哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

自分が納得すればよい

2014年08月31日 | xxxx逃げない人々

そうであって、結局は動こうとしない。怠惰という範疇に入る人もいるでしょう。無気力とか、臆病とかネガティブな言葉で叱られる場面も多そうです。逆に褒められる場合は、よく我慢した、だとか、度胸が座っている、とか言われる場面です。状況によって叱られたり褒められたりする。しかし、ここで考えているような迷いもなく逃げない姿勢を取る人々は、たぶん、叱られるとか褒められるとかいうような人の評判をあまり問題にしていないはずです。人にどう思われるかではなく自分が納得すればそれでよい、とするところがある。拙稿としてはそういう人々に興味がある。

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動こうという気がしない

2014年08月30日 | xxxx逃げない人々

Edgar_degas__waiting__google_art_pr さて、なるべく簡単に結論をまとめられるように、拙稿本章としては、逃げない人々を次のように限定させていただきます。

ある人々は、今の状況ではだれもがふつうは逃げていくということが想定できるにもかかわらず、自分としては動きたくない、動こうという気がしない、と感じる。

その理由が分かっている場合もあればそうでない場合もあります。理由が分かっている場合、その理由は人によって違い、場面によって違い、千差万別です。身体に力が入らないから動こうとしても無駄だ、とか、人を煩わせたくないから頼みごとをしない、であるとか、何も考える気がしないからしない、とか、いろいろあるでしょう。

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逃げなかった勇者など

2014年08月29日 | xxxx逃げない人々

逃げない人々について、あえて大津波の被害者と古代ギリシアの哲学者という極端に背景が違う例を比較してみましたが、他にいくらでも例を挙げることができるでしょう。たとえば襲い来る敵から逃げなかった勇者など。しかし話をまとめるためには、これ以上あちこちに飛ばずにここで抽象的な一般論に入ることにします。

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いつかは死刑

2014年08月28日 | xxxx逃げない人々

Degasedgar7 ソクラテスも自分の言論が政府を覆すなどと夢想してはいなかったでしょう。そうであれば、いつかは死刑になるかもしれないという覚悟を持って持論を語っていた。実際、そうなりましたが、それは想定済みです。逃げる気ははじめからなかった。その哲学の内容とは別に、彼は逃げる気がなかった、といえます。

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権力に逆らう言論

2014年08月27日 | xxxx逃げない人々

国の支配権力に真っ向から逆らう言論を展開したところで成功するはずがない。死んでから顕彰されるのが良いところでしょう。洋の東西を問わず知識人の立場というものは、いつの時代でもそうです。西洋哲学の創始者である賢人が社会のそういう現実を知らないはずはありません。

拝読ブログ:今度は、人手不足だと : 社会風刺

拝読ブログ:議論に堪えない言葉 : 学校・教職員の現在と近未来     -榊原禎宏のブログ

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