日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

岡山県・玉野市 日本共産党の前市議会議員 松田達雄の活動ニュース

議会報告「民主玉野2021年1・2月号」を配布中

2021年01月29日 | 玉野市政
議会報告「民主玉野2021年1月・2月号」は、いま全市的に配布が

始まっている。ビラの限られた紙面に載せるため、

できるだけ短く、簡潔な記事にしている。

十分に議会論戦の内容が伝えきれない面もあるが、

それでも、毎議会ごとに必ず発行している「民主玉野」である。

早期に配布し、議会の動き、市政の課題を市民の皆様に報告しなければ・・・。

このブログの左側のブックマーク最下段に、議会報告「民主玉野2021年1月・2月号へ」から、

PDFでみることができます。


新たなステージに

2021年01月25日 | 日記
1月25日(月) 昨日の倉敷市議選の結果、日本共産党の4候補は全員当選。

厳しい選挙のなか、寒さと雨に打ち勝ち、4議席を確保した。

心から「おめでとう」のエールを送る。
 
 闘いは新たなステージに。

新型コロナ感染拡大は依然として深刻で、

感染から命と健康を守る取り組みとともに、

大変厳しい状況にある、くらしと営業、雇用と地域経済を守る

新たな運動の展開が問われている。

玉野市の基幹産業である造船企業も、経営危機の再建策として、

創業の地、玉野での商船建造を止め、中国の合弁会社などに

建造を委託する方針を打ち出している。

すでに下請企業の従業員減らしなど、影響が出始めている。

1月28日(木)には、この造船企業の再建策(リストラ)の影響調査等のため

行動する予定である。

早いもので、1月も今週7日間で終わる。

局面打開のための新たな行動が求められている。

4つのパブリックコメントに市民の意見を

2021年01月16日 | 玉野市政
市のパブリックコメント募集にどれだけの市民がコメントを寄せるだろうか。

「広報たまの」1月号8べーどに4つのパブリックコメント募集記事が載っている。

①公共施設個別施設計画(案) 提出期間 1月4日(月)~29日(金) 当日必着

②玉野市障害福祉計画(第6期)・障害児福祉計画(第2期)  (案) 提出期間 12月28日(月)~1月27日(水)

③第8期玉野市老人保健福祉計画・介護保険事業計画(案) 提出期間 12月28日(月)~1月27日(水)

④玉野市成年後見制度利用促進基本計画(案) 提出期間 12月28日(月)~1月27日(水)

いずれも最終日当日必着である。各計画案はネットで閲覧できるが、

各市民センターなどにも閲覧できるようにしている。

それぞれ重要な計画案であるが、パブリックコメント制度が形骸化している状況が

あるだけに──。

ぜひ、多くの方から意見を寄せていただきたいと願う。

今年はじめに実施された「玉野市新病院基本計画」(案)のパブリックコメントへの

寄せられた市民の意見は1人だけ。

事前に市民への説明会などを開催せず、住民参加が不十分なもとで

実施されただけに、意見提出1人だけという、形骸化の問題点が浮き彫りになっている。

市民病院の統廃合、病床数大幅削減に異議あり

2021年01月14日 | 玉野市政
 前ブログ記事に続いて、「玉野市新病院基本計画」に掲げる市民病院の統廃合に向けて、

119病床も削減する計画が、いかに乱暴で地域医療を壊す削減計画か、その問題点を記載する。

基本計画には、P4に、「人口推計から見る患者の将来動向」という記載がある。

「75歳以上の後期高齢者人口でも、2015年から2025年の10年間では3,162人の増加が

予測されていますが、2025年以降は減少する予測となつています。」と記載されている。

 しかし、2025年の後期高齢者人口予測13,594人は、2030年時点でも13,587人であり、

直ぐに減少傾向とはならず、2030年頃まで横ばいで、2035年時点で12,409人と減少するが、

それでも、2020年の現在よりも約500人増という予測状況である。

市民病院の入院患者の多くが高齢者であることを考慮すれば、

団塊の世代を含む75歳以上の後期高齢者が3100人も増加し、2030年、2035年頃までの

超高齢社会に向かう、今後10年から15年間は現状の病床数でも不足する事態ではないだろうか。

入院病床数を119床も減らすことは、地域の医療需要予測や後期高齢者人口の推移からも、

地域医療の実情を無視したものと考える。



市民病院統廃合、病床数大幅削減に根拠なし

2021年01月13日 | 玉野市政
令和2年3月策定の「玉野市新病院基本計画」では、病床数119床の大幅削減の

根拠として、一つに国・県が示す「地域医療構想」における県南東部保健医療圏の将来の必要病床数

を根拠としている。二つに「人口推計から見る患者の将来動向」、

三つに、日医総研が示す「医療需要の推計」などを根拠にしている。

しかし、これらの根拠は、不正確で恣意的なものであることが明らかとなっている。

基本計画に掲げている「日医総研」の「医療需要の推計」は2015年を100として、

2045年に玉野市の医療需要は72%に落ち込むと推計している。

2015年/平成27年時点で玉野市内の実際の病床数は、一般病床483床、療養病床224床、

合計707病床である。これに2045年における医療需要の落ち込み割合72%を掛けると、

509病床となる。新病院が開院する予定の2024年の玉野市内の病床数は、

市民病院190床(うち療養病床50床)、由良病院42床、日赤玉野分院83床(うち療養病床42床)

中谷外科45床、大西病院44床、玉野中央病院42床(療養病床のみ)で、

合計は一般病床312床、療養病床134床で合わせて446床となる。

2015年時点の707病床に対して、2045年時点での「日医総研の医療需要推計」による医療需要の減少割合72%

として、509病床となり、新病院建設後の市内病床数446床に対して、63病床も不足することになる。

日医総研が示す将来的な医療需要の予測からみても、

「玉野市新病院基本計画」による199病床もの大幅削減は、

まったく根拠のない数値であり、地域医療が弱体化による病床不足が懸念され、

医療難民をつくりかねない状況といえるのではないか。

玉野市の場合、2016年10月に松田病院が閉院して、一般病床52床と療養病床20床、さらに、

2016年11月に奥玉病院(旧池宗病院)が閉院して、療養病床70床が減少している。

これらを考慮すれば、三井病院110床と市民病院の9床の病床数を削減する計画は、

この点からも受け入れられるものではない。

 ちなみに「日医総研」とは、日本医師会総合政策研究機構の略称で、

日本医師会が設立した政策研究機関である。





市民病院の統廃合に異議あり

2021年01月13日 | 玉野市政
市立玉野市民病院と玉野三井病院の組織統合による地方独立行政法人化について、

市議会で明確に理由を述べて反対を表明しているのは日本共産党市議団だけである。

問題点の一つは、地方独立行政法人の設立が本当に市民のためになるのかという点で、

問題点が多くある。まず、独法化は市民が望んだものでなく、独法化しても決して経営改善するとは限らないこと。

独法化では「採算優先・採算第一主義」となり、業績が上がらなければ人件費を削減することになり、

看護師等のスタッフが辞めていく懸念がある。市民病院の労働組合が実施したアンケートでも、

この独法化を機に退職を考えている職員が3割程度いる結果がでているが、今でも看護師等不足がいわれているなかで、

この面でのリスクは大きい。

また、住民や議会の関与は後退し、まさに、事実上の民営化となる。

二つには、現在の三井病院の病床数は一般病床60床、療養型病床50床で合計110床

市民病院は一般病床199床で、2病院合わせて309病床を、新病院建設(4年後の2024年度開院予定)

の際には190床にする計画。実に119床も大幅削減するため、地域医療は後退、弱体化し、

玉野地域で安心して適切な医療が受けられない、医療難民をつくる恐れがある。

玉野市の人口は他の地方都市と同様に人口減少は進むが、

入院患者の多くを占める高齢者、特に75歳以上の高齢者人口は2030年まで増え続け、

2035年時点でも2020年の現時点より、約500人多い人口推移予測である。

75歳以上の高齢者人口推移 2020年 11,912人 2030年13,587人 2035年 12,409人

総人口の減少により一定の病床数削減はやむを得ないと考えるが、

「地域医療構想」が掲げる病床削減割合を超える、119病床もの大きな削減は、

到底容認できるものではない。

 日本共産党市議団は、旧文化センター跡地への新病院建設場所の選定についても、

ズサンで大雑把な選定方法に異議を唱え、第三者による、より精度の高い資料をもとに、

精査、再検討を求めている。

何よりも、指定管理者制度による民営化移行前の平成27年2月頃に、

市民説明会を開催して以後、指定管理者に決定していた大阪の医療法人が、

撤退して、その後、混乱、迷走し、平成博愛会の指定管理者予定もなくなり、

現在に至るまで一度も市民説明会を開かず、市民に説明責任を果たさず、

民営化失敗の大失政を引きずり、今度はまた、市民の参加・合意もないまま、

三井病院を公費をつぎ込み早々に廃院にして、独法化に突き進む黒田市政のトップダウン、

市民軽視の、この市民病院の統廃合には、住民目線から反対せざるを得ない。

今後、病床数の大幅削減問題点など、改めてこのブログで発信しようと思っている。

新年のごあいさつ

2021年01月01日 | 日記


王子が岳山頂からの2021年初日の出、長女夫婦と孫らと一緒に車で登頂。
左手の山頂が尖った山は四国讃岐の五剣山(八栗山、標高375m)


明けましておめでとうございます

2021年元旦

旧年中はいろいろとお世話になり、ありがとうございました

皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします

今年もどうぞよろしくお願いいたします

             松田達雄

新型コロナ感染が急速に広がり、

東京都で1日に1300人超えの感染者を確認の報道

岡山県内でも31日に23人の感染者を確認

この深刻なコロナ禍のなかで、1月には倉敷市議選挙、

そして、総選挙と重要な選挙が行われる。

新しい年が、希望ある政治を切り開き、

誰もが安心して暮らせる社会への転換点となるよう