9月25日に視察した土地改良事業等は、今年3月議会に平成20年度3月補正債務負担行為として計上されたものです。平成17年度から22年度にかけて施行され、事業主体が玉野市土地改良区で3件(総事業費5,936万円)、児島湖土地改良区・高崎土地改良区で合わせて4件(総事業費3億3,723万円)、岡山県が事業主体の「県営ため池整備事業」(東児地区/事業費4億3,670万円)、玉野市が事業主体の「小規模ため池補強事業」(広木下池/事業費1,850万円)です。
重要なことは、事業主体が各地の「土地改良区」であっても、総事業費3億9,660万円に対する県負担は6,203万円、国庫補助金1億6,862万円、地元負担(改良区)は1,659万円(負担割合は工事費の4%~5.5%と事務費の一部負担)、そして借入金1億4,938万円は玉野市がその返済を行う(債務負担行為)ことです。3年据え置き15年元利均等年賦償還などの条件で、市が毎年借金返済しています。平成20年度決算では、過去の債務負担行為による借金返済は、「農林漁業融資償還補助 約1億5千6百万円」として農林水産業費のなかに計上されています。
各視察現場での感想は、どの事業も農道整備、かんがい排水、ため池補強など不要なものではなく、必要な事業であると思いました。しかし、緊急性のある事業であるかどうかは、わかりません。地元農家負担もある事業でもあり、一定理解はできますが、市財政のきびしさが増しているもとで、これら債務負担行為に関する諸事業も、これまで以上に厳重な市当局・議会による点検、チェックが求められていることは確かです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/32/4b049ea5e580ca570a83e3b014f67c81.jpg)
重要なことは、事業主体が各地の「土地改良区」であっても、総事業費3億9,660万円に対する県負担は6,203万円、国庫補助金1億6,862万円、地元負担(改良区)は1,659万円(負担割合は工事費の4%~5.5%と事務費の一部負担)、そして借入金1億4,938万円は玉野市がその返済を行う(債務負担行為)ことです。3年据え置き15年元利均等年賦償還などの条件で、市が毎年借金返済しています。平成20年度決算では、過去の債務負担行為による借金返済は、「農林漁業融資償還補助 約1億5千6百万円」として農林水産業費のなかに計上されています。
各視察現場での感想は、どの事業も農道整備、かんがい排水、ため池補強など不要なものではなく、必要な事業であると思いました。しかし、緊急性のある事業であるかどうかは、わかりません。地元農家負担もある事業でもあり、一定理解はできますが、市財政のきびしさが増しているもとで、これら債務負担行為に関する諸事業も、これまで以上に厳重な市当局・議会による点検、チェックが求められていることは確かです。
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