哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

マシンガンとスマートフォン end

2017年04月19日 | yyy56マシンガンとスマートフォン


マシンガン、スマートフォン、マイカー、個人用コンピュータ機器。今日、個人が使いこなせる優れた機械が簡単に手に入ります。しかしそれらの道具は、現代社会の構造の中で、個人力を拡大するかのように見える一方、それを抑制する装置でもあります。組織力に依存しながらも個人力を憧憬し、しかし構造的に個人力から疎外され続ける現代人は、それでもそれらしか頼る道具がない現実の中で、それらを身体から離すことはできないでしょう。■









(56 マシンガンとスマートフォン end)




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結果的に非個人的

2017年04月18日 | yyy56マシンガンとスマートフォン


マシンガンの瞬間的破壊的な個人力。スマートフォンの広域的継続的な個人力。あるいはマイカーあるいはパーソナルコンピュータが備えるように見える個人力の自由な行使感覚。いずれも現代人が信じ込みたがり、依存したがる個人力の象徴ではありますが、現実にその実力は思うほどではない。それらは、現代の社会構造の中で、多数の個人力を実際に強化する道具となるよりもむしろ互いに競争し牽制しあって少数の顕著な個人力の突出を抑制し、結果的に非個人的な組織力を強化する、というアイロニカルな社会的機能を持つ、ともいえます。








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スマートフォン攻撃のサンクチュアリ

2017年04月17日 | yyy56マシンガンとスマートフォン


超富裕層の個人力が影響を受けるとすれば、それはマスコミ、政治家などを通じた課税強化政策など、間接的圧力によります。そのような圧力は政治力ではあっても個人力ではありません。マスコミに名を知られていない超富裕層、たとえば金持ちランキングで千位から一万位くらいの層は、個人力を阻害される場面が少ないという意味でスマートフォンの攻撃にさらされない個人力のサンクチュアリ、ともいうべき領域にいます。








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評判に関する怖さ

2017年04月16日 | yyy56マシンガンとスマートフォン


一方、世界にビジネスを展開し、海外との取引が利益の大半を占めている私企業のトップなどは、日本語のマスコミやスマートフォンの書き込みなどの評判に関する怖さの感受性は半減しています。マスコミに載ることなどほとんどない著名でない超富裕層は、圧力をほとんど感じない、という実態でしょう。








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書き込みが人事的な圧力

2017年04月15日 | yyy56マシンガンとスマートフォン


政治家、官僚、公的組織の管理者、経営者などもまた、スマートフォン、インターネットの書き込みが、人事的な圧力に変換される可能性を怖がります。








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