哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

40 逃げない人々 end

2014年09月06日 | xxxx逃げない人々

筆者ですか?筆者は逃げるのは得意です。二十何年か前ですがイギリス南海岸の保養地で国際学会の最終日に二百年来という大嵐に遭いました。大木がなぎ倒され、列車は全面ストップ。同行していた妻と当時小学生だった娘を連れてどうやってロンドンに帰ろうか?レンタカーはひとつもないという。各国の学会仲間は諦めてホテルの滞在を延長しています。筆者は顔を覚えていたホテルのボーイに十ポンド札を握らせながら相談しました。不思議、レンタカーが一台だけ残っているというではありませんか。三割くらい料金は高かったけれどそれを運転して、倒れた大木を避けながら無事にロンドンに着きました。■

(40 逃げない人々 end

コメント

逃げる人と逃げない人

2014年09月05日 | xxxx逃げない人々

Edgar_germain_hilaire_degas_045 第三者が逃げない人々について考える場合、とにかく命を大事にしろ、と言いたくなるでしょう。あるいは哲学者が言う場合、いやただ生きるのではなくよく生きることのほうが大事だ、と言ったりする。しかし拙稿の見解では、そういうことは、逃げるか逃げないかのとっさの状況で当事者の感じていることと少し違う。身体を動かす気がしない、というところから来ている、それがまずある、と考えます。

そこから、逃げる人と逃げない人の運命が違ってくるのでしょう。

拝読ブログ:大穴(出目)は忘れたころにやってくる - IP通信 gooブログ  (医療から政治・生活・文化まで発信)

拝読ブログ:日本と本と猫と 朝日新聞 懲りない人、逃げる人、煽る人

コメント

このままでよい

2014年09月04日 | xxxx逃げない人々

目に見えない、音も聞こえない、想像でしかない、そういうものは感じなくても良い、という気もする。そういう気がしているとき、人は逃げないでしょう。逃げることはかえって危ない気さえする。そして逃げない理由を考えてしまう。そう思うことがあります。特に老人はそういうことがありそうです。

このままでよい。今までいつもこのままだったから、今もこのままでよい、と思ったりするのでしょう。

身体の深いところでそう感じてしまうと、周りの人がよほど強く呼びかけない限り、人は逃げない場合がありそうです。

拝読ブログ:同種配合はこのままでもいいよね。 - モンパレ日記(やっちの大冒険) @doasinfinity323 - Yahoo!ブログ

拝読ブログ:最近のニュースに思うこと - 自分史:今日の自分を書こう。

コメント

想像でしかない場合

2014年09月03日 | xxxx逃げない人々

Edgar_germain_hilaire_degas_024 そういうものであるとしても、極端に怠惰ということでもない人が逃げない場合、なぜか、と疑問のような思いが残ります。逃げる気にならない。そういう気になれない。このままここを動かなくてよいのではないか、という気になるということでしょう。

想定される危険はかなり確実と思われる。それでもそれは想定でしかない。顔に向かって黒い大きなものが飛んでくれば人はそれを避けるでしょう。そうでない場合、こちらに向かって襲ってくるものが想像でしかない場合、目前には見えない場合、人は逃げないことがある。逃げる気がしないことがある。

拝読ブログ:知識がなければ想像もできない?

拝読ブログ:俳優業ーもの凄い責任と期待に、応えなければならない人生を賭ける仕事。:映画「向日葵の丘・1983年夏」監督日記:So-netブログ

コメント

固まってしまう

2014年09月02日 | xxxx逃げない人々

逃げるのが得意な人とそうでない人がいるのかもしれません。生まれてから一度も一人だけで逃げるという行動をしたことがない人は、いざという時にどうしていいか分からずに固まってしまうのかもしれません。逆に、いつも一人だけ逃げてばかりいる人はいざとなればさっさと逃げるでしょう。

拝読ブログ:ララフェルはなぜあつまるのか。 - らららぶろぐ

拝読ブログ:「街場の共同体」(内田樹)・・・“日本崩壊”について考えましょう たいぞうの部屋/ェブリブログ

コメント