日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

岡山県・玉野市 日本共産党の前市議会議員 松田達雄の活動ニュース

三井造船争議が勝利解決

2008年05月27日 | 政治 経済
 長い、長い人権侵害、思想差別との闘いでしたが、一つの大きな闘いは終わり、ここからまた新たな闘いがはじまります。働くものの権利と暮らしを守る新たな闘いです。
 124名にのぼる「非健全派(日共・民青)従業員名簿」が明らかになった04年1月以降、国会で当時の日本共産党・井上美代議員が、このブラックリスト問題を取り上げ追及。争議団は、会社、株主総会への要請・行動をはじめ、毎週の三井門前での宣伝行動や全戸ビラ配布、街頭宣伝での市民への訴えなど、繰り返し粘り強く闘ってきました。そして、全国、全県、玉野市民の大きな支援を受けて、勝利解決へ・・・。
 私も玉野市議会でこの人権侵害・思想差別問題を正面から二度、本会議で取り上げてきました。
 こうした闘いのなかで、5月26日午後1時30分より玉野簡易裁判所において、12人の争議団全員と三井造船代表、会社側弁護士の同席のもと、和解調印し、勝利解決をすることができたのです。
 争議団のみなさん、本当にご苦労様でした。ご支援いただいた全てのみなさん、本当にありがとうございました。
 万感の思いを込めて・・・心から乾杯を!

向日比港を清掃ボランティア─日比親港会

2008年05月26日 | 行事
    向日比港を清掃する日比親港会の会員 

日比・向日比港に係留するプレジャーボート所有者で結成している日比親港会は、5月25日(日)午前7時から向日比港周辺のゴミの清掃ボランティアをおこないました。朝方、少し小雨もようでしたが会員十数名が参加し、小型船舶仮係留場所周辺の缶やペットボトル、ビンなどのゴミを拾い、清掃しました。

玉野市議に政務調査費41万円の返還を

2008年05月24日 | 玉野市政
 きょう5月24日付、山陽新聞全県版の記事に「玉野市監査委員は23日、玉野市議の2006年度政務調査費に使途基準に反する支出があるとして、市が支払った66万円のうち41万円の返還を求めるよう黒田晋市長に勧告した。」と、市議の実名をあげて報道しています。
 今年3月28日付で住民6人から、「市民派議員」といわれる市議の政務調査費に係わる住民監査請求が提出されていました。昨日23日に監査請求人代表に対して、監査委員が監査結果を通知したものです。
 監査請求人は、「多くの議員が領収書を公開しないという中で、当該議員が公開したことは評価するが、その内容については見過ごすことができないので監査請求した。」と述べています。
 この「市民派議員」は、玉野市議会で現在は会派に所属せず、これまで政務調査費の領収書の公開要求や、政務調査費の不適切、不当な支出等の問題に対して、最も熱心に追及してきた議員であり、「市民オンブスたまの」の代表者であるだけに、監査結果が注目されていました。
 監査結果によると、当該議員から報告のあった06年度の政務調査費の支出総額3,097千円に対して、
①市政レポート作成費2,317千円は、有限会社宇野港商事に支払われているもので、同会社の本店所在地は当該議員の自宅であり、取締役に議員本人と議員の妻、そして、代表取締役には議員の子息が就任している、議員の親族会社であることが確認された。また同会社の登記簿謄本に記載された目的は、損害保険代理業、生命保険の募集に関する業務、建築物の清掃など5つの目的が記載されている。(印刷業務等の目的は記載されていない)。監査委員は、「市政レポート(うの目たかの目通信)の作成を議員の親族会社に依頼し、作成していることなどから判断して、・・・真に必要な量や価格であったのか否か確認できなかった」として、提出された証拠書類としての領収書は不適切なものと考え、市政レポート作成費の2,317千円は正当な政務調査費の支出とは認められない、というもの。
②また、事務所費として支出したブロック(選挙看板用)等の1,891円の支出も不当な目的外の支出である。
③その他経費として支出した控訴審の弁護士費用、裁判の控訴費用等の529千円についても、「一住民の資格において司法の判断を求める住民訴訟」行為に要した費用に、公費たる政務調査費を当てることは目的外支出であると判断しています。なお議員自身から、ブロツク(選挙看板用)等の事務所費部分と、控訴審等の弁護士費用等の支出は、政務調査費として計上することについて錯誤があったため、取り下げる旨の申し出あがった、と監査結果通知書は記述しています。
④以上の理由・内容等から、支出総額3,097千円のうち広報費、事務所費、その他経費として支出された2,848千円は使途基準に反するもので、政務調査費補助金収入660千円から、適正に支出されたと判断される支出額248千円を差引いた411千円を返還するよう市長に勧告する、というものです。
 

明日、議会運営委員会

2008年05月22日 | 市議会
 明日の23日には、6月議会に向けた議会運営委員会が開催される。
議案提出は29日頃の予定。
6月議会の日程予定は、
6月5日(木) 開会
6月10日(火)~13日(金)まで一般質問
6月16日~18日 各常任委員会
6月20日(金) 議会最終日の予定。



「夢があるから !」を観劇

2008年05月21日 | 日記
宮田山山頂に咲くツツジ、竪場島(たてばしま)、通称くじら島も見えます

5月19日(月)、久しぶりに演劇を観に児島文化センターに出かけました。午後6時30分開演、劇団スイセイ・ミュージカル「夢があるから!」。何ら予備知識もないまま、どんな演劇かと観ていましたが、いつの間にか、舞台にひきつけられ、歌とおどりのミュージカルに引き込まれていきました。「素晴らしい舞台を観た後は、胸の中が熱くなって元気が湧いてくるんです。」と役者の方が語っているように、「夢があるから!」は、そんな熱い思いを伝えてくれたミュージカルでした。

映画「シッコ」を観る

2008年05月18日 | 日記
 5月17日(土)午前9時40分から、岡山市の医療生協会館コムコムで上映された映画「シッコ」を観に行きました。
 国民皆保険制度のないアメリカでの医療事情が患者の目線から映し出され、医療保険がなくて、高額な医療費がかかるため医者にかかれないアメリカの様子がリアルに描かれていました。アメリカの大手保険会社がすすめる医療保険でも、いろいろと理由をつけて保険を適用させない、会社側の医師も医療保険を使わせないようにすることで、大手保険会社は儲かり、その医師も自らの地位や給料が上がる、こんな儲け本位の社会の仕組みが映し出されていました。
 一方、イギリスやフランス、キューバなどの国民皆保険のもとで、医療費が無料か、あるいは小額で済み、安心して入院でき、医療を受けられる国の状況も、具体的な患者の例を取材した様子が映し出され、アメリカがこの面でいかに遅れているか、告発する映画となっていました。
 日本も、アメリカのようにならないよう、フランスなどのように医療や福祉が進み、有給休暇も十分に取れて、労働条件の良い、国民が安心して暮らせる国をめざすことが大切と実感した。

二つの国の大災害

2008年05月16日 | 玉野市政
 きょうの「しんぶん赤旗」のトップ記事では、5月12日に起きた中国四川省の大地震について、「死者5万人超、被災1千万人」と中国中央政府の推定を報道。また、7面では5月2日夜から3日にかけてミャンマーを直撃した大型サイクロン「ナルギス」による死者3万8千人、行方不明者2万7千人になったと、国営テレビの発表を報じています。 
 アジアの二つの国で起きた、未曾有の大災害。多くの被災者が救助を待っています。一刻も早い救助、救援が求められます。「しんぶん赤旗」は、中国の地震災害に対する募金を呼びかけていることも紹介し、報道しています。
 2004年夏の身近に起こった台風16号、23号による玉野市での高潮・土砂災害が思い出されますが、この大災害は私の想像を超える深刻なものです。いえることは日本でも、いつ起きるか分からない自然の大災害。防災対策をいっそう進めなければと、強く思いました。
 

年金者組合玉野支部の第19回大会が開催

2008年05月16日 | 行事
 5月15日(木)の午前10時から、玉野市深山公園のセンターハウスで年金者組合岡山県本部玉野支部の第19回定期大会が、30数名の出席で開催されました。日本共産党玉野市議団も来賓として参加しました。
 大会では、特に「後期高齢者医療制度」導入に対する怒りの声が出され、「この高齢者への差別医療制度は廃止させるしかない」、「廃止させるまでがんばろう」と、話し合われました。

護衛艦の参加、子どもへの公開は行わないこと

2008年05月14日 | 行事
  「たまの・港フェステイバル」実行委員会に申し入れる各団体の代表 

 教職員組合玉野支部、新日本婦人の会玉野支部、玉野市平和委員会の代表らは、5月12日午後4時より、「たまの・港フェステバル」実行委員会がおかれている玉野市商工会議所において、同まつりの実行委員会の大塚事務局長らに、護衛艦「やまゆき」の参加と子どもたちへの公開は中止しするよう文書で申し入れました。この祭りは5月17日・18日の土日に宇野港にて開催されます。
 申し入れ内容は、「たまの・港フェステバル」は、今年で12回目を迎え、市内外からの多くの参加が海や港、船の魅力に感動し楽しまれています。祭りの実行委員会・関係者のご努力に敬意を表しつつも、「お祭りに自衛艦が参加されていることに違和感を感じている方も少なくありません。今回も護衛艦『やまゆき』が一般公開されますが、自衛艦は戦争のための軍艦です。市民が自由に平和に楽しむ祭りの会場の一角に飾るには異質ではないでしょうか。まして一般公開で武装した軍艦を見学することについて、大人はともかく、特に子どもにとっては、憲法の意味も戦争の恐ろしさも十分理解できないまま、興味で見させて慣れさせていくことは大変危険なことです。楽しく平和な祭りに軍艦の参加や子どもの軍艦の見学は一切行わないよう申し入れます。」といものです。
 「海・港・船」をテーマにした港町たまのにふさわしい、地産地消型の魅力ある祭りを開催するよう要望しました。
 

臨時市議会に向けた議会運営委員会

2008年05月13日 | 玉野市政
 5月12日開催の議会運営委員会では、5月19日開会の臨時市議会の運営について協議しました。提出議案は「専決処分の報告/玉野市税条例の一部改正」と、「土地区画整理事業特別会計補正予算など3会計補正予算」で「前年度繰上充用金」に係わる補正予算です。
 この「前年度繰上充用金」は、会計年度経過後、その会計年度の歳入が歳出に対して不足する場合に、翌年度の歳入を繰り上げて、その年度にあてる金額です。
 また、議会運営委員会では、「政務調査費に係る使途基準等の取り扱いについて」一部検討を要するものがあり、次の議会運営委員会で引き続き検討することになりました。
 また、「子ども議会開催」について協議しました。8月27日に子ども議会が開催される計画で、議場を使用するという報告でした。
 私は、議会側が受身の姿勢で単に報告を受けるだけという立場ではなく、積極的に係り、市民に市議会の役割等の理解を深める必要があること、前回の子ども議会では、子どもたちや学校に大きな負担をかけているので、もっと議会の意見もふまえ、より良いものにする必要があること、などの意見を述べました。
 子ども議会に向けては、今後、議会運営委員会など市議会の意見も反映する方向に軌道修正されます。

玉野市議会 議会運営委員会の開催

2008年05月12日 | 市議会
  宮田山(121m)から望む渋川海岸と王子が岳 

 きょう5月12日(月)午前10時から議会運営委員会が開かれます。19日(月)開会の臨時議会に向けた協議です。その後、日本共産党玉野市議団会議も開かれます。

たまの認知症講演会に参加!

2008年05月10日 | 行事
 一日中雨が降り続いた10日(土)、午後2時から玉野市生涯学習センター(ミネルバ)で開催された「認知症を知ろう」講演会に、妻と一緒に参加しました。「医療法人愛善会 由良病院」の主催で、冒頭に佐藤幹雄 由良病院 院長先生が開会の挨拶をされ、特別講演として岡山大学精神科講師の石原武志先生が、認知症について、大変わかりやすく講演されました。会場は、席が足らず臨時に通路までイスを出すほどで、200人を超える参加者でいっぱいでした。市民の関心が強いことがうかがえます。
 認知症かも?と心配したら早めに専門医に診てもらうことが重要。認知症にならないためにも、カレーやウコン、赤みのエビ、サーモンなどもに一定の効果が、などユーモアたっぷりの話しに会場からは笑い声が・・・。超高齢社会に突入している今日、誰もが避けて通れない介護、認知症などの問題。医学・医療がさらに進んでこの認知症を治すことが出来ればと願うとともに、後期高齢者医療制度のように高齢者差別の冷たい政治ではなく、長寿を本当に喜べる、安心して高齢期をむかえられる社会となるよう、まさに政治が責任を果たさなければならないと、強く思いました。

ブログ記事から

2008年05月10日 | 市議会
 送信されてきたファックスの関係もあって「ふくおひろし」氏の「辛口・政治評論」というホームページ・ブログを見ると、ふくお氏が長年にわたって応援し、指導してきた市議の記事が「市民派の市議に辞職勧告」の題で、詳細に掲載されています。
 5月9日付のブログでは、今度は「政党に還流した政務調査費」と題して、日本共産党玉野市議団の政務調査費の議会報告を問題にしています。議会報告の「民主玉野」は、「市政ニュース」として日本共産党玉野市議団が発行し、その印刷費の領収書の宛先は当然、日本共産党玉野市議団であります。「民主玉野」には党市議会議員の名前と電話連絡先を大きく記載し、年4回、定例議会を中心にした議会報告を発行していることは市民周知のことです。ふくお氏は、「発行主体は『日本共産党玉野市委員会』とある」と勝手に思い込んでいるようですが、調べれば直ぐに分かることです。
 以前にも、当該「市民派市議」の一方的な話しを聴いて、共産党玉野市議団への批判文を、その市議の発行するニユースに掲載したことがありました。私はその時、ふくお氏に電話をして、関東の遠隔地から個人や団体の批判記事を書く際には関係者など両方の意見を聞いて、よく調査をして書くべきではないか、という意味の話しをして、ふくお氏を批判したことがありました。今回も同様です。事実関係をよく調査もせず、勝手に書き込んでいる個人のブログ記事ですから、この程度でとどめたいと思います。
 

「市民派の市議に辞職勧告」のファックス

2008年05月10日 | 市議会
 5月6日(火)に、「ふくお ひろし」氏の「辛口・政治評論」と「領収書改ざんと収支報告書の虚偽記載の経緯」などと書かれた十数枚のファックスが突然に我が家に送信されてきました。その内容は、ふくお ひろし氏が長年、議会活動に助言、指導してきた「市民派の玉野市議」が、「政務調査費の領収書を改ざんし、収支報告書に虚偽事項を記載して議長に提出した違法行為が分かった」ので、これを公表し、辞職を勧告した、という内容のものです。同様のファックスがマスコミ関係等へも送信されているようです。ファックスの発信先は定かではありませんが、内容からみて恐らく「ふくお ひろし」氏からの送信であると思われます。事の真相は不明ですが、該当の「市民派市議」の政務調査費については、すでに市民から住民監査請求が出されており、その結果が注目されています。