軽ろき
青蛙一つ  北原白秋


今日は
朝早くに出かける
外に出ると地面はすっかり濡れている
今しがたまで
雨が降っていたのだ
霧雨のように雨が降っているが
傘をささず出かけた

月に
一度の茶の稽古
年に
何度かの奥伝の稽古
今日は,…
行の点前をする
大円の草と行之行台子


水指の蓋の置く位置は 
真は 正面
行は 客付
草は 勝手側に

柄杓の扱い
真は 置き柄杓
行は 切り柄杓
草は 引き柄杓

柄杓は
真は柄杓を杓立に
行は柄杓を右手に蓋置きと共に持ち出す
草は柄杓を建水に乗せて持ち出す

など他にも色々あるが
扱いを
真行草に分けて私は
理解している



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五月待つ

2016-05-01 23:22:52 | 茶の事
五月待つ
花橘の香をかげば
昔の人の袖の香ぞする

五月になった

朝方、大宮の茶の友人から
電話があり目が覚めた
風邪ひいてるの?
と聞かれた

そうなんだ風邪だ
風邪を引いてしまったらしい
五島美術館での茶会を
土曜日にひらくのたが
参加するからとの電話
今度の茶会で
久しぶりに会える友人達も多い
茶会で会えるのも嬉しい
いや
茶会で会えるから
なおのこと嬉しいのだろう
準備はほぼ完成したことで
気がつい緩んだか
風邪を引いた
動きたくない
今日も法事があったが無理をせず
変わりにtomoちゃんに頼んだ
連休はどこへも出かけず
静かにしていよう



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白雲木

2016-04-23 23:58:27 | 茶の事
今日は月に一度のお茶のお稽古
写真の
花は白雲木とサンゴソウ

「季節の花300」には
白雲木 ハクウンボク
・エゴノキ科。
・学名
  Styrax obassia
   Styrax : エゴノキ属
   obassia : オオバヂシャ

・山地などに生える。
・花はエゴノキによく似ているが、
 白雲木は葉っぱがかなり大きい。
 (エゴノキは指くらいの大きさ)
・白い花が満開に咲くさまが、
 白雲のように見えることからの
 命名。

・夏から秋にかけて
 大きめの実がなる。

・別名
 「大葉萵苣」(おおばぢしゃ)。
   学名の「obassia」は、
   この「おおばぢしゃ」の
   読みからつけられた

とある


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落ち椿

2016-03-25 00:47:52 | 茶の事
落したか
落ちたか路の
椿かな 
     子規


中野で研究会
一人だと都合の良い理由をつけて
休むこと多々有り
それではいかんと
お弟子様と
待ち合わせをお願いして
二人で出かけた

時間は決めたがホームのどの辺か
場所が未定
いざメールでもすると
バックを探れどスマホが何処にもない
家に忘れた
早めに駅に着いたので
駅へのエスカレーターの近くで待つ
時間の五分前になった
すれ違いになってしまったかもしれない
急いで改札口を入る
通勤ラッシュの時間帯で人でいっぱい
携帯を持っていない
心細い
会えるのだろうか
電車も何やら事故なのか
動かない
だんだん不安になってくる
帰ろうかな

電車が発車したあとの
少しすいたホームをうろちょろし
漸く 会えた
その時の
嬉しいこと
久しぶりの安堵感
携帯があればどうということなし
忘れたおかげで
朝から脳を活性化することが出来たような
気がした


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春雷や

2016-03-08 00:19:12 | 茶の事
春雷やぽたりぽたりと落椿 たかし

たかしは松本たかし
1906- 1956、
東京都出身の俳人。
本名は松本孝。
能楽師の家に生まれ能を志したが、
病のために断念、
高浜虚子に師事し
俳句に専心した。
俳誌「笛」を創刊・主宰。芸術性の高い高雅な句を作り、
「ホトトギス」では川端茅舎、
中村草田男らと並び称された。

夜中から朝方
ものすごい雨の音で何度か目が覚めた

今日は月に一度の茶の稽古
雨コートに雨の草履
荷物も極力少なくして
午後からの稽古だが早め早めに出かける

電車の中で
友人の凜様が無事に退院したとのメールがあり
そのあとに電話すると元気な声
まずは良かったと
ほっとした

私は以前
入院や手術やらでお茶のお稽古を休んでいた
その間社中の人たちや友人達はドンドン先へ進んで
私だけ遅れてしまうのではないかと
ついつい焦って
体力以上に動いたり
頑張らなきゃと無理をした

その結果
また病気になり
また入院
ということを経験した
それを
「病は癒イゆるに怠オコタる」
と言うようだ
意味は
病気が治りかかるとつい油断して、
養生を怠ったり、むちゃをしたりして
再発を招くことが多いということ。
病気は治り際が肝心だということ。

そうだ
治り際が肝心
しっかり養生すること
焦らない事



写真の花は
ダンコウバイに藪椿
ただの藪椿だが
美しい





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源氏香と茶会 の お誘い

2016-02-20 00:49:23 | 茶の事
3月26日土曜日に
想望庵さまと茶会をする

今回は源氏香と茶席
その会の茶券のようなものを
今日はお送りする宛名書きをした
茶券のようなものというのは
毎回時間を決めてお越し願うため
茶券は必要ない
受付でチェックするだけだ
しかし何かあった方が良いだろうと
時間と場所を書いたものをお送りする

お客様は
昔からの友人知人先輩の方々
それと以前ブログでお誘いし
コメント欄にて申込くださった方々だ
今回は
10時から1時間ごとに四回
香と茶席で2時間ほどだ

ところが
13時の席にお客様が少ない
もし源氏香にちょっと
ご興味がおありならば
いかが

源氏香は
五種類それぞれ各5包みの計25包みから
5つ選んでその香りを分別する
縦に線を引き同じ香りは横に繋げると
その形が52通りあるのだ
源氏54帖の最初と最後を抜かして
その形を帖にあてはめる
結果できた形を
「源氏香の図」
と言うのだ
さいごには正解を発表
当たると賞品がある

ぜひともお越しくだされ
間違いなく楽しく
香を聞くは 脳に良い


花丹茶会と源氏香
とき  3月26日土曜日
第四席 午後1時席入 
ところ 目黒区役所 はぎの間
会費  4,000円 食事なし

香席
今回の香は「源氏香」
私の香の先生が担当
直心流
初めてでも問題なし
いや
ほとんど初めての方かも

茶席は
想忘庵が担当
濃茶と薄茶

このブログの
コメント欄にご連絡先をご記入下され
コメント欄は非公開ゆえに
お電話お名前メールアドレスご住所
などをどうぞ
後日
ご案内申し上げます



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源氏余韻の会

2015-12-27 20:54:43 | 茶の事
ゆく年の惜しくもあるかな 
ます鏡みる影さへに
くれぬと思へば 
        つらゆき


今日は
17日の三渓園にての茶会
「源氏の会」の 余韻の会

茶会の余韻を楽しもうと
水屋の20名にメールをしたが
28日にしたら出席は主催の三名のみ
やむを得ず27日の今日にしたところ
参加者は6名
倍に増えた

源氏の余韻だから
上野の韻松亭なんか相応しいかもと
言っても今更予約もとてないはず
源氏の頃は何といっても唐物だからと
都合の良い言い訳

場所は
いつもの中華屋に11時半
豪華版でいこうなどと言っても
頼むのは常日頃と同じもの
フカヒレやアワビもあるのだが
注文はしない
いつもと同じ
まずは生ビール
十分に食べ飲み
杏仁豆腐も食べて
次は喫茶店へ
着いたのが1時
それからお喋りが始まり
そろそろ帰ろうかとなったのが
4時15分
十分
余韻を楽しんだ


源氏の会
次回を
楽しみにして




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冬至

2015-12-22 23:48:13 | 茶の事
貧乏な儒者とひ来る冬至哉 蕪村

冬至だ
柚子湯に入り南瓜を食べた

今日は月に一度の茶の稽古
今年最後
稽古のあとは
忘年会
写真はその中のひとつ
日本料理の店であるが
洒落た料理が出る
中々美味しい
満足して帰った

さあいい気分で
来年も頑張ろうっと



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脳トレ

2015-12-05 21:40:07 | 茶の事
香道を以前稽古していたが
10年間稽古してやめた

先ほどテレビで見たところによると
香を聞くことが
脳を活性化させ
脳トレになるそうだ




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休養

2015-11-23 22:09:22 | 茶の事
家で
なかなか本を読めない

外でお茶を飲みながら
本読む

今日は一日で読める源氏物語
筆者は
カリスマ古文講師
吉野敬介


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茶の湯人物案内

2015-11-14 00:59:01 | 茶の事
三渓園の茶会まで
あと一か月ちょっと
今日は新宿へ
青松園に消耗品を買いに行く
丁度売り出しをしているので
いつもより一割安い
柄杓 
茶筅 
茶巾 
黒モジ
炭 
枝炭 
火入炭 
香 
懐紙
茶会までに送ってもらう

ついでに本も買った
淡交社の
「茶の湯の人物案内」八尾嘉男氏
淡交に連載されていた
面白かった
本になり良かった
早速見たが細かい文字もある
メガネを掛けてゆっくり見よう




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饅頭食い人形

2015-10-09 19:44:42 | 茶の事
風邪をひいた
おとといから調子悪かったが
今日も扁桃腺が痛く
熱っぽい
食欲は 充分あるから
まだ大丈夫だ


写真の土人形
伏見焼きだろうか
手に何かを持っている
持っているのは饅頭だそうだ

これは「まんじゅう食い人形」

両親のどちらが大事かと聞かれた子供が、
手に持っていた饅頭をふたつに割り、
どちらが美味いかと
問い返したという
説話が背景にあり、

この人形を部屋に飾ると
子供達が
賢く育つといわれてる とある。
そうか 
子供の頃の
わが家には 
なかったからか




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