閑話休題、その基次郎との恋愛関係を噂された宇野千代(一八九七年―一九九六年)はすでに有名作家になっていましたが、尾崎士郎、東郷青児、北原武夫など、当時著名な作家、画家と結婚離婚を繰り返し、ますます有名になっていきます。男性との交友を恐れずその経験知識や人脈を生かして新ビジネスを展開するなど、自信に満ちた独立不羈の人物像として現代女性の先進モデルといわれています。この人は百歳近くまで生きて、しかも年を取るほど元気で前向き、人気も高まる、という長寿時代の模範のような人生を送りました。

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長生欲