哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

身体の内側を語る  end

2014年11月04日 | xxxx1身体の内側を語る

しかし先に述べたように、残念ながら、言葉を正確に使おうとすると自分の内側に自分がある、とはっきり言うことはできません。残念ながらそうであるので、このことは、あまりしっかり考えてはいけない。しっかり考えてしまうと、拙稿のような、直感にはそぐわない話になってしまいます。■


(41 身体の内側を語る  end)


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内側に自分、外側に世界

2014年11月03日 | xxxx1身体の内側を語る


aahen1





私たちは、自分の内側に自分があり、自分の外側に世界がある、と思っています。それで毎日の生活はうまくいっている。




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自分に語る

2014年11月02日 | xxxx1身体の内側を語る



人類は仲間と運動共鳴する神経機構を持っている。その機構により、人間は自分の身体を客観的に感じ取ります。そう感じ取ることによって、自分の身体の内側に入っている自分を言語で語ることができる。その仕組みの上に人間の社会は築かれています。そうであるとすれば、社会の中で生きるしかない人類は、逆に必ず、自分の内側に自分があるとしてまず自分に語ることでしか生きていかれない身体になっているはずです。





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生きるために必要

2014年11月01日 | xxxx1身体の内側を語る


aahen1


言語システムを使う限り、人間は、自分の身体の内側に自分が入っているとして自分を語り、実際そう思い続ける。生きるためにそれが必要だからです。


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便利だから当然

2014年10月31日 | xxxx1身体の内側を語る

そして重要なことは、そうすることによって、私たちは互いに言葉を話すことができる。私は、私は、と言いながら語り合うことができます。これほど便利な言語システムを私たち人類が捨て去るはずはないでしょう。便利であるから、私たちは当然それを使い、それがそうであることが当然であることにする。そうして、自分が自由に操縦できるメカニズムを自分だと思う。そうであると思い込むように私たちの身体は作られてきました。








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