日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

岡山県・玉野市 日本共産党の前市議会議員 松田達雄の活動ニュース

総務文教委員会の決算審査

2017年10月31日 | 玉野市政

総選挙・市長選挙が終わり、翌日の10月23日(月)から

27日(金)まで5日間、総務文教委員会の決算審査が行われた。

連日、午前10時から午後5時頃まで、平成28年度の一般会計を中心に

当局から決算、執行額について説明を受け、その費用対効果など疑問点を質疑した。

 住民目線でムダづかいや放漫財政運営はないか、住民本位の行財政改革を推進する立場から、

議会としてチェックし、見直し、改善を求めた。

 図書館・中央公民館のメルカ移転整備に関して、総額で約5千万円の「設計監理委託料が多額すぎるのではないか。」

「指定管理料は何を根拠に計算されたのか。」など、幾つか疑問点を投げかけたが、

当局から適切な答弁がなく、資料提供もないなど、疑問点の解明がなされていないため、

次の総務文教委員会での資料提供を求めた。

 肥大化した諸施策、費用対効果の低い諸事業、不要不急の施策など、ムダづかいを住民の視点で

チェックし、住民本位、市民合意の行財政改革を進めことは、財政の健全化を図るとともに、

新たな切実な住民要求の実現にとっても重要である。

 10年前に財政健全化を主張し、経常収支比率89.1%を目標に掲げていた市政が、

財政改善どころか悪化を招いたこと、

市民病院の経営改善計画を策定し、病院改革をすすめるとしていながら、

いっそうの経営悪化を招いた市政が、その真摯な総括、検証、反省もないまま、

「前へ進め」ようとしても、とても、市民にとって「生涯活躍のまち」には進むとは思えない。

 

無料法律相談のご案内

2017年10月26日 | おしらせ

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日時 10月28日(土) 午後1時より

場所 サンライフ玉野(宇野、旧文化センター前)

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 なお当日は日本共産党市議団による市政・生活相談もおこなっています。

総務文教委員会の決算審査が始まる

2017年10月24日 | 市議会

10月22日投票の衆院選挙と市長選挙が終わった。

 自民・公明与党は313議席を獲得。日本共産党は21議席から12議席へと後退した。

玉野市長選挙では井上素子候補は7,167票のご支持をいただき、善戦、健闘した。

 ご支持いただいた市民の皆様のお力添えに心からお礼申し上げます。


 選挙結果をどうみるのか、今後の検討が必要だが、今日(10月24日)付けの山陽新聞玉野版

の井上素子氏のインタビュー記事にあるように、「私たちの市政をつくろうみんなの会」の力不足で

あったことは否めない。同時に、約1か月前の立候補表明という短期決戦、衆院選挙と同時選挙となり、

力の集中ができなかったことなど、市民の皆様に市政の問題点や争点、政策を十分に浸透しきれなかったことも、

大きかった。

 23日(月)午前10時から総務文教委員会の決算審査が始まり、5時近くまでかかった。

予定では23日~27日(金)ごろまで2016年度決算審査が続く。

玉野市政の運営は「限界」━━

2017年10月17日 | 玉野市政
玉野市長選挙と衆院選挙が同日の10月22日(日)投票となった。

残すところ、あと5日間である。最終版の奮闘がすべてを決する。

山陽新聞等で2名の市長候補のインタビュー「候補者に聞く」が報道されている。

 黒田候補は、「市民病院の経営改善は着実に進んでいる。」としているが、

黒田市政になってから市民病院は損失を増大させ、いっそう病院経営は悪化してきた。

自ら市民参加で策定した市民病院の改善計画を途中で投げ出し、

「公設公営では限界」と民営化に舵を切って強行したが、

大阪の医療法人の撤退で混乱をまねき、さらに、2億円も損失を増大させた。

まったく、人まかせ、民間まかせで、自らが先頭に立って改善計画を実行しようとしなかった。

市の財政運営も同様だ。最初の選挙でのマニフェストで前市政の財政悪化問題をきびしく批判し、市財政を立て直すと公約。

10年前に策定した「玉野市総合計画」には経常収支比率を89.1%を目標としたが、

いまでは県下市の中で最悪の状況であり、ツケを市民に押しつけようとしている。

これまでの市民病院の経営も含め、市政運営に対するリーダーシップ、経営能力の欠如と、

無責任体質が招いた結果である。

 玉野版のCCRC構想も、「生涯活躍のまち」も、アベノミクスの地方版の焼きまわしである。

県下市町村で、こんなCCRC構想を進めているのは、玉野市と県北の町の2自治体だけらしい。

 宇野駅前周辺への民間企業所有の土地の開発事業の支援に、財政がきびしいと言いながら、

またも、何千万円もの市民の血税を投入しようとしている。シーシーアールシー構想の中身とは、この土地の開発が中心だ。

 「公設公営では限界」というより、市政運営が「限界」というべきなのだろう。


 井上素子候補へのご支持をさらに広げ、市民の願いに寄り添う、新しい市政を築かなければならない。

 


市長の退職金4年間で1800万円を廃止する思い切った行財政改革を

2017年10月06日 | 玉野市政

市長の退職金は1期、4年間で1800万円も支給される。

「私たちの市政をつくろう みんなの会」の政策ビラには、

この退職金を「廃止して、市民のくらし応援に使います」と記載している。

多くの市民から、市長の退職金は「そんなにあるの、知らなかった」という声が返ってくる。

市財政の豊かな時に条例で決めた金額を減額もせず、そのまま引き継いでいる。

すでに市職員の退職金は大きく減額されているだけに、

市民感覚から「4年間で1800万円は多すぎる」との声があがる。

市財政が厳しい中、平成27年3月に、人事院勧告による市職員の給与アップ分を

4月にさかのぼって遡及しなかったのは県下市町村では確か玉野市だけ。

財政悪化を招いたのは市職員のせいではない。

市長の市政運営に問題があったことは明らかである。

本気で市民本位の行財政改革に取り組んでこなかったこと、

市長自らが市民参加で10年前に策定した「玉野市総合計画」に示した

経常収支比率89.1%目標達成に本気で取り組んでこなかったこと、

ムダづかいや放漫財政運営にメスを入れるどころか、費用対効果の低い不要不急の諸事業等を肥大化してきたことに

財政悪化の原因がある。

井上素子さんは、この市長の退職金を廃止する、思い切った提案をしている。

市長自らが、先頭に立ち退職金廃止など、思い切った行財政改革を断行し、

市民生活を守る必要があるのではないか。

総選挙、玉野市長選挙へ

2017年10月04日 | 政治 経済
いよいよ総選挙と玉野市長選挙がたたかわれる。

市長選挙は10月15日告示。現職の黒田市長に対し、日本共産党が推薦し、

「私たちの市政をつくろう みんなの会」が擁立する井上素子氏との一騎打ちのたたかいとなる。

 衆議院選挙は10月10日公示で市長選挙と同日の22日投票でたたかわれる。

野党第一党の民進党が分裂、解党し、おさまるところに収まった。

自民党とその補完勢力とも、第2自民党ともいえる希望の党と維新の会は、

安保法制容認、憲法9条改憲などで一致する、保守2大政党に進む流れ、

これに対して、民進党のリベラル派と言われる議員は、立憲民主党を立ち上げ、

日本共産党や、社民党と野党共闘して、憲法9条改憲ノー、安保法制=戦争法ノー

立憲主義を取り戻す、反自民、安倍暴走政治と真に対決する流れの二つが鮮明になった。

一部マスコミは、自民と希望の党の二大政党対決のように描くむきもあったが、

市民と野党共闘の流れが強まり、自公政権にとって脅威になりつつあるなかで

前原民進党党首に、民進党解党の役割を演じさせたように思えてくる。

 短期決戦で歴史的な選挙戦である。

 比例代表選挙は日本共産党、小選挙区は 垣内京美、

玉野市長選挙は井上素子への支持を最大限に訴え、悔いのないたたかいを展開したい。

 9月議会の報告などは、22日選挙が終わってからの準備となるだろう。