バーチャルリアリティが近い将来、極度に高性能になった場面を考えると、現実世界よりも現実感があるバーチャルリアリティが作れるといえないことはない。もしそうであるならば、虚実を反転させても話は成り立つ。つまり、私たちが今感じているこの現実世界は実は高度な技術を持った未来の超文明人が過去(つまり私たちが思っている現在)の世界を模擬して作ったバーチャルリアリティなのである。もしそうであるとするならば、今私が私だと思っているこの私は超高性能コンピュータの中を走っているソフトウェアのパラメータである。そうでない証拠はない、という議論があります(一九九五年 ネッド・ブロック『脳のソフトウェアとしての心』)。
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