二十四節気では1月20日が大寒、2月4日(月)が立春である。
今日1月26日(土)は、ほぼその中間点。
間もなく春の気配が感じられる季節となるが、
寒さはまだまだ続く。
「なにをやっても間に合わない」のが現状だが、
焦らず、慌てず、着実に前に進むしかない。
1月28日(月)午前10時から市議会総務文教委員会が開かれる。
学校給食センター建設、玉野市総合計画(案)の策定、
シーバス・シータク料金の値上げ案、現行の2倍に引き上げる案、
さらに、市民センター機能縮小・窓口業務廃止など
重要案件が次々と協議検討される。
しかし、市民福祉を守り、充実しようとする視点は弱く、
財政難を口実に市民サービスの切り下げに向かう流れと、
民間活力導入の名で、一部特定の民間企業(事業者)の利益確保のための、
いわば、ビジネス支援に公共部門を投げ出す(提供)方向が打ち出されている。
利益を上げ、市財政に大きく貢献している競輪事業の運営と
施設整備(20億円)まで、民間に丸投げする計画が、
昨年12月議会の産業建設委員会で提案されている。
民間事業者に奉仕するトップダウン市政のゆがみはアベノミクスと同様に、
ますます住民の願いから乖離し、ひどくなるばかりである。
行政の劣化、市政の行き詰まりは、ここに極まれり、と言わなければならない。