一方、現代科学が描く物質世界の像は、私たちの日常言語とは明らかに違うにもかかわらず、私たちが感じる日常的な現実の変化をよく予測できます。科学の予測を日常の言葉で表した言い方を私たちはよく使います。たとえば「月は月一回地球の周りを回る」といいます。当然その場合、「~する」という図式の言葉で表現されます。しかしこの言語表現では月の位置、速度の変化を正確にあらわすことができない。正確な予測には、やはり数学表現が必要になってしまいます。
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