日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

岡山県・玉野市 日本共産党の前市議会議員 松田達雄の活動ニュース

土地改良区事業を視察─2

2009年09月30日 | 玉野市政
 9月25日に視察した土地改良事業等は、今年3月議会に平成20年度3月補正債務負担行為として計上されたものです。平成17年度から22年度にかけて施行され、事業主体が玉野市土地改良区で3件(総事業費5,936万円)、児島湖土地改良区・高崎土地改良区で合わせて4件(総事業費3億3,723万円)、岡山県が事業主体の「県営ため池整備事業」(東児地区/事業費4億3,670万円)、玉野市が事業主体の「小規模ため池補強事業」(広木下池/事業費1,850万円)です。
 重要なことは、事業主体が各地の「土地改良区」であっても、総事業費3億9,660万円に対する県負担は6,203万円、国庫補助金1億6,862万円、地元負担(改良区)は1,659万円(負担割合は工事費の4%~5.5%と事務費の一部負担)、そして借入金1億4,938万円は玉野市がその返済を行う(債務負担行為)ことです。3年据え置き15年元利均等年賦償還などの条件で、市が毎年借金返済しています。平成20年度決算では、過去の債務負担行為による借金返済は、「農林漁業融資償還補助 約1億5千6百万円」として農林水産業費のなかに計上されています。
 各視察現場での感想は、どの事業も農道整備、かんがい排水、ため池補強など不要なものではなく、必要な事業であると思いました。しかし、緊急性のある事業であるかどうかは、わかりません。地元農家負担もある事業でもあり、一定理解はできますが、市財政のきびしさが増しているもとで、これら債務負担行為に関する諸事業も、これまで以上に厳重な市当局・議会による点検、チェックが求められていることは確かです。

 

土地改良区事業を視察

2009年09月26日 | 玉野市政
 昨日、25日(金)、玉野市産業振興部・農林課に日本共産党市議団として、以前からお願いしていた、土地改良区事業の現地視察を行いました。平成20年度3月補正に土地改良区事業の債務負担行為が計上されていたことで、ぜひ、これら「かんがい排水」や「ため池補強工事」など、改良区現地を見ておきたかったため視察したものです。産業振興部長、農林課長らの案内で、約1時間半、市内用吉、東高崎、南七区、八浜地区などの改良現場を回りました。
 

玉野市09年9月定例議会が閉会

2009年09月25日 | 玉野市政
 昨日9月24日に玉野市の9月定例議会が閉会した。9月3日(木)に開会され、8日(火)から11日(金)まで4日間の一般質問、さらに14日、15日(火)の総務文教委員会審査・協議、17日(木)の議会運営委員会審査と続き、連休明けの24日の議会最終日での平成20年度各会計決算質疑まで、参集しての議会審査や協議・論戦は9日間である。しかし、その質問準備や調査等に費やす時間を含めれば、あっという間に9月も過ぎてしまうほど、忙しく思われる。表面的にみれば、わずか9日間だが、その間に私から提起し、或いは当局から提起された課題や問題、また、他の会派議員が質問した重要な問題を含めれば、市民生活に係わる重要な案件が数多くある。今議会だけではもちろん解決はできないし、未消化の部分が多くある。私が取り上げた一般質問の課題でも介護保険の改善、介護施設等の整備の目標が県下他都市と比べて低い、現時点でも施設整備が遅れ、施設入所の深刻な待機待ちの状況。②子育て支援での子どもの医療費無料化の拡充など。③大型店の無秩序な出店問題と地元中小商店と商店街の活性化など、いずれも重要な課題・問題である。
 論戦の中で明らかにできた部分、今後、さらに調査しなければならない問題など、山積している。
 できれば「9月議会をふりかえって」と題して、何回かに分けて整理してみたい。
 きょう25日(金)午前10時から市民会館にて戦没者追悼式が行われ、これに出席。午後から土地改良事業等で今年3月議会補正の債務負担行為に関する事業の各現場を視察する予定である。

9月定例議会─質問準備

2009年09月05日 | 玉野市政
玉野市9月定例市議会が3日(木)に開会された。提出された案件は、平成20年度健全化判断比率の報告、各会計資金不足比率の報告など7件の報告。平成20年度一般会計決算認定など13の各会計決算認定、さらに各会計補正予算や条例改正案など10議案、合わせて30件の議案である。
 とりわけ、国の経済危機対策に伴う関係の補正予算が多く計上されている。雇用創出関係予算では約3千6百万円で36人の雇用予定人数を見込んでいる。また、地域活性化・経済危機対策分ではプレミアム商品券発行の550万円や学校等の地デジ対応、山田・東児地区へのケーブルテレビ接続整備関係などの予算が計上されている。一般会計では5億8千万円規模の補正予算案となっている。
 一般質問は8日(火)から11日(金)、14日(月)までを予定。私は質問通告提出が最後の質問者となったため、11日(金)の質問予定日。
 一般質問の準備だけでなく、築港保育園の民営化に伴う議案の質疑、各会計決算質疑などもあわせて準備しなければならない。
 市民の目線で、市民の声を届け、市政をチェックする立場から、質問・論戦に臨まなければ・・・。ただ準備のための時間が足りない─

市民の願い─新しい風が

2009年09月02日 | 日記
 総選挙結果は自民党・公明党の政権与党が惨敗。民主党が大勝し、政権交代となった。小泉内閣以来の構造改革路線のもとで、庶民に「痛み」ばかり押しつけ、財界・大企業中心の政治にノーの審判が下った。まさに、国民・市民の願いに背を向け続けてきた自公政治そのものに敗因がある。
 民主党政権も、この「市民の願い」に背を向ければ、同じ轍を踏むことになる。新しい時代の風とは何か。この市民(国民)の願いを真正面からうけとめ、大きく前に行動することで、風を感じ、風を身体いっぱいにうけとめることができるはずだ。
 9月議会が明日3日(木)より開会される。「市民の願い」から出発し、新しい時代の風・「change」をうけ、新たな決意で09年9月議会に向かう。