それはたとえば、集団の結束を維持するための儀式、挨拶、冠婚葬祭、墓地、過去帳を管理する専門家集団、福利厚生を管理する専門家集団などです。神仏を信じない人々といえども、あるいは神仏を信じない人々であればこそ、これらの機能を保持する堅固な所属集団に守護されることを必要とします。
逆にそのような集団に属すことができないまったくの孤独な環境にある人は、神仏を信じないまま生活することはできないでしょう。
(39 神仏を信じない人々 end)
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