日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

岡山県・玉野市 日本共産党の前市議会議員 松田達雄の活動ニュース

宇高航路フェリー問題─高齢化の進展

2010年04月24日 | 玉野市政
 先日、宇高航路フェリー存続問題で玉野市の産業振興部長に、「宇野高松間地域交通連絡協議会」の動向など、その後の経過、今後の見通しを聞いた。瀬戸大橋高速料金が他の高速料金よりも3千円と高く設定される方向が示されている。しかし、料金設定案に賛否両論があり、見直しの声もあがっており、流動的である。この6月からの高速道路新料金がフェリー会社の経営にどのような影響を及ぼすのか、推移を見守る必要があるとのこと。国の全額補助による「地域公共交通総合連携計画」のを策定に向けて、「需要等に関して調査」を行うなどの取り組みが必要とのこと。5月に開催予定の連絡協議会で今後の方向性が話し合われるようだ。
 高齢化の進展─
 この部長との話し合いの際に頂いた資料に「交通基本法の制定と関連施策の充実に向けて─中間整理のポイント」という内容のものがある。そのなかに「高齢化の進展」のグラフが示されている。2005年の高齢化率(65歳以上人口)に20%。2030年に32%。2050年に40%という数値グラフとなっている。
 玉野市の場合、2010年時点でほぼ29%である。今後の玉野市の高齢化率の推移がどうなるのか。より正確な数値、見通しをもって、今後の玉野市のまちづくりを考えなければならないだろう。また、この「交通基本法」案の制定の動きにも注視する必要がある。 

清明から穀雨に

2010年04月15日 | 日記
       庭に咲くチューリップなど花々
 
 4月15日(木)、今日も早朝から少し雨模様。菜種梅雨というには遅すぎるのか、このところよく雨が降り、寒い日がある。神登山峠に向う峠道(国道430号)の桜並木も、葉桜に変わりかけている。4月20日頃が「穀雨」、二十四節気の一つ。「田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨が降るころ」とある。「清明」は4月7日ごろから穀雨までの期間。「万物がすがすがしく明るく美しいころ」とある。花々が咲き乱れて、本当に気持ちのよい季節である。
 しかし、世間は深刻な不況と福祉・医療の切捨てのもとで、「働きたくても仕事がなくて困っている方」、「高齢で入院中、他の病院で透析を受けていたが、儲けにならないのか、病院から退院を求められ、介護施設も入所待ちの状況で困っている方」など・・・多くの相談がもちこまれるが、すぐに解決できない。「医療難民・介護難民」といわれる方々が全国にどれほどおられることか。
 長い自民党政治がもたらした政治的貧困がここにある。民主党政治も、普天間問題での迷走。後期高齢者医療制度廃止の公約違反など、「期待はずれ」の声も・・・。
 政治が解決しなければならない問題が山積している。
 7月の参院選挙で政治をより良く変えるため、大きく前進させること。
 



宇野港夢市場7周年

2010年04月12日 | 行事
             宇野港夢市場 7周年 

 4月11日(日)の午前10時から宇野港夢市場の7周年記念式典が開催されました。毎月第2日曜日10時から15時まで、JR宇野駅前の公園シーサイドパークで開催されている夢市場が7周年を迎えた記念行事で、私も出席しました。 
 主に玉野商工会議所のみなさんを中心に、鮮魚セリ市や特産品販売、ワンコイン抽選会、フリマーケットなどのイベント行事が開催されています。
 当日は、雨が心配されましたが、何とか曇り空のままもちました。会議所会頭の挨拶、玉野市長の挨拶には、宇高フェリーが当面、存続が決まったことにふれられていました。
宇野港が24時間眠らない港として、にぎあうのも、宇高フェリーが行き交っているからです。高速道路の新しい料金体系が発表され、高速道 普通車2000円が上限に対して、賛否両論があるにしても、瀬戸大橋はフェリーへの配慮から3000円と設定されています。
 今年は、瀬戸内国際芸術祭が直島、豊島などで7月から10月まで開催されます。多くの方が宇野港を利用し、直島等へ渡ります。
 このチャンスを生かし、今後も宇野港夢市場と宇野港が、さらに、にぎわい、利用されるよう望むものです。同時に、必ずその瀬戸内海を一望できる風景に感動を呼ぶ、王子ケ岳にも足を運んでもらえるよう、創意工夫した観光政策が求められています。
 

無料法律相談のご案内

2010年04月09日 | おしらせ
  

 無料法律相談のご案内

 と き 4月17日(土) 午後1時~ 受付午後1時~2時まで
 ところ 市民会館別館 1階

 弁護士が相談に応じます。交通事故、相続、サラ金・多重債務、借地借家、不動産、労働問題など、法律に関する、どんなことでもご相談下さい。
 なお、当日は日本共産党市議団による市政・生活相談もおこなつています。
 

渋川地区の高潮対策について

2010年04月09日 | 玉野市政
 3月議会の答弁などで、渋川地区の高潮対策について県の方針が示されている。それによると、概略設計は平成20年度に完了し、「海岸保全施設整備事業」として、平成22年度には「事業評価委員会」にかけられ、了承が得られた後、新規採択事業として平成23年度から詳細設計、平成24年度から工事着手され、平成26年度までに養浜工事を含め完了の予定である。もちろん、状況によっては計画はずれ込み、遅れる可能性もある。とりわけ、国立公園内であり、長い砂浜海岸線をもつ渋川海水浴場の高潮対策だけに、環境アセス等で他地区の高潮対策より難しい問題もある。現在の砂浜養浜をさらに沖合いにのばし、遊歩道にそって高潮対策を講じるようである。できるだけ早期に完工し、「台風時でも高潮に心配のない対策を講じてほしい」というのが、16号台風で甚大な被害を受けた市民の切実な願いであろう。
 

三井造船の内部留保は─

2010年04月08日 | 政治 経済
4月8日(木)、いま、国道430号線の羽根崎町バス停あたり、三井金属製錬所社宅周辺の桜が満開である。今年も吉野の桜を観にいくことはできなかった。でも、昨年と同様に近くの深山公園、王子ケ岳など、満開の桜をデジカメで撮り、春を満喫することにする。

 三井造船㈱の内部留保について調査してみた。
内部留保は、連結貸借対照表でみると
平成16年3月期決算では735億円から、平成21年3月期決算では927億円と増額している。
この5年間で192億円、1.26倍の内部留保を増やしている。
平成21年3月期の内部留保額927億円を連結会社従業員総数10,324人で割ると
一人当たり898万円という数値になる。

4月から─

2010年04月01日 | 政治 経済
今日から4月、沿道の桜の花が少し咲き始め、神登山はミモザの花で黄色に染まり、我が家のチューリップもいつの間にか茎を大きく伸ばし、白いこぶしの花は最後の花弁を残すだけとなっています。季節はまさに、春・・・。

 4月から「子ども手当」が支給されます。中学3年生までの児童1人に月額1万3000円。支給月は6月、10月、2月で今年3月末まで「児童手当」を受給している場合は手続きは必要なく、それ以外の方は、「子ども手当認定請求書」の提出が必要になります。住民票で確認できる方は4月中旬以降に市役所から申請書類が送られてくるそうです。
 日本共産党は、2010年度に限って中学生まで「子ども手当」半額の支給については、一部、所得税と住民税の年少扶養控除(16歳未満)を廃止して、手当の財源としていますが、手当を支給しない他の世帯への負担増はもりこまれていないことから、その限りで国会では賛成しました。
 しかし、2011年度からの満額支給では中学生以下の子どもに月額2万6千円支給となり、年間総額で約5兆4000億円の財源が必要で、財源のめどがたっていません。民主党政権は、配偶者控除や成年扶養控除の廃止等で庶民へのさらなる増税をねらっていますが、子育て以外の世帯に増税を押し付けることは認められません。
 大企業や大資産家優遇税制の見直しや軍事費の削減など、国民本位の税制、財政運営こそ求められています。