日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

岡山県・玉野市 日本共産党の前市議会議員 松田達雄の活動ニュース

王子ケ岳山頂から

2014年03月27日 | 日記


王子ケ岳山頂パークセンター横から飛び立つパラグライダー


パークセンターから見た、瀬戸大橋と竪場島(たてばしま)、形がクジラに似ているので、くじら島とも呼ばれている


大槌島と高松方面の景色


先日、天気も良かったので久しぶりに王子ケ岳に車で登った。

玉野市が業者に委託管理するパークセンターでコーヒーを飲み、瀬戸内の海の素晴らしさを堪能した。

瀬戸内国際芸術祭などで直島、宇野港が注目されているが、本当の瀬戸内海の美しさを実感しようと思うなら

ここ王子ケ岳に登らなければ・・・。

今年は、瀬戸内海国立公園指定80周年記念となるらしい。

私は鷲羽山よりも王子ケ岳山頂からの景観の方が、より素晴らしいと思っているが、

玉野市として、この王子ケ岳で何もイベントを考えていないとしたら、

観光政策の課題がここにあるのでは━



 3月24日(月)に3月議会が閉会された。最終日は一般会計予算など10議案に反対する討論を行い、

市長から任命される教育委員1人の議会同意に係る質疑と、同意に反対の討論を行った。

今議会でも多くの課題や問題が残され、さらに、調査しなければならないことも数多くあった。

疑問点があり、また、問題意識をもっている以上、曖昧にすることなく、現場調査を優先し、

問題を明らかにし、理解を深めなければならないが、先送りされているのが現状である。

議員活動とは、調査し、学び続け、理解し、その問題を、わかりやすく、早く多くの市民に知らせることだろう。


玉野市・3月議会厚生委員会の審査終わる

2014年03月20日 | 市議会
昨日、3月19日で厚生委員会の3月議会上程の予算案などの議案審査と協議報告事項の審議は終了した。

一般質問が終了した3月12日(水)の翌日13日は一日委員会、14日(金)は午前中幼稚園卒業式のため午後1時~5時まで、

17日(月)は一日委員会審査、18日と19日は小中学校の卒業式のため、午後1時半から委員会開催。

3日と半日間の厚生委員会での審査であった。

様々な課題や問題点が明らかになり、議員の側から多くの意見、要望が出された。

昨日は、市民病院の審査で事業管理者への給与に関し、副市長や教育長らの特別職に適用している給与10%削減カットの

条例改正案は、反対4委員、賛成1委員、1人退席での賛否が表明され否決された。

医師確保のためにも、他の特別職と同様の10%カットは認められない、という理由である。

厚生委員会の所管する議案は、介護保険・高齢者福祉、国保、市民病院、後期高齢者医療、保育・子育て支援、

障害福祉、健康増進・予防検診、住民戸籍、霊園墓地など市民生活に直接関わるものが多い。

今後も、いっそう内容を深く検討し、より良い施策・事業となるよう調査が必要である。

今日20日は議会雲影委員会が午前10時より開催され、議員定数問題等が審議される。

瀬戸内を渡る風に

2014年03月08日 | 日記

こぶしの蕾





3月16日(日)、朝が明けるのがずいぶん早くなった。間もなく春分、昼と夜の長さが等しくなる。

庭のこぶしの木も、やっと蕾がふくらみ、先の方が少しだけピンクに染まり始めている。

3月議会も明日17日から引き続き、厚生委員会が開かれる。18日、19日と中学・小学校卒業式が午前中にあるため、

午後から委員会開催となる。

19日(水)まで開かれる予定である。20日(木)は議会運営委員会が開かれ、議員定数問題が議論される。

24日(月)が議会最終日となる。

国会では、安倍首相は消費税増税、集団的自衛権行使の容認への解釈改憲、

教育再生の名による権力介入を拡大する教育委員会改悪、

医療・介護など社会保障切り捨て━

平和と暮らしを壊す悪政が推し進められようとしている。

いま、この安倍内閣の暴走を、早く多くの人に知らせ、大きな世論と運動を起こさなければ・・・









「玉野市一般廃棄物処理計画(案)」への意見

2014年03月08日 | 玉野市政
「玉野市一般廃棄物処理計画(案)」に対するパブリックコメントが2月10日から24日まで実施された。

 市議会の産業建設委員会の所管であるため、議員として私が正式に意見を述べるには一般質問で取り上げる方法はある。

しかし、一般質問も発言時間の制約があるため、計画案への意見としてパブリックコメントで文書により意見表明することも一つの方法である。

今回も、パブリックコメントに対して以下のような意見を2月21日付で提出した。
            

①玉野市では平成12年9月に「玉野市一般廃棄物基本計画」を策定していますが、前計画の達成状況や、前計画に係る現状への評価などが計画案にはふれられていません。前計画を踏まえて、新たな計画に生かすことが求められます。前計画の達成状況等を記載すべきと考えます。なぜ記載されないのか、また、前計画の達成状況はどのようになっているのか、お示し下さい。

②玉野市の減量化目標では、「家庭系ごみ排出量」の減量化目標は示されていますが、事業系ごみ排出量の削減目標が示されていません。事業系ごみ排出量の割合は低いとはいえ、約20%を占めます。P48に示す「循環型社会形成推進基本計画」の減量化目標として「事業系ごみ排出量を約35%削減」が掲げられています。なぜ、計画案に事業系ごみの目標を示されないのか、その理由についてお示し下さい。また、目標を掲げるよう強く求めますが、いかがでしょうか。「事業系ごみ」の削減目標がない計画は、家庭系ごみを含めた「ごみ減量化」への取り組む姿勢が極めて弱いことを表していると言わなければなりません。

③平成35年目標年度に向けた減量化・資源化等の目標数値は掲げられています。これを達成するためには、その中間年にあたる、5年後の数値目標を掲げ、取り組む必要があると思います。5年後の目標数値を掲げることで、10年後の目標へ、より接近できるものと考えます。なぜ、かかげないのでしょうか、その理由をについて、中間点の目標数値の記載を求めますが、いかかでしょうか。

④P51以降の排出抑制・資源化など目標達成に向けた計画案は、どれも一般的な記述であり、どこの市においても共通する抽象的な内容のものです。削減目標の達成に向けて、具体的に何を、どのようにして、どの程度削減するのか。再資源化するのかなどの、具体的な減量化・資源化等の方策をもう少し、踏み込んで示す必要があります。実績値に対して目標達成のための具体的方策がほとんど示されていません。なぜ、示されないのでしょうか?

⑤P71に、「ごみ処理有料化の検討」の項があり、「市民や事業者がごみ排出時に処理費用を意識することにより」とあります。市民が処理費用を意識することは重要だからこそ、計画案にごみ処理費用についても、もう少し、詳細に記述する必要があります。市民の協力・排出抑制、分別等によって、処理経費がどの程度削減できるのか。ごみの減量化等とともに、ごみ処理経費の削減への方策についても、示すべきではないでしょうか。計画案をみる限り、「ごみ処理有料化の検討」以前に、本市の取り組みの遅れを早急に改善し、もっと問題意識を高め、「広報たまの」等で毎年の実績値や課題を明らかにし、本格的な取り組みを展開すべきと思いますが、p6に掲げる進捗状況を毎年、広報たまの等に掲載されるのでしょうか。現状の遅れた取り組みので、市民に負担を強いる「有料化の検討」は安易すぎと考えます。少なくともごみ排出量等の数値を全国・県の平均以下に改善し、処理費用についても、さらに削減することが最優先課題と考えます。「ごみ処理有料化の検討」項目は削除し、最優先課題の達成等を記述するよう求めます。

⑥p38に国・県との比較、p39に類似団体との比較が掲載されています。人口1人当たりごみ排出量は多く、資源化率は低く、最終処分される割合も大幅に高い数値が示されています。「より一層ごみ減量化を進めるとともに、分別収集の徹底やごみ資源化策の強化が必要」と記載していますが、玉野市の現状数値の全国的な順位と、悪化の原因、それへの具体的な対策なども明確に示されていないと思います。玉野市の全国都市の順位、原因と対策をもう少しわかりやすく記述するよう求めます。