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玉野市環境基本計画(案)等への意見

2012年01月22日 | 玉野市政
 私が行ったパブリックコメントへの意見は次の通りである。

玉野市環境基本計画(案)への意見

① 第3章 施策の展開のうち、3.施策内容について
 「大気環境の保全」 現状と課題の項について

1.前環境基本計画には記載されていた「健康被害の救済・予防について」の項が省かれている点は見直すこと。公害健康被害の認定を受け、医療の現物給付、補償給付が継続されている場合は、この点を記載する必要があると考える。

2.また、前計画に記載されていた「大気汚染の影響による健康被害を予防し、地域住民の健康の確保を図るために、健康相談、健康診査、大気浄化植樹助成等の事業」についても、明記すべきである。

3.学校保健統計調査による小中学校の子どもたちの「ぜんそく罹患率」が国・県平均や他市に比べて高い数値にあり、この面からも「現状と課題」における記述は、この十数年で言えば、「二酸化硫黄などの測定結果もほぼ横ばいで推移していますが」などとの前計画と同程度の記述が適当である。

4.大気汚染防止法に基づく「有害大気汚染物質」についての記載がなく、本市の場合は例えば「ヒ素及びその化合物」の日比市民センターにおける測定では、全国測定地点で最悪の数値であるが、こうした有害大気汚染物質等の課題についても、新たな課題として記載するよう見直しを求める。

5.また、PRTR法に関する記述もなく、「大気環境の保全」としては旧態依然の記載であり、改善、見直しを求める。

6.前計画では直島エコタウン事業等の県際における大気汚染防止、岡山県、香川県、直島町等広域的な連携も具体的に記載されていたが、今回は「広域的な連携」のなかで「周辺地域との積極的な連携を図る」と簡潔に記述しているだけである。また、前計画では「優先的・重点的に実施すべき施策」の項に「大気保全のための広域的連携」が詳細に記述されていたが、今回では、「重点プロジェクト」に位置づけられていない。この点は重大であり、玉野市の場合は、大気保全は重点プロジェクトとして位置づけるべきである。見直し改善を求める。
 

②「水環境の保全」の項について
 現状と課題において、「瀬戸内海全体のCODは削減されておりますが、本市の海域では、環境基準を前後する状況です。」とあるが、資料編には具体的にはどの程度なのかを明記し、「汚れの原因といわれる生活排水」だけでなく、主要工場等の排水への監視体制や測定結果等についても簡潔に記述すべきと考える。また、(有害物質等を含む排水は、適正に処理しましょう)の事業者の取組みの検証が求められるので、この点の記述が必要である。

③地球にやさしい低炭素社会の構築の項では、18ページ
市全体の温室効果ガス排出量の削減目標について、平成20年度と平成33年度の削減数値を掲げているが、現状値の算出根拠は資料等で示されるのか。また、具体的な削減目標数値の具体的根拠、工程の明記が必要と考えるが、資料等で示されるのか。一定の根拠が必要である。

④「資源がまわる循環射社会の構築」の項では 23ページ
 一般廃棄物の総排出量について、事業系ごみ等を明確に位置づけ、その削減目標を明記することが必要。一般市民の家庭ごみと、事業系ごみは、それぞれ分けて、削減目標等、対策を記述するよう見直しを求める。


玉野市観光振興計画案への意見

①「玉野市の観光まちづくりを牽引する3つのリーディングプロジェクト」14ページにおいて、
 「ののちゃんを地域ブラントに活用する」とあるが、ののちゃんに特化した取り組みでなく、有名漫画家の一条ゆかり氏をはじめ、玉野市出身の有名人へのアプローチが必要であり、このような特定の方のみに特化したイメージキャラクター・地域ブランド化による観光政策・まちづくりは今後に大きな課題を残すことになるのではないか。もっと市民的な議論が必要であり、慎重な対応が求められる。一定の修正、見直しを求める。

②深山イギリス庭園については、維持管理費と入場者数に課題があり、維持管理費など経費削減が求められる。よって、イギリス庭園の費用対効果からみても、イギリス庭園の記述は削除すべきである。

③観光振興は市全体からみれば産業振興策の一つであり、観光政策が市の活性化をリードすることは考えられない。本市は、かつて「観光海洋都市」づくり、スペイン村等の観光開発中心のまちづくりが推進されたが、そのほとんどが失敗し、王子が岳山頂には幽霊ホテルが無残な姿を晒している。
 観光振興計画はあるが、地域産業振興または中小企業振興計画はない。この点では本市の場合、地域経済振興にかかわる計画を持たず、観光振興を重視しても、市民的には合意は得られないと考える。観光振興計画自体を否定するものではないが、戦略的な地域経済振興や中小企業振興計画をもたない本市の対応には問題がある。この点では最小の経費で最大の効果をあげるよう、費用対効果を考慮し、観光政策の見直しを求める。同時に地域経済・中小企業振興計画の策定を強く要望する。





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市民へのパブリックコメントは━

2012年01月22日 | 玉野市政
 1月20日で玉野市の環境基本計画(案)と観光振興計画(案)、総合計画後期基本計画(案)のパブリツクコメントが締め切られた。中心市街地活性化計画(案)は、内閣府への計画申請のため、1月13日締め切りであった。
 この中心市街地活性化計画は私の所属する総務文教委員会の所管であるため、議員として委員会で問題点などを発言し、意見を述べることができた。
 しかし、環境基本計画と観光振興計画は産業建設委員会所管であり、素案が示されたのは、確か12月議会一般質問終了後であったため、意見を述べる機会がない。2月14日に予定されている議会全員協議会は、その中心が後期基本計画(案)について議会での協議、議員の意見聴取の場と設定されている。そのため、敢えて問題点などを指摘し、意見を言うためには3月定例議会の一般質問で取り上げるか、議員全員協議会の場で、基本計画案の意見が出つくした終盤頃に述べるしか方法がない。

 おかしなことだが、私は一市民として、環境基本計画と観光振興計画に1月20日にパブリックコメントを行った。
 市政運営の今後の方向性を定める基本的な、これら計画について、市民へのパブリックコメントをする前に、議員全員が意見を述べ、十分な議論を行い、議会の意見を踏まえ修正、見直しなどを行った後に、市当局と議会の、つまり市政の責任で計画案を市民に示し、パブリックコメントを募集すべきではないかと考えている。所管委員会所属議員だけの意見で良とすることは、議会運営上も問題があると思う。いま、議会改革特別委員会で議会改革を協議し、議会の活性化が問われているだけに、議会が全員協議会を開催し、議員全員で議論し、より良いものに仕上げて市民へのハブリックコメントを募集するよう今後改善する必要があるだろう。
 そして、市民の意見を踏まえ、再度、議会でも検討し、計画決定することが求められる。
 他市では5年~10年間のこれら計画を議会の議決事項としている議会も一部にはあるようだが、市民との「協働のまちづくり」を標榜するならば、まず、住民代表の機関である議会での十分な協議を抜きにして成り立たないだろう。

 20日締め切りまでに、どれほどの意見が寄せられたか? パブリツクコメントのあり方も大きく改善する必要があるだろう。
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きょう1月8日

2012年01月07日 | 日記
二十四節気は1月5日から小寒。21日ごろから大寒に入り、2月5日の立春ごろまで、1年で最も寒い時期を迎えた。
 朝7時から30分ほど、向日比港周辺を歩く。東の空は明るく雲一つない瀬戸内の朝である。西には瀬戸大橋が一望に見え、坂出のコンビナートからは白煙があがっている。少し耳が痛く、素手を擦りながらのウォーキングである。
 

 今日は9時半から出初式、その後、マリンホテルで成人式、午後から会議が続く。

 

 
 
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2012年の年明けに

2012年01月01日 | 玉野市政


  3.11大震災と原発事故、玉野市では300戸を超す床上浸水被害など、自然災害の恐ろしさ見せつけられた。同時に原発の「安全神話」が瓦解し、「こんな危険な原発はいらない」ことを多くの人々は感じとった。今も平和で平穏な暮らしに戻れない東北地方の多くの方々が、2012年の新しい年を迎えている。

 今年が、希望のもてる年となるよう
 時代を突き抜ける新しい風が
 村に、町に、そして、この国に広がり、
 誰もが輝く峠への道に向かって
 歩み続けられるよう━

 31日に「越後の山茶花」の木を買ってきて、狭い庭のあまり日の当たらない場所に植えた。
いまも、白い小さなつぼみが一つ、咲き始めている。

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