日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

岡山県・玉野市 日本共産党の前市議会議員 松田達雄の活動ニュース

和楽園の民間委託は大損!

2008年06月30日 | 市議会
 6月議会では、養護老人ホーム「和楽園」に指定管理者制度を導入する議案が日本共産党市議団だけの反対で、可決されました。この8月には指定管理者を公募し、12月議会で指定管理者を決定し、来年度から民間委託しようとしています。しかし、この民間委託手続きには、大きな疑問があります。
第一に、6月議会の時点では入園者にまったく知らされていないこと。議会に対しても公募条件など十分な情報提供がなされていないこと、また、パブリツクコメントなど市民の意見を聞く姿勢も弱く、「協働のまちづくり」には、ほど遠いものです。第二に、財政的には玉野市は大損になることです。第三に、公募条件には実績のない法人も応募資格として認めており、入園者、市民のことよりも、「指定ありき」を先行させていることです。今後、和楽園への指定管理者制度導入の問題点、この議案に反対する根拠、理由を明らかにしたいと思います。

夏至が過ぎ

2008年06月24日 | 日記
 昼が一番長い夏至が6月21日頃。
 これから徐々に昼が短く、夜が長くなっていきます。
 季節が過ぎ去るのは早いもの
 特に議会のある月はあっという間。
 もう7月が来ようとしています。
 たぶん、季節にふれあうためにも
 思い切って、足を踏み出し、一歩前に出ること
 そして、大きく深呼吸をしてみる
 たぶん、雲の間に、ほんの少し明るい空がみえてくるはず

自治基本条例等で視察に

2008年06月24日 | 市議会
 明日6月25日(水)から東京都に視察に行きます。25日は午後1時より狛江市に、まちづくり・「市民参加と市民協働の推進に関する基本条例」等について市当局関係者と面談。また、26日(木)は三鷹市に午後2時より、同じく自治基本条例について、三鷹市共産党市議団の議員に直接お会いし、教えていただく予定です。
 いま、黒田市政が「協働のまちづくり・自治基本条例」の制定に向けて指針策定委員会を発足し、取り組んでいる焦眉の課題だけに、9月議会ではこの問題を正面から取り上げてみようと思っています。
 この「協働のまちづくり」を、「市が財政難だから、市民にもっと行政の仕事を担ってもらいたいから」という意味で受けとめている方など、市民それぞれに微妙にこの「協働のまちづくり」の受けとめ方が違っているよう思います。
 玉野市にとって、市民にとって本当に意義ある自治基本条例策定になるよう、条例策定だけでなく、条例に基づいてどんな取り組みを展開しているのか、先進都市の実践的な取り組みを、しっかりと学んできたいと思っています。

おかしな問題Ⅲ─国保料の大幅値上げに根拠なし

2008年06月24日 | 市議会
 今年度から、これまで全額公費(国・県・市が3分の1ずつ)でおこなってきた「基本検診」が廃止され、国保を実施者とする「特定健診・保健指導」が導入されました。そのため、これまで「基本健診」に投入していた市費分(公費)を国保財政に投入するなどの措置をとらなければ、実施費用は国保料にはね返ってきます。
 私は、6月議会でこの問題について質疑をしましたが、市当局は「公費で負担している」という意味の答弁をしました。厚生委員会に提出された資料では、「特定健診・保健指導」に必要な予算30,473千円に対して、歳入に特定健康診査等負担金として国・県から8,424千円が計上され、差引き22,049千円を「公費負担」と記載しています。しかし、この「公費負担」というのは国保会計からの負担であり、この22,049千円は国保料にはね返っています。どうして「公費負担」と記すのか、オカシナことです。
 これまでの「基本検診」に支出していた市費(公費負担)は、国保会計に投入せず、取り込んでしまい、国保加入者に負担をすべてしわ寄せしたことになります。本当に国保料が市民の負担限度を超えていると思うなら、また、市民生活の困難に配慮するならば、基本検診の廃止で浮いたお金を、すべて国保に投入し、市民の国保料負担を少しでも軽減するのがスジではないでしょうか。市民に負担をしわよせしながら、「公費負担」というオカシナ問題です。
 基本検診に市が持ち出していた費用など、今後も調査をする必要がありそうです。

玉野市 渋川海岸でピーチサッカー

2008年06月24日 | 行事
 一週間以上前の行事でしたが、6月14日、15日(日)に玉野市の渋川海岸で「おかやまビーチサッカー大会in渋川」大会が開催されました。15日の開会式に出席させていただきましたが、思っていた以上に大勢の選手、大会関係者のみなさんが参加されていました。49チーム500人が瀬戸大橋を一望できる渋川の浜で熱戦を繰り広げました。当日は渋川保育園の園児たちも、ミニサッカーを楽しんでいました。関係者のみなさんの大会開催に向けたご努力で盛大な大会となりました。
 今後、全国大会などの招致に向けてがんばるとのことです。この最高のロケーションの渋川海岸で開催できればいいですね。

おかしな問題Ⅱ─国保料の大幅値上げに根拠なし

2008年06月24日 | 市議会
 手元にある厚生委員会資料(追加)によれば、「国保会計は、少なく見積もっても約1億5千万円の赤字が見込まれる」と、「国保保険料を据え置いた場合の影響について」(平成20年6月議会)の文書に記述されています。つまり1億5千万円の赤字になるから、今年度にこの1億5千万円分の負担を市民に押しつけ、国保料を大幅値上げするというものです。しかし、今年度は後期高齢者医療制度が実施され、国保会計の歳入・歳出項目が大幅に変更されるため、不確定な要素が例年より多くあると思いますが、「少なく見積もっても」とほぼ断定的に赤字額を見込んで議会に提案しています。
 昨年の6月議会に国保料のうちの介護分約1400万円の値上げ議案が提出された際に、私は質疑で「19年度国保会計の実質収支の見込み」をたずねたました。市当局の答弁は「医療費の支出等の不確定な要素が多いため、見込み額の算出はできませんけれども、国保会計が赤字にならないよう収納率の向上や医療費の適正化に鋭意努力したい。」と答弁しています。
 今回は、なぜ1億5千万円と赤字額を見込めるのでしょうか。確かに医療費の支出増は予想され、現行のまま国保料を据え置いた場合は赤字になることは確実かもしれませんが、昨年は「できない」といい、今年は「1億5千万円の赤字」を「算出」しています。当局の恣意的なご都合主義によるものでしょうか。オカシナ話しです。
 ちなみに、5月末に提出された19年度国保会計の決算見込みは、歳入歳出差引額で23,787千円の黒字。実質単年度収支でも21,761千万円の黒字会計です。基金積立金は19年度末で17,967千円。19年度の国保料は値上げしなくてもよかったわけです。
 ついでにもう一点いえば、「国保会計はて厳しいと」いい、「1億5千万円の赤字になる」といいながら、平成20年度国保会計予算案には予備費として5000万円も計上しています。以前は1千万円ほどの予備費の予算計上でした。
 厚生委員会の審議では、「来年度(21年度)は値上げはしない」と当局は発言しているそうですが・・・。国保会計の予算・見込み額は、どうやら市当局のさじ加減が大きく、恣意的な要素、政治的な思いが強く影響するのでしょう。これもオカシナ問題です。
 

おかしな問題Ⅰ─国保料の大幅値上げに根拠なし

2008年06月23日 | 市議会
 玉野市6月定例市議会では、国保料の値上げ議案に日本共産党市議団以外に数名の議員が反対しましたが、賛成多数で可決されました。市民には総額で約1億5千万円の負担の押しつけ、一人当たり年9100円、一世帯当たりで平均15600円もの大幅値上げとなります。
 厚生委員会に提出された資料では、「国保会計に法定外繰入が行われると特別調整交付金が減額される仕組みとなっている。」と明記されていました。市当局は「だから値上げを抑えるために一般会計から繰入すれば、かえって国からの交付金が減らされるのでメリットがない。」と言わんがための資料として作成し、厚生委員会・議員に説明しています。全国の3分の2の地方自治体が赤字のために、或いは住民への国保料負担を軽減するために、一般会計から繰入して国保会計を支援しています。
 私は質疑で、「これらの自治体は特別調整交付金を幾ら減額されたのか」「玉野市の場合、どれだけ繰入れたら、幾ら減額されるのか」と質問しましたが、まともな答弁はありませでした。
 議会終了後に担当課に問い合わせると、具体的なものは何もなく、「減らされるかもしれない」というだけです。単に「減額の可能性もある」というだけの話しで、「減額の仕組み」をきちんと説明できず、その根拠も明確にできない段階で、「減額される仕組みとなっている。」などと議会に不正確な文書で説明・報告するなど、考えられない、オカシナことです。また、この当局の資料を「鵜呑みにする」ことも考えられない、オカシナことです。本来なら、議会に「減額の仕組み」をきちんと説明させ、厚労省等からの具体的な通達や、減額根拠が明確にできないのなら、「交付が減額される仕組みとなっている。」という、意図をもった、誤った説明文書は撤回させるべきです。
 この国保料値上げ問題をめぐって、さらに「おかしな」問題を取り上げるつもりです。同時に、この機会に国保問題について、もっと調査し、勉強してみようと思っています。

玉野市6月定例市議会が閉会

2008年06月21日 | 市議会
 6月20日(金)に玉野市の6月定例市議会が閉会しました。日本共産党市議団は、国民健康保険料の値上げ議案と、養護老人ホーム玉野市立「和楽園」の指定管理者制度の導入に伴う議案に反対しました。最終日の20日に私が、この2議案に関して厚生委員長への質疑をおこない、反対討論に立ちました。
 6月定例議会は、この国保料の大幅値上げと、和楽園の指定管理者制度の導入議案が最大の焦点でした。国保料値上げ議案は、日本共産党、公明党市議団らが反対しましたが、賛成多数で可決。指定管理制度の導入議案は日本共産党市議団だけが反対して可決されました。
 この二つの議案をめぐって、おかしな問題が何点か浮き彫りになりました。今後、このおかしな問題を取り上げていきたいと思います。
 また、議会最終日には、「宇野俊市議員の政務調査費に関する調査」を行うための特別委員会が設置され、各会派から一名の委員が選出されました。第一回目の特別委員会開催は、7月上旬頃の予定です。

6月議会一般質問

2008年06月07日 | 市議会
     庭に咲く花
 昨日6日(金)正午までが発言通告の締め切りで、この6月議会では私が一般質問の最後の質問者となりました。
 提出した発言通告内容は、
①後期高齢者医療制度は廃止を。
②要介護1以上のすべての方に障害者控除の認定を。
③医療費自己負担の軽減について。
④養護老人ホーム「和楽園」の指定管理者制度導入(民間委託)は中止を。の4項目です。
 質問日は6月13日(金)の予定。この日は、国保料の値上げ議案や玉野市立和楽園の指定管理者制度導入の条例改正議案への質疑、また、有限会社みどりの館みやま、玉野産業振興公社等の法人の経営状況報告に対する質疑もあり、発言が集中します。
 住民のみなさんの目線で、住民要求実現と、住民のみなさんの声を代弁し、市政をチェックするという立場から、これらの諸課題に臨みたいと思っています。

今日から6月定例市議会開会

2008年06月05日 | 市議会
 きょう5日(木)から6月定例市議会が開会されます。
 一般会計補正予算案など6議案と、報告2件が提案されています。特に、国民健康保険料の値上げ議案は、国保保険料分、介護給付金保険料、新たに加わった「後期高齢者支援分」によって、差引きで所得割は現行10.5%から11.5%と1%の値上げ。被保険者数によって負担する均等割額は3200円の値上げ、世帯にかかる世帯別平等割は3200円の値上げ案となっています。
 また、玉野市立和楽園(養護老人ホーム)の指定管理者制度の導入に伴う条例改正議案も提出されています。日本共産党市議団は、この2件の議案には反対の立場で質疑等をおこなう予定です。
 

夏至まで後20日

2008年06月02日 | 日記
   我が家から歩いて3分、汐入川土手に咲く花
 先週は風邪を引き、体調を崩して思考・活動停止の状態が続く。
きょう6月2日(月)、朝5時頃から思考開始し、ブログに書き込む。
今週は、5日(木)から6月議会が開会されます。
質問準備もいよいよ待ったなし。
 21日頃が夏至、午後7時半頃まで日は明るく、
1年で最も動きやすい季節かも知れない。
まず身体を動かし、行動することから、はじめてみよう!

無料法律相談のお知らせ

2008年06月02日 | おしらせ
  無料法律相談 
 と き 6月21日(土) 受付午後1時~2時
 ところ サンライフ玉野(文化センター前)

なお、当日は日本共産党市議団による市政・生活相談もおこなっています。
 多重債務・サラ金・ヤミ金問題、交通事故、相続、借地借家、不動産、消費者問題など、お気軽にご相談下さい。できれば事前に市議団までご連絡下さい

非核・平和キャラバンが玉野市へ

2008年06月02日 | 玉野市政
        市総務部長らに要望する非核・平和キャラバン
「非核自治体宣言」と「非核日本宣言」の要請などを求め、全県自治体を訪問している「非核・平和キャラバン」が、5月27日午前9時から玉野市でも要請行動を
行いました。これには西村総務部長らが対応し、議会は河崎副議長が対応されました。
 玉野市の場合は、「非核平和都市宣言」を1984年6月におこなっています。しかし、「非核日本宣言」の政府要請意見書の提出は、今年3月議会で請願が不採択となっています。引き続き、非核・平和行政の充実と、市長・議長の「非核日本宣言」への賛同署名を要望されました。