おもしろいことに、この同じ学会で、当時二四歳だったウィーン大学の博士候補学生クルト・ゲーデル(一九〇六年―一九七八年)が不完全性定理の構想を発表していました。彼はこの翌年に論文を刊行して全世界の数学者や哲学者を驚かせます。この定理によって、ヒルベルトが理想としていたすべての数学を矛盾なく導く公理体系の構築は不可能であることが証明されました。
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怒涛の1日目終了
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地位財+コース>ロールズ
一九三〇年、ケーニヒスベルグでのドイツ科学物理学会で数学者ダフィット・ヒルベルト(一八六二年―一九四三年)が行った引退講演で述べた有名な語句が彼の墓碑銘に刻まれています。「我々は知らねばならない。知ることになるだろう(Wir müssen wissen.Wir werden wissen.)。これは先のイグノラビムス説に対する強烈な反論です。

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橋本君の博士論文公聴会
@ash0966
5月13日
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アニメ「宇宙よりも遠い場所」
「我々は知らない、知ることはないだろう(Ignoramus et ignorabimus)」は、人間の認識の限界を主張したラテン語の成句です。一八八〇年の講演で生理学者エミール・デュ・ボア‐レーモン(一八一八年―一八九六年)は、「我々には未知の科学問題(物質の本質や意識の正体)があり、その答えを永遠に知ることができないだろう」と述べ、学者の間で喧々諤々の「イグノラビムス論争」を引き起こしました。
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深町秋生・5月18日「オーバーキルBC2」発刊予定
@ash0966
5月13日
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