私たち人間は、時計を見なくても、直感で時間経過を感知できますが、これは視床下部(の視交叉上核)の体内時計に加えて、空腹感覚つまりいわゆる腹時計、あるいは心拍数、呼吸数、疲労度、数を数える時間間隔、歌を歌う時間間隔、貧乏ゆすりの時間間隔、あるいは外界の変化たとえば空の変化をみる、など、いろいろな感覚を総合的に利用しているようです。また現代人はいつも時計を見ているし、携帯電話、テレビ、チャイム、プログラム、時間割、時刻表通りの電車など、時間を感知できる人工的情報にさらされています。私たちにとって、時間はいつでも一定の速度で流れ続けているものとして疑いもなく客観的に存在する、といえるでしょう。
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