新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

スタバで一息・・・

2014年11月08日 | 健康・病気


気がつけば木々は秋の気配まっただ中・・・、もう11月でした。ここは大学病院の中のスタバのテラス。毎日通るところなのにこんなテラス席すら目に入りませんでした。7か月の孫娘の退院が近くなりやーっと一息ついたところです。

孫娘の熱が続き小児科で受けた血液検査でまだ2種類しか反応が出ていないが川崎病の疑いがあるので、これ以上続くときは夜でも救急センターへ行くように指示されていました。数日後の夜中に解熱剤でも熱が下がらずに救急センターに駆け付けた時は、川崎病の疑いありと大学病院を紹介され、娘は入院の準備もして大学病院へ。
私がかけつけた時は、点滴の針を刺した小さな左手は肘から下を包帯でグルグル巻きにされて痛々しい限り。熱の為かいつもはニッコリ笑う表情も全く無し・・・。高い柵のあるベッドに母親と二人座っていました。

小児科病棟では、まだ授乳中でもあるし母親の付き添いが認められていますが、点滴の管に常に注意をしていなくてはならず、おむつ交換ごとに尿の重さを量り、時には30分おきに看護師さんが検温や点滴の具合を確かめに来て、夜もゆっくり休めずにとうとうダウン。看護師さんの勧めで外来受診し母親も点滴ホルダーを押して戻ってきました。1畳ほどの高い柵のベッドに母子でのた打ち回っていました・・・。

大人と違って点滴が1時間に10mlの速度ではなかなか減りません。3日ほどで点滴は外れたものの、次の血液検査でまだ白血球値が少し高いという事で再度点滴へ・・・。今度も3日間で外れて、すっかり元気になった孫娘はベッドの中を這いまわりおもちゃで遊ぶほどになりにっこり表情が看護師さんを喜ばせました。2度目の検査でやっと退院のOKが出たときは2週間が経っていました。

退院の日、医長回診があり「僕が若かった30数年前は熱が下がるのに40日かかりました」と言われ、確かに私の子育て時代は川崎病は恐れられていた病気でした。入院している子供の中には川崎病もかなりいます。病院側も川崎病に対してあわてる風もなく淡々と進む治療が母親である娘の心を軽くしてくれたようです。医学の進歩を今更ながら確認したものです。

母親の付き添いは許されていても、病院食は出ずにレストランか院内のコンビニ利用では、泣く赤ん坊を置いてはベッドを外れることも出来ません。身体にいい食事を作って運び、娘のお風呂の時間には泣く孫をあやし、更には留守宅の世話もあり・・・、と夫も私も毎日大奮闘の入院サポートでした。

ガラス張りの新館は3年前に建ったばかりで、最近の大学病院の規模と設備にビックリしました。地下鉄乗り入れでアクセスもよくまさに白い巨塔です。

こんなわけでブログのことも忘れていました。気がつけばひと月ほども更新していなかったのですね~・・・。

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