日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

岡山県・玉野市 日本共産党の前市議会議員 松田達雄の活動ニュース

ゆったりと ゆっくりと

2010年03月26日 | 日記
   我が家の小さな庭に咲く、こぶし、パンジー、バコバ

 やっと雨が止み、朝から快晴の空が見えている。
 この数日、雨が降り続き、活動が思うように進まず、
 停滞気味。
今日は一日動き回れそう。
 桜の蕾もふくらみ、まもなく春爛漫の時を迎える。
 ゆったりと、ゆっくりと時は、私の動きにそって流れる。
 この時の流れを全身にうけて・・・
 少しずつ、一歩でも前へ
 

玉野市議会3月議会─閉会

2010年03月24日 | 市議会
 2月25日から開会された3月議会定例議会は昨日3月23日で閉会した。市長提出議案39件のうち、多選自粛条例案「玉野市長の在任期間に関する条例」の1件を否決し、38件を賛成多数で可決した。議員定数を15名程度に削減を求める「玉野市議会議員削減についての請願」と、定数の現状維持を求める「住民意思を適正に反映し、行政を監視する代表機関にふさわしい議員定数を確保し、市議会の改革を求める請願」の2件は不採択とし、「玉野市議会議場に国旗・市旗の掲揚を求める請願」を採択した。
 委員会提出議案として、現行22名の議員定数を1名削減し、21名とする「玉野市議会議員定数条例の一部を改正する条例案」を全会一致で可決した。
 また、人事案件として、玉野市教員委員会の任命、情報公開不服審査会委員の委嘱について同意し、請願4件を継続審査とした。
 日本共産党市議団は、黒田市政の平成22年度一般会計予算案の市民生活向上、福祉充実の積極的施策を高く評価しつつも、不要不急の事業・施策のさらなる見直しなどを指摘し、介護保険、国民健康保険会計予算など7議案に反対、議場内への国旗掲揚に関する請願1件の採択に反対し、議員定数現状維持と議会改革を求める請願の不採択に反対した。
休会日があるにしても、一般質問、議案質疑で6日間、総務文教常任委員会の審査で5日間、最終日と合わせて12日間。その前後に予算案、議案の審査準備、一般質問の論戦準備など、この3月は、まさに議会準備、議会対応であっという間に過ぎてしまう。十分な議会対策ができたかといえば、反省点も多く、日頃の準備不足を含め、多くの課題と教訓が残された。



模索し、的確なまちづくりの方向性を

2010年03月22日 | 玉野市政
             こぶしの花─

 3月22日(月)春分の日の振替休日、昨日の日曜日は春の嵐、風が強く、午後からのお墓参りも、ゆっくり掃除もできないほど・・・。
 市議会は明日23日に最終日の本会議となる。予算案、各議案の反対討論は日本共産党市議団を代表して今回は井上議員の番である。私は、市当局への議案質疑をしている案件について、幾つか常任委員長に質疑をする予定である。
 平成22年度予算案は、黒田市政の2期目の最初に編成した予算案である。子どもの医療費無料化を中学卒業まで拡大したこと、35人学級を小学校4年まで市独自で拡充したことなど、市民福祉の向上、充実では大きく前進した。この点では、高く評価できるものである。
 私が市議になって19年、三井造船出身の杉本市政、その後を引き継いだ山根市政のもとで、海洋観光都市構想、スペイン村型・観光開発優先のもと、ずいぶんとムダな開発型市政がすすめられてきた。そのため、玉野市のまちづくりは結果として、方向性を見失い、財政悪化を招いてきたのではないか。もちろん、三位一体改革など国からの財政圧迫の影響も大きいが、黒田市政は、前市政からのムダ遣い開発型市政のツケをかかえながらも、財政難のもとで、学校の耐震化対策、子育て支援等を優先し、一定評価できる財政運営をすすめていると思うが・・・。 
 しかし、超高齢社会、少子化・人口減少社会の急速な進行と、格差と貧困の拡大のもとで、いま、市政に何が必要か、どのような「まちづくり」が求められているのか。地方自治体は国の政治動向に大きく左右され、2割から3割自治といわれる市政の限界もある。それでも、市民の目線で市民本位のさらなる行財政改革をすすめつつ、玉野市の今後のまちづくりの方向性を見誤らないよう、見失わないよう、より正しい方向を提言することが日本共産党玉野市議団に求められている。
 交通弱者への新たな公共交通手段の確保策、今後の公共施設整備の検討など、市民参加で協議をする検討会議の立ち上げ方針も理解できる。しかし、行政がもっとスピードアップして、検討会議にその方向性、よりすぐれた施策案を示すことが必要ではないか。 
 かつてスペイン村型開発市政や議員のムダな海外視察などに対して、オール与党賛成議会のもとで、唯一市民の視点から、これに異議をとなえ、暮らし優先の市政への転換を提言してきた、確かな実績をもつ、日本共産党玉野市議団。だからこそ、わが市議団は、模索しながらも、政策学習、調査研究活動を強め、市民こそ主人公の立場で、今後の玉野市の進むべき方向性を、的確に示していくことが、いま特に求められていると思う。

玉野市議会議会運営委員会─議員定数の1削減で21定数に

2010年03月19日 | 市議会
 3月18日午後1時半から開催された玉野市議会・議会運営委員会は、継続審査となっていた「定数15名程度に削減を」求める請願第15号「玉野市議会議員削減についての請願書」と、「現行の議員定数の確保」を求める請願第16号「住民意思を適正に反映し、行政を監視する住民の代表機関にふさわしい議員定数を確保し、市議会の改革を求める請願書」を、いずれも不採択としました。その後、議員定数問題の取り扱いをめぐり、委員会をいったん休憩して調整。委員会再開後、委員長の私から定数1名減を提案、各会派の委員から、それぞれ意見が出され、最終的に全会一致で委員長提案に全員が賛成し、現行議員定数22名を1削減し、来春市議選から定数21名とする方向で、委員会提出議案として3月23日の議会最終日の本会議に提案することに決まりました。
 現行議員定数の維持、1名削減、2名削減を、と各委員の意見が分かれる重要な問題で、調整は難航しましたが、それぞれの会派委員の「苦渋の選択」によって、最終的に議会運営委員会の全員が一致し、委員会として提案するはこびとなりました。


市長の多選自粛条例案─委員会で否決

2010年03月16日 | 日記
         ほぼ満開の庭のこぶしの花

 今日から市内小中学校・幼稚園・保育園の卒業式が始まる。今日は日比中学校、明日17日は日比幼稚園、明後日の18日は第二日比小学校、20日(土)は渋川保育園と続く。

 議会は、今日の午後1時から4日目の総務文教委員会が開かれる。18日は(木)午後1時半から議会運営委員会が開かれ、議員定数削減問題等が協議される。23日(火)が議会最終日となる。
 昨日の総務文教委員会では、市長の多選自粛条例案が審議された。委員会では条例案に反対が3委員、賛成が2委員で否決された。首長の多選・3期12年以上の場合、一定の弊害が生じる可能性は否定できないが、条例でそれを縛る必要はなく、自らがそうあるべきと思うなら、自ら実行すればよいことではないか。善政を行い、市民から圧倒的人気がある首長が、多くの市民から4選を求められた場合、立候補を閉ざすような条例は問題がある。決めるのは主権者、市民であるとの立場から、私は反対を表明した。

こぶしの花が─

2010年03月10日 | 日記
 昨日はこの冬はじめての積雪、山は薄っすらと白く雪景色に変わったが、すぐに雨で解け始めた。3月10日、庭のこぶしの花は、蕾が少しだけピンクの花弁をみせはじめた。
 今日も小雨模様の寒い一日になりそうだ。3月議会の本会議での一般質問、質疑も昨日で終了した。明日からは総務文教委員会での予算案、議案審査となる。
 今日、午後1時半から農業委員会が開かれる。午前中は市民からの相談ごとで一緒に岡山の弁護士事務所に行く。
 

 議会質問

2010年03月03日 | 日記
今日は桃の節句、ひな祭り。8日ごろが啓蟄。季節は早くも移り行き、まもなく春爛漫の季節に。一年中で本当は、いまが一番素敵な季節かもしれない。今朝5時に起きビラ配布、6時過ぎには、もう明るくなりはじめている。

 3月3日(水) 3月議会一般質問の2日目。代表質問が6人、一般質問が10人が予定されている。今回は井上素子議員が代表質問を行う。4日(木)の予定。私は一般質問の最後から2番目で、9日(火)の予定である。質問状況によっては変更となる可能性もある。
 私の質問項目は、①槌ケ原地区のハローズ等大型店開発計画について。②高齢者福祉施策について、の2つのテーマである。質問時間は答弁時間を除いて一人40分間である。代表質問は一人60分間。この質問、論戦によって、市民に問題点を明らかにし、解決策、改善策を提言していくこと・・・。
 大型店開発問題では、3日付山陽新聞玉野版に「槌ケ原の大型商業施設計画─縮小、見直し求める」の見出しで、玉野市商店団体連合会が3月1日に大型商業施設建設計画の縮小、見直しを求める要望書と4451人分の署名を市長に提出した記事が掲載されている。
 まさに問題点の一つは、この大型店開発により、市がこれまで支援してきた地元中小商店・商店街の市民をいっそう苦境に追い込むことになること。
 二つは、開発により最も影響を受ける隣接町内会住民の「積極的な協力」が得られていないこと。計画の賛否をめぐって地域に一定の混乱が生じており、早期に収拾、解決する必要があること。
 三つに、住民の代表機関である市議会本会議での発言、答弁、議会説明に責任をもち、市開発条例の運用を適正なものに見直し、改善する必要があること。
 四つに、高齢社会のもと、ライフエリアで「地元地域に歩いて買い物ができる商店を」の住民の声に応えるための施策とともに、地域中小商店・商店街をつぶしていくことにつながりかねない、これ以上の大型店はいらないこと。「高齢者等の足を確保する」ための新たな交通手段の構築などが、いま、「まちづくり」として求められている。
 五つに、当該槌ケ原地区の耕作放棄地をはじめ、荒廃した農地の再利用、再開発を、本格的にバランスのとりたかたちで推進すること、などの視点から論戦する予定である。