玉野市議会の宇野俊市議員の政務調査費に関する調査特別委員会・第2回目会議が、7月23日(木)午後2時より開かれました。
議会事務局より、宇野議員の政務調査費に係る領収書発行元弁護士への訪問内容の報告、市の顧問弁護士への相談・確認内容の報告、当初、宇野議員から提出された政務調査費(平成19年4月10日提出分)と、その後、大幅修正されて提出された政務調査費(平成19年12月28日提出分)の主な相違点などが詳細に報告されました。また、改ざん疑惑のある領収書コピーなどに関連する領収書コピーも資料として再度、配布されました。
今後の対応として、領収書発行元の弁護士に領収書控えの閲覧・確認(宇野議員の了解が必要)、また、宇野議員が紛失したとする領収書(弁護士事務所発行の「控訴審の着手金の一部として」と但し書き記載のあるもの)の紛失に至る経緯、平成18年度政務調査費に係る領収書原本の提出等を文書で依頼し、回答を事前に求めることが決まりました。次回の会議は8月4日午後3時より開催することになりました。
委員会の議論では、当初提出の政務調査費収支報告3,097,787円で使用した「4/27、控訴審の着手金の一部しとて、150,000円」の領収書を、大幅修正し再提出された政務調査費収支報告668,343円では、領収書は「控訴審の着手金と市民相談料として」として、「市民相談としての弁護士費用150,000」に使途が変えられていることは、弁護士発行の領収書を加筆・改ざんした嫌疑はより深まっており、極め重大な問題であること、今後の推移によっては、100条委員会の設置も検討する必要があるなどの意見が出されました。