日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

岡山県・玉野市 日本共産党の前市議会議員 松田達雄の活動ニュース

玉野市 9月定例議会の日程

2011年08月27日 | 市議会
8月25日に議会運営委員会が午前10時から開催された。その前に、9時から会派代表者会議が開かれ人事案件などが協議され、会派に持ち帰り検討することになった。
 議会運営委員会閉会後、市議会・議会改革特別委員会が開かれ、約2時間半、午後2時頃まで協議検討された。

 9月定例議会の日程

9月1日   午前10時 本会議開会 市長提出案件25件、
        その他提出が予定されている人事案件4件

9月2日(金) 正午に一般質問の通告締め切り

9月6日(火)から9日(金)、12日(月)の5日間が一般質問
       一般質問最終日に各決算質疑の通告締め切り

9月13日(火)~14(水)に各常任委員会開催

9月20日(火) 本会議 議会最終日 委員長報告、各会計決算質疑など 

 9月議会では、平成22年度一般会計や市民病院会計、介護保険会計など、12会計決算が本会議初日に決算説明、監査委員による報告が行われ、議会最終日に議員から各決算について、本会議で質疑が行われる。
 これら各会計決算は各3常任委員会に付託され、10月中に委員会審査を行い、
11月8日に決算臨時議会が開催され、各委員会の委員長報告をうけ、質疑、討論、採決(認定)が行われる。

 今議会への提出議案は、
平成23年度一般会計補正予算、介護保険会計補正予算、玉野市税条例等の一部を改正する条例、玉野市地域福祉計画策定委員会条例、財産取得(消防救急デジタル無線基地局設備)、消防ポンプ自動車の財産取得について
 以上、6議案と報告7件が審査、協議される。

夏休みのラジオ体操

2011年08月27日 | 行事
   御崎公園でのラジオ体操

 夏休みも残すところあと5日。夏休みと同時に始まった子どもたちのラジオ体操。近くの(歩いて30秒)の御崎公園には、子ども達と大人も含めて40名ほどが毎朝ラジオ体操をおこなっている。
 私も可能な限り参加しているが、朝のビラ配布で遅くなった時などは不参加となる。ほぼ8割の参加率だろう。
 朝6時半から15分程度、蝉の声を聞きながら手足、背筋、首筋などを伸ばす、身体が少し軽くなるように思う。
 もともと、健康づくり、体力づくりのため、適度に運動をと心がけているのだが、ほとんど実践できていない。
 子どもたちが参加する夏休みのラジオ体操は8月いっぱいで終わるのだが、町内の大人たちの有志では、毎日、このラジオ体操を続けている。
 私のラジオ体操は、夏休みいっぱいで終了。
 以後は出来るだけ、自宅で適度な運動を毎日実践するようにしたい。同時にビラ配布を兼ねてウォーキングを続ければ一石二鳥。自宅での運動は、ストレッチ、ダンベル、腹筋、腕立て伏など。

きょうは処暑

2011年08月23日 | 市議会
 きょう8月23日は、二十四節気では処暑。「暑さが峠を越えて後退し始めるころ」とある。この数日は、雨も降り暑さは少しやわらいだようだが、まだ、暑さは逆戻りしてくるだろう。

 今週は25日(木)に、午前9時から会派代表者会議、10時から9月議会に向けた
議会運営委員会の開催、その後、議会改革特別委員会第4回目の開催が予定されている。
 この日に9月議会に審査する各議案、補正予算案の提出、また、各会計決算が提出される。

 8月29日には午後7時より、日比市民センターにて地域懇談会が開かれる。

 この懇談会は、第二日比小学校区内の各自治会、コミュニティの役員等が出席され、まちづくり、地域づくり等について話し合う会合である。
 黒田市政になって、策定し、議会議決がなされた基本構想(平成19年度から28年度までの10年間)に基づき、19年4月に市が策定した「みんなで築くたまのプラン」=玉野市総合計画の5年間が、平成23年度で終了する。新たに後期の5年間に向けて、平成24年度から28年度までの玉野市総合計画を策定するため、地域自治会等の役員の方々の意見をお聞きするための開かれる。
 地元議員も出席する。

 9月議会の予定は
 
 9月1日(木) 議会開会 各議案・各会計決算の提出
 9月6日(火)~9日(金)、12日(月)まで 一般質問日

玉野市中心市街地活性化計画─匿名のハガキに答えて

2011年08月21日 | 玉野市政
 先日、私のところに匿名のハガキが届いた。
 内容は、市長が宇野駅東側(旧スペイン村跡地)に温泉施設とホテル建設を発表したことに関して、「直島の観光をもくろんでホテルの建設をするそうですが、そう世の中甘くはありません。」「これからは増税、人口減少、高齢者の増加と玉野は施設建設の条件はととのっておりません。」「施設を造るなら介護施設を造るべきです。沢山の方が介護施設の空きを待っておられます。政務調査費を使って調べて下さい。岡山テレサ、朝霧温泉、沢山失敗があります。もしホテルを建設したら市の財政は逼迫します。赤字は間違いありません。市民の代表です。よく考えて行動してください、お願いします。」というもの。

 匿名のため発信された市民の方に直接返答ができないので、プログでお答えする。
 
 まず第一に、8月15日(月)に開催された市議会全員協議会で市長・執行部より、全議員に対して、初めて「中心市街地活性化計画」(素案)の全体的な説明・報告がなされ、それをメディアが報道したことで、このような匿名はがきが寄せられたものと思う。

 「中心市街地活性化計画」は、商工会議所や地権者である宇野港土地㈱、築港・宇野商店街や玉野市などで構成される「玉野市中心市街地活性化協議会」(法定協議会)で計画が練られ、最終的には市が策定する計画である。当然、市議会がこの計画を、市民の代表機関としてチェックしなければならない。しかし、主には民間主導で民間の事業(温浴施設・ホテルなど)が中心となる計画のため、また、国との調整等が必要であるため、議会への資料提出や計画素案の提出が後回しとなったことは否めない。
 私は、議会の一般質問等で「法定協議会に提出された資料等のすべてを市議会にその都度提出すべきだ」と発言し、議会への情報公開の遅れを批判した。

第二に、市側の計画説明では、温泉施設の建設費約7億5千万円に対して、民間事業者は計画の認定後、国からの施設整備費への補助として約2億5千万円を見込んでいる。玉野市は一切財政的援助、補助はしません。また、ホテル建設は平成26年度以降の整備で約8億円。国から2億5千万円ほどの補助を見込んでいる。しかし、東日本大震災をうけて、国からの補助は見込みよりも、かなり減額になる見通しであるとのこと。

 「匿名はがき」の市民の方が危惧されている、「もしホテルを建設したら市の財政は逼迫します。」という点では、その心配はないと考えている。温泉とホテル事業の成否については、建設事業者である「宇野港土地㈱」がすべての責任を持つもので、経営が仮に赤字になっても、市には直接的な被害、財政的なリスクは無いといえる。

第三に、計画における市の関わりは、市役所前の中央公園整備に6千5百万円、歩行者用サイン設置(案内表示等)事業に5百万円、カラー舗装・歩道側溝等の整備事業(10路線)に1億9千5百万円、中心市街地の回遊性を高める巡回バス停留所や照明施設整備等に3千5百万円の合計約3億円を、4年間にわたって宇野・築港地域の活性化のために整備する計画で、これは国からの支援があり、総費用の40%から45%の補助が出るとのことである。これ以外に、「空き店舗対策」や「魅力ある個店づくり」事業など、従来からの事業の拡大などが計画されている。

第四に、総務文教委員会や議員全員協議会などで発言してきたが、市民の収入減や介護・医療・税金の負担増など、深刻な不況のもとで、この計画の達成は極めて厳しいこと。
また、玉野市の地域・地形上から宇野・築港地域の中心市街地活性化だけでなく、和田、日比、田井、荘内、八浜、東児地区などに対しても、つりあいのたれたまちづくりを総合的に進めること。さらに、国の補助があるにしても、財政が厳しい時期に、3億円を超える整備費を投入する計画は、もっと精査する必要があることなど、問題点を指摘してきた。また、カラー舗装・道路整備等に市費を約1億円もかける必要があるのか、他地区では相当痛んだ道路がそのままになっているところもある。この点では道路・公園整備も、今後、議会でよく検討、精査し、無駄遣いにならないよう適正な費用に改善、改めることが求められる。

 最後に、これも全員協議会で問題提起したのだが、民間事業者が進める温浴施設やホテル建設に、「中心市街地活性化」を理由に国費を投入するなど、これこそ問題ではないのか、という思いがある。
 もともと、国は、米国等の要求にそって大店法を廃止し、大型店の無秩序な出店を野放しにしてきた。このことが中心市街地や商店街等を疲弊させてきた主な原因の一つである。この国の失政を取り繕うため、中心市街地活性化法によって、あれこれの理屈をつけて国費を投入し、中心地の活性化政策を進めようとしている。そして、国の計画認定をうけ地方自治体は、これに税金投入する。まさに地方は国策に翻弄され、国レベルでの税金の無駄遣いをすすめている姿が、ここにあるのではないか。

 だが、玉野市としては、スペイン村の失敗から、その跡地利用も無視はできないため、民間事業者の開発を後押しするなどの根拠で、この計画を策定し、9月にも国から計画の認定を受けようと、走り出している。

 日本共産党市議団は、こうした国策に振り回され、国レベルでの税金投入に問題はあるものの、市費の投入を最小限に抑え、スペイン村跡地を民間事業で活用し、宇野・築港地域の中心市街地の活性化につなげようとする取り組みそのものを否定するものではない、という視点から、この計画に反対しませんでした。今後、計画推進には十分にチェック機能を果たさなければならないと考えている。

 ただ、中心市街地活性化の一方の核となる、メルカ(まちづくり会社)は、市が1億円を出資している第三セクターである。この「まちづくり会社」の経営難の問題、この建物を宇野港土地から借用している天満屋の今後の方向など、さまざまな課題がある。市として、これらをいっそう透明化し、健全化をはかる必要がある点も指摘した。

 かつてスペイン村計画や宇野港第一突堤の10階建てツインタワービル構想、王子が岳のアルカディアホテル計画にも、議会の中で唯一、そのズサンな計画に警鐘を鳴らし、反対してきた実績をもつ日本共産党市議団。匿名ハガキを送付された市民の方の心配はよくわかる。
 「市民の代表」として、いっそう監視機能を強めつつ、誰もが安心して暮らせる玉野市づくりに、市民目線でがんばること、同時に、国のこうした悪政、失政は、本当にひどいものがあるだけに、地方から国政をよくするため、市民の皆さんと共に声をあげ、政治を善くするために奮闘すること、このことを肝に銘じ、その決意をのべ、匿名ハガキへの返答にかえるものです。


無料法律相談のご案内

2011年08月05日 | 玉野市政
無料法律相談のご案内

 と き 8月20日(土) 受付午後1時~2時まで            
           
 ところ サンライフ玉野(宇野 文化センター前2階)


弁護士が相談に応じます。相続、交通事故、サラ金・多重債務、不動産、借地借家など法律に関することはどんなことでも、お気軽にご相談下さい。

弁護士による相談は午後1時から開始。相談者が多い場合は
4時頃まで相談時間が延びる場合もあります。

なお、当日は日本共産党玉野市議団による市政・生活相談をおこなっています。