市民の声を聞かない市政運営

2月7日(土)午後3時～5時より、文化センター第1研修室にて「市民病院に関する説明会」が開催されることが、広報「たまの」に掲載された。
12月22日の12月議会最終日に突然、追加議案が提出され玉野市民病院への指定管理者制度導入の議案が賛成多数で可決された。
この「玉野市民病院の公設民営化に係る基本方針(案)」に対するパブリツクコメントは、1月9日から22日まで実施された。

　すべては議案を可決し、市の方針・政策変更の決定後に市民へのパブリツクコメントと市民説明会を実施するなど、まさに市民不在の市政運営である。
寄せられたパブリツクコメントは民営化に反対する意見がほとんどであるが、市と病院当局は、このコメントにどう応えようというのか。
「形だけのパブリックコメントを行う意味は、<手続きを踏みました>というアリバイ作りだけ」と当たり前のコメントが寄せられています。

　市民病院の説明会も、すでに指定管理者募集も、1月26日から2月20日まで行われており、当局の都合の良い説明ばかり行う、これも「アリバイ作り」と批判されても当然である。本来なら、議案議決の前に市民の意向を聞き、説明会を実施するのが、「市民が主役」の市政であるはず。

　こんなに逆立ちした市民そっちのけの市政運営は、あまり例がないだろう。議案可決に賛同した議会の責任がきびしく問われることになる。日本共産党市議団は、こうした市民無視の市政運営は許されない、と反対を貫いた。

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　と　き　　2月21日(土)　受付午後1時～2時

　ところ　　サンライフ玉野(宇野・文化センター前/2階和室)


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