goo blog サービス終了のお知らせ 

哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

ガウス分布と最小二乗法

2017年02月15日 | yyy55長寿と夭折


ガロアは二十歳で死にましたが、ガウスがその年齢のころは、すでに代数学の基本定理を完成し、整数論の体系を発展させていました。三〇歳でゲッティンゲン天文台長になり、観測誤差分布の理論を発展させ、現代の科学測定の基礎原理であるガウス分布と最小二乗法を定式化した「天体運行論」を刊行しています。自身のこの理論を適用して、天文学史上初めて、軌道予測による小惑星の再発見に成功しています。









拝読ブログ:

Rogue One



拝読ブログ:

FUNcubeプロジェクト



コメント

空理空論として見捨てる

2017年02月14日 | yyy55長寿と夭折


複素数空間の操作を駆使して代数方程式の解法を埋め込んだ(代数学の基本定理)ガウスは、当然、有理数、複素数の体論的、群論的性質を熟知していたはずですが、ガロア論文の高度な抽象性が萌芽する強力な発展性には気づかず、空理空論として見捨てたのかもしれません。









拝読ブログ:

クレーマーに必要なのは「再教育」



拝読ブログ:

今日は陽明学者安岡 正篤の誕生日です



コメント

ヨハン・カール・フリードリヒ・ガウス

2017年02月13日 | yyy55長寿と夭折


ガロアが死んだとき、ヨハン・カール・フリードリヒ・ガウス(一七七七年―一八五五年)は五四歳、すでに世界的大数学者として有名でした。ガロアの友人が出版してコピーを贈呈した無名学生のその論文を読んだはずですが、何の反応も示していません。









拝読ブログ:


宇宙の形、ガウスの曲面論と内在幾何(第3回)



拝読ブログ:

お父さんも大変だ



コメント

最高に美しく

2017年02月12日 | yyy55長寿と夭折


たしかにその着想が百年後の数学の基礎となり、二百年後の社会で情報技術の根幹となって現代すべての人々の生活を支えていることは事実ですが、十九世紀前期、二十歳の青年はそのとき、ただ方程式を最高に美しく整理してみせただけのことです。
筆者も大学院生のころ、回転群上の確率過程を勉強した際、ガロアを源流とする抽象代数学の構造構築力に感嘆した経験があります。










拝読ブログ:

リフィルの世界



拝読ブログ:

自殺について≪追伸≫





コメント

未熟を理由に

2017年02月11日 | yyy55長寿と夭折


十七歳ころから当時一流の数学者に論文を送り付け、ある程度の評価を得たものの、精緻さに欠ける未熟を理由に刊行を認められなかったことも、その若さからして当然でしょう。









拝読ブログ:

セリフの練習。



拝読ブログ:

パッセンジャー





コメント