哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

自己複製機械の原理

2017年07月31日 | yyy58生物学の中心教義について


コンピュータプログラムの基礎理論を確立した数学者ジョン・フォンノイマン(一九〇三年―一九五七年)は自己複製機械の原理を追求し、方眼紙形式の有限状態システム(セルラーオートマトン)の上で自己複製する数学模型を描き出しました(一九五七年死後出版 ジョン・フォンノイマン『自己増殖オートマトンの理論』)。そこに示されたシステム原理は、自己増殖するシステムは本体の内部に設計情報を記載した記号列を保有し、それにしたがって本体と同一の組み立てを行うと同時に記号列を複製する、というものでした。これは後年クリックが提唱した生物学の中心教義と同一の内容を抽象的に述べたものであるといえます。








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複雑さに圧倒される

2017年07月30日 | yyy58生物学の中心教義について


クリックが活躍した前世紀のころは、生命の神秘、などといって科学者も感嘆しているだけでしたが、今世紀に入って生命科学の進展により生物の細部構造が次々に解明されてくると、現代の科学者はその複雑さに圧倒されそうになっているようです。








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巨大な工場の数百倍の複雑さ

2017年07月29日 | yyy58生物学の中心教義について


こういうことを自動的に進展できる機械は人工では作れていません。生物の活動は核酸、タンパク質、糖鎖など有機分子の重合体を切断、接着、ねじりなど分子間エネルギーにより変形していくことで実行されるものですが、これらの変形を媒介するタンパク質の種類は一個の細胞内で数千から数万種あります。タンパク質一個一個は工作機械でたとえれば、一台のNCマシーンくらいの複雑さですが、こういうものを数千種そろえるとなると巨大な工場の数百倍の複雑さでしょう。現代の人工工作物にこういう規模のものはありません。








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生物は単純な構造では無理

2017年07月28日 | yyy58生物学の中心教義について


問題は、自己複製という生物の基本機能を備えるためには単純な構造では無理である、ということらしいのです。生物構造体が自己複製するためには、DNAを複製し、(ミトコンドリアなど)エネルギー発生装置や(細胞骨格など)支持構造や膜や壁や液状物質など細胞の機構内容をすべて二倍に増やして、それらすべての機構を左右に分離して再組立てし整頓し、二倍に増大した細胞の中間部分をくびれさせて二個の細胞に切り分けなければなりません。








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最初の生物の具体的姿

2017年07月27日 | yyy58生物学の中心教義について


三十八億年前の地球に出現した最初の生物は、ずっと単純だったはずであったろう、とはいうものの、その具体的姿は描けていません。








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