新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

通称「ハンカチの木」

2012年06月17日 | ガーデニング

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真っ白い花弁状のものがハンカチに見えるので通称「ハンカチの木」と呼ばれていますが、本当の名は「コンロンカ」です。

白く見えるのはガクが変化したもので4センチぐらい。真ん中に黄色い小さな花が咲きます。常緑低木で日本南部~台湾の原産とか。でも園芸店では「ハンカチの木」で売り出していました。

本当のハンカチの木は20mにもなり、やはり同じように「白いハンカチ」をたくさんぶら下げるそうですが、こちらは2枚のが異常に大きく発達したものとか。落葉高木。だからコンロンカとは全く違うものなのです。

コンロンカは寒さを嫌うので鉢植えにして冬場は玄関内に取り入れていました。初めての越冬だったので心配しましたが、春先になりめきめき元気になってこの通りに美しい「清潔な白いハンカチ」になりました。9月いっぱいまでハンカチが楽しめそうです。「コンロンカ」の名前より「ハンカチの木」で売ったほうが人の心にインパクトを与えます。

Cimg7253これが昨年の買ったばかりの時の大きさです。

花後の枝の切り詰め方がわからなかったので、今年はちょっとまとまりの付かない形になりました。


 

 ♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪  菩提樹   :;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪

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福岡市の筥崎宮参道沿いに、千利休が秀吉を招いて茶会を開いたという恵光院(えこういん)があります。そのそばに樹齢200年という菩提樹があり、淡黄色の花が今見ごろです。 葉っぱの真ん中から不安定に花が突き出ているのが奇妙な感じを受けます。どうも苞から出ているようです。香りがちょうどお線香の匂いで神聖な気持ちにしてくれます。

釈迦がその下で悟りを開いたという木は、インドボダイジュ(クワ科)         日本によくあるのがこのボダイジュ(シナノキ科)        シューベルトの歌曲にある「ボダイジュ」はセイヨウボダイジュ。別名リンデンバームで楽器や木彫に使われるとか。

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