日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

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今なら間に合う、まだ今ならば

2023年12月08日 | 政治 経済
12月8日は、82年前の1941年に日本がハワイの真珠湾へ奇襲攻撃を行い、アメリカ・イギリスと戦争状態に入り、中国での侵略戦争をアジア太平洋地域に拡大した日である。
 この戦争で310万人の日本人と、2000万人を超えるアジアの人々が犠牲になった。二度とこの過ちを繰り返さない。焦土のなかで、あの「戦争放棄」、「戦力不保持」、「交戦権の否認」を謳う日本国憲法の平和主義を多くの国民が歓迎した。
 しかし、今、アメリカの要請に応じて専守防衛を投げ捨て、敵基地攻撃能力の保有と、5年間で43兆円もの大軍拡を強行する岸田・自公政権。軍事費をGDP比の2%、いまの2倍に増やすことは、日本が世界で第3位の軍事予算を投入する軍事大国になる。当然、医療や介護、福祉、教育の予算は大きく削減され、増税が待ち構えている。
 「新しい戦前」、「戦時体制」、「戦争準備」に突き進んでいる。いまなら、権力にノーが言える。主権者である国民一人ひとりが声をあげ、「戦争準備でなく、平和の準備を」と、いっそう声を大きくし、総選挙で審判を下さなければ・・・。

 平成14年(2002年)3月定例議会において、私の代表質問の第一回目発言の最後に紹介した短歌をもう一度引用しよう。
 「寝たきりの生活を続けているある歌人が詠んだ短歌を紹介し、第1回目の質問を終わりたいと思います。「反戦のいかなる行為なし得るや。今なら間に合う、まだ今ならば」。 「歌人 引野 収さんの短歌」

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