哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

拙稿の論は危険?

2013年05月31日 | xxx4この世に神秘はない

Edouard_manet_078_2 もし、よくないというならば、神秘はなくすべきではない。現代社会の安全と快適性を維持するために神秘はなくなってはならない、と思えますね。つまり、筆者としては残念ではありますが、拙稿の理論が世の中に広く受け入れられてはならない、という結論が導けます。

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中世の暗黒時代

2013年05月30日 | xxx4この世に神秘はない

逆に、なんでもあり、ということになるので、芸術やエンターテインメントは活発になる可能性があります。しかし優雅で美しい社会が到来するかどうかは疑問です。ビジネスの衰退に伴って、防犯、防災やサービス業を支える勤労者層の勤労意欲は減退するので、富裕層も安全で快適な生活は難しいでしょう。

こう書いていくと、なにか、中世の暗黒時代のような倦怠に満ちた不活発な社会のイメージが浮かびますね。こうなってもよいのでしょうか?

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神秘がない社会はどうなるか

2013年05月29日 | xxx4この世に神秘はない

Edouard_manet_077 まず、宗教は崩壊します。学校教育も何を目標にしたらよいか分からなくなる。たぶん道徳も危うくなる。命を守れ、などという言葉も意味がなくなる。政治活動も何をスローガンにしたらよいか分からなくなります。自分というものがはっきりした存在でないということになると、旺盛な自己顕示や権力欲も所有財産の意味もぐらついてくるので、ビジネスも活気が保てなくなる。科学や学術の神秘性も薄れてきて、献身的な研究意欲は期待できません。

拝読ブログ:ひきこもりをどうするか - どうなる社会保障?

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次のような思考実験

2013年05月28日 | xxx4この世に神秘はない

これらの社会維持機能が現代社会でも働いていることを確かめるには、次のような思考実験をしてみるとよいでしょう。

これら(宇宙、命、心、内面、自分、意識、運命)の神秘はすべて否定できるという拙稿の見解が、もし仮に(何かの間違いで)世の中に広く受け入れられてしまった場合、現代社会はきちんと維持できるでしょうか?

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時代に適応する神秘

2013年05月27日 | xxx4この世に神秘はない

Edouard_manet_063 現代人が神秘を感じているここに挙げたような概念(宇宙、命、心、内面、自分、意識、運命)も、狩猟採集時代から近代に至るまでの社会に、少しずつ変化しながら、それぞれぴったりと適応し、それぞれの社会を維持する機能を持っていたに違いありません。

拝読ブログ:西垣通「集合知とは何か~ネット時代の「知」のゆくえ」(5)

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