哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

フランク語と古フランス語

2016年04月30日 | yyy51侵略する人々


六世紀初頭からフランスを支配したフランク族は現在のオランダ語と同系列のゲルマン語であるフランク語(英語でFrankishという。ちなみにフランス語はFrench)を話していましたが、古フランス語を話す文化教養の高い多数の家来に取り巻かれラテン化しカトリック化して母語を失っていきました。







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武力から言語環境

2016年04月29日 | yyy51侵略する人々


物理的な力である武力が、社会構造に埋め込まれ、経済に埋め込まれて、文化を形成し、言語環境を作り出していったといえます。







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武力の抑止力

2016年04月28日 | yyy51侵略する人々


もともとは武力を背景とするローマの威光が言語の同化を進めた、とみることができます。
ローマ庇護下の市場で商人から略奪すればローマ軍の武力で殺されます。武力の抑止力が市場活動を保障し商業貿易を興隆させます。商業の発展により都市市民が富裕となりローマカトリックの文化を享受する。その文化の表現としてガロ・ロマンス語が広がっていきます。









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パリ周辺の農村の住民へ浸透

2016年04月27日 | yyy51侵略する人々


ガリアで使われるラテン系口語はガロ・ロマンス語と呼ばれる独自の言語に変形していきました。ローマの威光を表すラテン文化とローマカトリック教への同化により都市住民は進んでガロ・ロマンス語のネイティブスピーカーになっていったと推測できます。そして何世代か過ぎると、パリ周辺の農村の住民も違和感なくガロ・ロマンス語の世界に住む人間になっていったのでしょう。








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ローマの文化にあこがれ

2016年04月26日 | yyy51侵略する人々


ローマ領ガリアの主要都市にはローマの貴族軍人が商人を伴って駐留し、ラテン語を操りながら富裕な文化的生活を顕示していたのでしょう。それを見た現地人の上流家庭では子女にラテン語教師をつけただろうと思われます。ローマの文化にあこがれ真似て、喜んでラテン語とローマカトリックの世界に入っていったようです。








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