goo blog サービス終了のお知らせ 

村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

夏風邪

2013-07-09 19:06:47 | 茶の事
昨日の予定では
今日はすっかり元気になっているはずが
朝起きると体が熱い
大気が暑いからかと思っていたが
熱がまだあるようだ
夏風邪をこじらせたらしい

外はもっと暑いのだろう
出かけると治りが遅くなる
大好きなお茶の稽古なのだが
どうも外出は無理だと判断
とりやめにした

それと少し前に
明日と明後日の村雨庵のお稽古も
休ませてもらうとメールをした
自分の稽古場は優先順位一位なので
多少の事では休まない
今回はその後にお茶事もあるので
思い切って休む事にした

こんなに何日も休んでいては
きっと痩せてがりがりになってしまうかもしれないと
一抹の不安があるのだが

食欲も脂肪もまだまだ確実にある・・・


茶の湯・茶道ランキング


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日は 元気

2013-07-08 22:08:02 | 茶の事
我が庵は森の下庵いつとても青葉のみこそ生ひしげりつつ  良寛

一日は早い
昨日お二人に頂いたケーキ
綺麗だ
2つ 食べた
食欲はある
少し横になり
眠れるようになった
時間があるから
本を読めるかと思ったが
とんでもない
頭を使う事は一切できないらしい
活字をみると頭が痛くなる
ぼーっとすることしかできない 
これが薬かも


茶の湯・茶道ランキング


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たなばた だが 

2013-07-07 20:27:15 | 茶の事
昨日は元気だった が
夜は熱が出た
咳も出る 体を横にすると 咳がでて止まらない
眠れない
仕方なくマクラを二つ抱えてそれによりかかる
眠れるはずもなく 水分を取ってじっとしている
今日予定のお料理はどうも無理だろうと
三名にお料理とりやめのメールを書く 
外は白じらと明るくなり
小鳥のさえずりが聞こえる
まだ4時半頃だ 保存だけする
月曜日はふくめの会 会員に参加の有無確認のメールを書く 
これも保存して 朝7時半に発信した
このところ毎日予定が入っている無理をしたつもりはないが
年のせいか回復できないのだろう
少し静かにしていないと なおらない
明日のふくめの会はお休みしよう
用意した会費とお菓子は
紫先生はお出になると伺い
途中下車して頂き、お渡しする事にした
よかった

たなばたや龝をさだむる夜のはじめ 芭蕉

七夕は旧暦ではまさに秋の始まりなのだろうが
新暦では梅雨もあけ 猛暑はこれからだ
取り敢えず私めは 騒がずしずかに 風邪を治さねば


茶の湯・茶道ランキング


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真昼中

2013-07-05 21:22:54 | 茶の事
真昼中ほろりほろりと芥子の花  良寛


朝おきると 風邪だろうか
身体が重く 起き上がれない
たんが絡んでコホンと咳をしようとすると
腰が痛み咳もできない
小さく コホコホと咳をするが
つかえはとれない
体があつく
部屋が暑いのか自分に熱があるのかわからない
こういう時は ひたすら寝るのだ
今日は一日 用事もないから
あとで病院にいけばよいのだと
眠る
目が覚めるとお昼だった
予約した11時の鍼治療の時間は過ぎている
また約束を 忘れてしまった
われながら情けない
まだ熱っぽい
夕方 病院へ行く
血液検査をし、点滴、それに薬をもらう
会計で一万円以上支払った

不健康は 不経済だ

寝よう 
ねむれば なおる

明日は茶会だから

写真は
サカチカさんに作ってもらった茶杓筒の仕覆
私めの おたからだ




茶の湯・茶道ランキング



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏越の祓い

2013-06-30 23:56:41 | 茶の事
水無月のなごしの祓する人は
ちとせの命のぶというふなり 読み人知らず(拾遺和歌集)


六月三十日 
今日は夏越の祓い
いつも寒川神社から夏越の祓いの申込書が送ってくる
中には紙製の「ひとがた」が入っており
それに名前と生年月日を記入、
身体をなで、息を吹きかけて送ると
寒川神社で半年の罪や穢れを祓い、残り半年が無事に過ごせるよう祈願してくれる
もう20年以上かかしたことがない

この日、京都では水無月と言うお菓子を食べる習慣がある
六月には茶の菓子や懐石に良く登場する
三角の形と小豆が定石で
これから厳しい夏を無病息災にて乗り越えんがため
形が三角なのは氷室の氷を表し、小豆は悪魔祓いだとか

今回の日光の茶会でも
濃茶席の菓子は「水無月」 濱田屋製 だった


写真は金曜日に撮ったもの 「明治の館」だったか
それと下のは
立木観音





茶の湯・茶道ランキング


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初摘み ちりめん

2013-06-25 22:02:29 | 茶の事
鎌倉や御仏なれど釈迦牟尼は美男におわす夏木立かな 晶子

鎌倉高徳院の大仏は
釈迦牟尼ではなく阿弥陀如来である事は有名な話しだ

昨日 丸の内に行った時和久傳に寄った
和久傳山椒の初摘みちりめん
若くて柔らかい丹後の実山椒と新物のちりめん 
消費期限は短い 一週間だ
早く食べないと というわけで今日も朝と昼と夜
三食のご飯に山盛りのちりめんを乗せた
食後はスイカだ

夏だなあ




茶の湯・茶道ランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昼寝 覚め

2013-06-22 23:47:48 | 茶の事
愚だ愚だしている と
自分でいやになるのだが
ぐだぐだ ゴロゴロしている
今日した事は葉書を一枚書いた事
南瓜を煮た事
あとはグーグー寝ている
厭だと思うとストレスが溜まるらしい
いいやと思ってしまえば いいのだ・・・が
何がなくとも シャッキと
シャッキとしたいものだ


現身の何も残らず昼寝覚め 汀女





茶の湯・茶道ランキング


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

良寛と白雪羔

2013-06-21 23:02:19 | 茶の事
今日は伊勢の会
相変わらずいつもの中華屋で
ビールと春巻きとあと二品 今日は八宝菜と鶏の揚げたもの
ランチなので三人に
スープとご飯とデザートに杏仁豆腐がつく
味も量も満足 少し残してしまった
伊勢の会
紫兎さまからお酒、
松風さまからは良寛さまのお菓子を頂いた

先週の土曜日に良寛の書の講義を聞きに行った
病に倒れ衰弱した良寛が出した手紙が残っている
「白雪羔ハクセツコウ 少々御恵オメグキたまはりたく候 以上
 十一月四日 菓子屋三十郎殿 良寛」
スライドに映ったその良寛の文字は震えて文の意味もさながら
耳から目から悲しみが沁み込む
家に戻って松風さまはお菓子を調べて取り寄せたとのこと
その細やかな心遣いに感激した

良寛の「白雪羔をお恵み]とう文字に溢れる哀しさ迫る 村雨庵



また紫兎せんせいのお酒の銘は「羅浮仙」梅の精なのだが
「らふせん」は拙ブログ今年の2月10日に登場した
 そのラフセンなのだ

お二人とも中々心にくい


時間もたっぷりある
伊勢物語に辿りつくまでお喋りがつづくが
そろそろ 読みますか
今日は九十七段から・・・


茶の湯・茶道ランキング



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

根津美術館へ

2013-06-18 23:51:44 | 茶の事
今日は陶磁協会主催の講演会がある
根津美術館で1時半からだ
演題は「朝鮮時代陶磁史における青花磁器」
講師は安宅コレクションの安宅英一氏のもとコレクションの収集に携わったという
かの伊藤郁太郎氏
松本清張の小説『空の城』では岸田直介の名で登場しているとのこと
遠くの席で拝聴した 
途中、熟睡状態
前の方に座らず良かった

現在開催の展覧会は7月21日まで
萩出身の実業家の浦上敏朗氏のコレクション
浮世絵と中国、朝鮮の陶磁 「やきものが好き、浮世絵も好き」
駆け足で回って それから料理の稽古の為
銀座線表参道から丸ノ内線へ乗り換えた

今日の料理は鰹だ

出刃の背を叩く拳や鰹切る 松本たかし

で帰りは 夜の11時半過ぎ
もうすぐ明日になる


茶の湯・茶道ランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

降りたる雨を 覚めて知る時

2013-06-16 23:54:19 | 茶の事
たのしみは
晝寝せしまに庭ぬらし
ふりたる雨を
さめてしる時   橘曙覧「独楽吟」

日曜日だが かたづけなどせねば
ぎりぎりの酷い状態になっているのだ
足が痛いので休み休み
茶碗は茶碗 懐石の鉢、向付 軸は軸と
整理しては休む
休む時は食事か甘いものを食べて
お茶を飲んで そしてちょっと 眠る
目覚めたらまた 片づけに集中
これを三度ほど繰り返し
何とか半分はかたづいたが
まだ半分 道具が部屋中に広がっている
続きは明日にしよう

書類の束に写真を見つけた
私の茶名披露の茶事らしい
亡くなられた宗栄先生もお元気で指図されていた
初座は色無地、後座は訪問着でと着物を着換えた記憶があるが
写真に写っている人達は
若い 当たり前だが みな若い 
でも今、若く無くとも 
いまが一番、いい気がする
年を重ねることも 
なかなか良いものだと
若い時の自分に教えてあげたい 


茶の湯・茶道ランキング


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行方不明の本

2013-06-14 21:10:38 | 茶の事
写真は昨日の新宿

朝から 寝てる
予定はあった
整形外科へ行って 内科へ行って
七時に予約している鍼治療

だが起きれない眠たい
ゴロゴロしてばかり
前のふたつは止めて鍼治療だけ
受付にずっとさがしていた文庫本がある
そうか
前回きた月曜日に忘れていったようだ
気がつかず
ずっと探していた行方不明の本なのだ
本は
乙川優三郎の「麗しき果実」
かつて朝日新聞の新聞小説だったもの
江戸の有名人がたくさん登場する
原羊遊斎、酒井抱一、鈴木其一、中山胡、亀田鵬斎、
途中でなんとなく もう読みたくなくなったが
本が行方不明になると
気持ちわるいもの
見つかったので 
とりあえず読んでみよう

明日は出光美術館へいく予定
ひとりだと くじけるから
松風さんと約束した
わたしめは
これに限るね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五月雨や

2013-06-13 23:08:10 | 茶の事
五月雨や大木並ぶ窓の外 子規

雨に濡れた緑の木々は
いつの時代でも美しい
朝からしとしと梅雨の雨が降る

今日はお茶の稽古
台子のお点前なので全員紋付だ
一重の無地の着物となると
何となく同じような色合いになるらしい
そういえば私めの着ている薄鼠青のような色合が多かった
こんな雨の日は綺麗な色の方が目には嬉しいが
跳ねを上げるので私は止めた
いや綺麗な色の無地紋付のひとえなど持ってないかも知れない
そういえば皆 地味な色合ばかりだ
若い時 20代から30代頃は
もう目の覚めるような黄色のひとえをよく着たものだ
若い時には若い色
年をとっても綺麗な色を着よう
気に入った着物は心を浮き立てる


帰りは新宿のお茶道具屋さんへ寄る
懐紙など重いものを頼んだので諸々を送ってもらうことにしたのだが
ついでに重かったので持っていた椅子も一緒に送ってもらえるかと聞くと
迷惑な顔もせず快諾 良かった
雨中の着物姿で何かと手荷物は持ちたくない
お陰で帰りは手提げひとつになった

気分の良い所で松籟庵様とひと休み
小田急の10階でサラダ、パスタ、ワッフル、珈琲のセット
さっきサンドイッチを食べたばかりだが
時間は食べどき夕方だ 食べよう




茶の湯・茶道ランキング


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水 一渓

2013-06-11 22:57:05 | 茶の事
今日は茶の稽古日
家を出ると雨模様
手直にあった長い傘を持って出かけた
電車に乗るや手すりに傘を掛けた
忘れるかもしれないと チラッと思ったが
やはり降りる時に傘を忘れた
外は雨 仕方ない
コンビニで取り敢えず折畳の傘を買った
折畳だから今度は忘れない はず


截断紅塵水一渓 

衝開碧落松千尺。截斷紅塵水一溪。

碧落ヘキラクを衝開ショウカイす松千尺、
紅塵コウジンを截断セツダンす水一渓イッケイ。





茶の湯・茶道ランキング



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風の薫

2013-06-08 21:30:09 | 茶の事
虎屋の季節の羊羹
「風の薫」
菓子器は加藤丈挂造 焼〆透かし鉢

寄付は蓮月の短冊、本席は光琳
しつらえは夏の風情
道具畳は溜精棚に水指はガレ 
天板には凡鳥棗
稽古とはいえない道具組だ
腰痛で行けなかった6月2日の平安郷の茶会の話しなど
羨ましく伺う
今週の火曜日の歌舞伎座の
コケラ落としとは何ぞやとなり
新しい建物ができて最後にコケラを掃除するコケラを落とす
よって劇場などが完成する事を言う らしい
こけら落としを観ると 長生きするとも言う らしい
杮コケラは柿カキと同じようだが
書き順、画数がちがう
コケラはキヘンに四画 
カキはキヘンにイチと書いて五画 だそうだ
知らなかった

茶の湯・茶道ランキング


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こけら落し六月大歌舞伎

2013-06-04 23:57:15 | 茶の事
今日は二件
用事がある

ひとつは茶の稽古
そのあと歌舞伎
六時開演の歌舞伎に合わせて茶の稽古を終え
みんなで東銀座へ向かう

杮葺落六月大歌舞伎
御存 鈴ヶ森

幡随院長兵衛が声をかける、
「お若いのお待ちなせえやし」
「待てとおとどめなさるしは拙者がことでござるかな」(白井権八)



それと
助六由縁江戸桜
華やかな出演者がずらっと並び
綺麗だった
席は前から八番目
右の横だった



わが腰痛は1割ほどの痛みになった
歌舞伎座へ行くような余所行きの洋服がなく
着物だ 着物
帯も腰痛バンドの代わり
このところ歩いていなかったせいか
案外 足が楽で階段も軽い

帰りの新橋駅
紫兎先生が切符を買いに行ったきり戻ってこない
どうしたのだろう
方向音痴は超がつくほどだが
まさか新橋でねぇ 
ずいぶん待った 携帯へ電話してみると繋がらない
何度か電話するとようやくお話しでき
どこかで切符は買われたようだが
そこから違う方向へ行ってしまわれたようだ
辿りつかないからと
バラバラで帰る事にして
ホームで待っていればよし
お目に掛れるはずと階段の方を見守ると
後ろからいらした 驚いた
いろいろ迷われたようだが
まあ新橋だから

外出は楽しい

明日からもまた
もとの毎日になる予定でいるが

このところ我が不調の事
つまらない事ばかり書いてしまい
御心配おかけしました











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする