では、本人に気づかれないように、脳波を計ってみましょう。同時に、いろいろな方式での脳画像も撮像して、脳の各部位の活動レベルを画像化する。それで分かるでしょうか? 最近の脳神経科学では、意識している神経活動の場合と、そうでない場合、脳の異なる場所が異なる様態で活性化されるという実験観察がされている(二〇〇九年 ラファエル・ガイヤール、スタニスラス・ドゥヘアネル、クロード・アダム、ステファン・クレマンソー、ドミニク・アスブーン、ミッシェル・ボーラック、ローラン・コーエン、リオネル・ナッカシュ『意識的アクセスの収束的頭蓋内マーカー群』)。確かにそういう実験結果は、それなりに意味があります。
しかしその場合、科学者はどうやって、意識と無意識の場合分けをしたのか?
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