哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

アンチエイジング

2018年06月30日 | yyy64不老不死は可能か


筆者は今年で七二歳になりますが、自らの身体を顧みるに、もう老衰への転落は始まっている。アンチエイジングなどむなしい抵抗を試みる同輩も多いようですが、早晩結果は似たものでしょう。不死でもどこまでも老衰するということならごめんにしたい。
 





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お腹だけ痩せが簡単にできるって本当!?



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相模大野のリラクゼーションサロンでアンチエイジングについて考える



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草枕

2018年06月29日 | yyy64不老不死は可能か


「二三年前宝生の舞台で高砂を見た事がある。その時これはうつくしい活人画だと思った。箒を担いだ爺さんが橋懸を五六歩来て、そろりと後向になって、婆さんと向い合う。その向い合うた姿勢が今でも眼につく。余の席からは婆さんの顔がほとんど真むきに見えたから、ああうつくしいと思った時に、その表情はぴしゃりと心のカメラへ焼き付いてしまった。茶店の婆さんの顔はこの写真に血を通わしたほど似ている。(一九〇六年 夏目漱石『草枕』)」
 





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何て日だぁ~♪♪♪o(^o^)o



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老化もまた美しい

2018年06月28日 | yyy64不老不死は可能か


三百年前のこの作家の表現を見ると、肉体の老衰への恐怖は現代よりも強かったようです。百年前くらいの日本の作家になると現代人の感覚に近い。老化もまた美しい、となる。
 





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友人の影響って受けますよね。



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6月23日(土)あのね、6月のふみいちはね・・・



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不老不死は可能か? begin

2018年06月27日 | yyy64不老不死は可能か

(64 不老不死は可能か? begin)





64 不老不死は可能か?

日本のはるか東、太平洋のどこら辺かは分かりませんが、小人国、巨人国、空飛ぶ島ラピュタなど果てしない漂流を続けたガリバーは、最後に日本まで船で十五日かかる東洋の国ラグナム王国で不死の老衰人間の集団を見つけます。
「彼らは私が目撃した最もおぞましい姿をさらしていた。女は男より恐ろしい。高齢による変形に加えて年齢に比例するなんというか化け物的風貌がある。数人いたが年齢差が百歳とか二百歳なのでだれが最年長かすぐに分かる。
読者は、私の見聞から、永遠の生命への私の情熱が急減した故を理解できると思う。どんなに無慈悲な死でもよいからこのような生からは逃れたいと思うようになった次第である。(一七二六年 ジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記 Travels into Several Remote Nations of the World, in Four Parts. By Lemuel Gulliver, First a Surgeon, and then a Captain of several Ships』訳筆者)」




 





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敬礼する人々 end

2018年06月26日 | yyy63敬礼する人々


ちなみに敬礼は英語でsaluteといい、古代ラテン語の健康を祈るという意味から来ていますが、近代以降、まさに集団の結束を高める儀式を意味するようになっています。アメリカの大学の卒業式で総代挨拶をSalutationといい、現代でも成績優秀な学生が古代ローマ人を真似てラテン語で母校への最後の挨拶をしたりしています。■







(63 敬礼する人々 end)




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3月14日(土)小学校卒業式

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