日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

岡山県・玉野市 日本共産党の前市議会議員 松田達雄の活動ニュース

市民不在で推進する観光・活性化策は失敗のもと

2021年08月25日 | 玉野市政
観光政策は、産業振興策の一つとして正しく位置づけて取り組むことが求められている。

かつてのスペイン村開発の失敗、王子が岳山頂の幽霊ホテルはリゾート開発の失敗の象徴として、

いまも鉄筋コンクリートの残骸をさらしている。

 最近では、CCRC構想のもと「生涯活躍のまち」として、市外からの観光客、来訪者を呼び込むために、

民間企業の観光・健康開発ビジネス推進の計画づくり等に1億円を超える税金を投入するも、

ローカルブランディング・ヘルスケアーサービス開発など、横文字を列挙したこれら開発は、

ほとんど見るべき成果があがっていない。

玉野競輪場には競輪運営を包括委託した民間企業が、8階建ての「選手宿舎兼ホテル」を建設中。

市民アンケートでは多くの市民は「ホテル建設は採算・維持は難しいので反対」が多数である。

そして、渋川海岸は今年4月から従来の夏シーズンの駐車場有料化から、通年での駐車場有料化を強行した。

駐車場の料金の一部を渋川地区の活性化、魅力アップに活用するためと、東京に本社のある

投資会社等を指定管理者として、これら市外企業に儲けを提供しながら通年有料化に踏み切っている。

しかし、多くの市民に親しまれてきた素晴らしい渋川海岸。たとえ1時間100円の駐車料金であっても、

1年を通じて楽しむうえで、1年を通じて駐車場有料化では、おそらく市民や県民の足は遠のくものと思う。

観光政策とは、まず、地元に住み暮らす市民が、第一級の国立公園の渋川海岸を、

気軽に利用し、駐車場代を気にせず、楽しめてこそ、市外の来訪者にも喜ばれるのではないか。

市民から料金を取り、市外企業に儲けを提供し、来るか来ないかわからない観光客を当て込んで、

市民に負担を押しつけるなど、まさに、本末転倒の愚策であると言わざるを得ない。

地元企業の振興、企業誘致など本来の産業振興政策がうまく進んでいない中で、

観光政策に偏ったこのような市政は、かつての失敗を再度繰り返すことになるものと考える。


雨降り止まず、9月議会へ

2021年08月20日 | 玉野市政
雨が降り続いている。各地で土砂災害、河川の氾濫などで大きな被害が発生している。

8月、この時期の長期の大雨、まさに異常気象では・・・。

パンディミック・コロナ対策とともに、温暖化ストップは命を守るための喫緊の最優先課題である。

 来週から常任委員会が開催され、9月2日(木)から9月議会が開かれる。

当面の日程は

 8月25日(水) 午前10時より 総務文教委員会

 8月26日(木) 午前10時より 議会運営委員会 9月定例議会に向けた運営協議

 8月30日(月) 午後1時より 議会改革特別委員会

 8月31日(火) 午後1時より 厚生委員会

 9月定例市議会の日程予定

 9月2日(木) 10時開会 議案提案など

 9月7日~10日(金)、13日(月)まで一般質問

 9月14日(火)~15日(水) 各常任委員会の開催 議案審査など

 9月21日(火) 午前10時より 本会議 質疑、討論、議案採決など

新型コロナ感染爆発、救える命が救えなくなる━医療崩壊へ

2021年08月13日 | 政治 経済
 新型コロナウイルス感染症の第5波の感染拡大が爆発的に広がっている。国内の感染者数は8月12日に新たに1万8,888人確認され、過去最多を更新している。東京都のモリタリング会議は、「制御不能な状況、災害レベルの非常事態」と指摘し、「自分の身は自分で守る感染防止のための行動が必要な段階」と呼びかけている。13日付の毎日新聞は「都医療体制『機能不全』」との見出しで、「重症者初の200人超え」を報じ、医療崩壊に陥っている深刻な状況を報道している。
 岡山県でも8月12日、新たに217人が新型コロナウイルスに感染し、1日当たりの感染者は初の200人超えで過去最多となった。8月4日夜から岡山市の飲食店等に「時短要請」、倉敷市にも14日から時短要請を拡大することになった。
 緊急事態宣言発令の中でオリンピック開催を強行したことが、人心の感染への危機意識を緩める方向に働き、結果として感染急拡大につながった。菅首相は「安全安心な五輪」を強調したが、大会関係者の感染者数は400人を超え、東京都など緊急事態宣言が出ている都府県で感染が急拡大している。
 「救える命が救えなくなる」(12日、政府の有識者会議 尾身茂会長の発言)。 まさに東京都などは医療逼迫の危機的状況に陥っている。菅政権と小池知事の失政、対策の遅れは明らかである。24日から始まる東京パラリンピックも中止せざるを得ないのではないか。
 人口10万人当たり週間新規感染者数では~8月3日、~8月10日までの場合、岡山県は25.45人から35.98人に対して、広島県は14.19人から23.61人となっている。広島県は「大規模抗体調査」を実施し、「抗体検査、PCR検査で無症状感染者を含む感染実態を補足することが有効」であることが、広島大学と広島県の共同調査で科学的に明らかになった。(しんぶん赤旗8月13日付 「焦点・論点」より)。「━広島県では、来県前や、県内の駅や空港などでの無症状者へのPCR検査を提供しており、調査結果が現在の施策につながっています。」(赤旗記事より)
岡山県では、このような取り組みは弱く、自粛要請ばかりが強調されているように思うが、広島県と岡山県のこの違いが、今後の推移にどう影響していくのか、見守り、検証していく必要があると考えている。



無料法律相談のご案内

2021年08月12日 | おしらせ
無料法律相談のご案内

 とき  8月21日(土) 午後1時より【受付:午後1時~2時】

 ところ すこやかセンター(奥玉 2階)

弁護士が相談に応じます(秘密厳守)

なお、当日は日本共産党市議団による市政・生活相談も行っています

 相続、不動産問題、交通事故、多重債務・サラ金、借地借家、労働問題

行政問題など法律に関するご相談はお気軽に。

 受付は先着順となります。受付締切は午後2時までとなりますが、

相談時間は相談者数により3時以降でも行っています。